May 19, 2009

停電

5c12119e.jpg日曜日の話。

知人の誕生日を祝う為に夜から出掛けることに。


地元駅のホームから目的の駅まで向かう間、謎の紳士との会話にひたすら付き合う羽目になる(苦笑)
最初は乗り換えについて訊ねられただけなのに、その後も何故か話を切ってくれず、東海道線の話が遂には岡本太郎の話まで飛躍…。
自称画家というその紳士はおそらく酒に酔っていたのだろうが、わたしが不審がっているのは伝わったらしく、わざわざスケッチブックまで見せてあれこれ説明していた。
プロか否かはさておき絵描きというのは本当らしい。
しかし、周囲にもっと当たりの良さそうな人間も沢山居たろうに、敢えて金髪×サングラス×「柄の悪いホストのような格好」と知人に言われるあの日のわたしに話し掛けるとは…強者だ(笑)


紳士に別れを告げ、駅で連れと落ち合う。
目当ての店が閉店していたので、仕方無くふと目についた居酒屋に入る。
まだ9時だというのに客が一人も居なく、注文した料理もほぼ半分品切れ。
大丈夫か、この店?(苦笑)
魚料理を売りにしている割に鮪の刺身は嫌がられせかと思う程スジだらけ。メインじゃないか鮪、しっかりしてくれ。
しかし、こんなことで驚いてはいけない。極めつけは食後…
一服しながら談笑していると……


―――プツッ

なんといきなり停電。
これには怒りや驚きを通り越してしまい、笑うしかなかった。
誰も居ない暗い居酒屋に取り残される、なかなか貴重だ(笑)
従業員達の必死の復旧作業も虚しく、30分経っても40分経っても照明はおろかレジまでが全て停止状態で帰るに帰れない。
お詫びにと瓶ビールが運ばれてくる。

そして明らかになる停電の理由…
建物下にて「何者かの立ちションによる漏電」だそうだ(苦笑)
そんなこと有り得るのか?全く、迷惑にも程がある。

結局、いつまで待っても復旧しそうに無いので電卓で会計をしてもらい店を出ることに。
屋外のネオンがやたら眩しく感じた(笑)

連れにとっては嫌でも記憶に残る誕生日になったことだろう。


◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 09:37│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by 琴佳   May 20, 2009 03:16
なんだか、スゴイおもしろい体験をされましたね!
4コマ漫画になりそう。
思わず笑ってしまいました(ごめんなさい!!!)
でも、せっかくのお誕生日祝いが・・・残念でしたね。
でも、逆に忘れられない思い出になってヨカッタかも(?)
2. Posted by Lully   May 21, 2009 00:38
琴佳さん

先日はお疲れ様でございました。
笑うしかないですよね…ネタとしては最高かと思いましたが(苦笑)
とりあえず良い記念になったかなと。

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