April 21, 2010

観賞

0f5ccb48.jpg昼頃に目覚めると、喉が腫れてしまってまるで声が出なくなっていた。
外からでも分かるくらいの腫れが、一瞬喉仏に見えて焦った(苦笑)
薬を飲んだり、スプレーしたり、冷やしたり…で、何とか治めて(抑えて)外出。


「オルタナティブ・ゴシック展」を観に、銀座ヴァニラ画廊へ。
安蘭さんがいらっしゃったので、ちょっとお話。
ヴァニラ画廊というと、何やら毒々しい雰囲気の絵を飾っているイメージなのだけど、今回の展示は割りと綺麗系というか観易かった。直接的なエログロが少なかったからかもしれん。
とは言っても、一般的な視点からすればやはりアングラの部類なのだろうが。感性がずれてきているのだろうかな(苦笑)


その後、有楽町まで歩いて雪組の「ソルフェリーノの夜明け/Carnevale〜睡夢」を観劇。
同じ回に舞風りらが来ていたらしく、アドリブでいじられていた。

芝居の主題歌がしつこ過ぎて、暫く頭から離れなさそう(苦笑)
だいぶ役者に救われた感はあったが、思惑通りわたしはボロ泣きだったよ。
将軍が銃殺刑になった辺りからウルウル、ベタだけどああいう設定好き(笑)
戦争モノの映画は大嫌いだけど、舞台で観るぶんには大丈夫らしい。
いや、戦争というよりは一揆とか革命とか「名も無き者達が大事を起こす」というような暑苦しい程の正義感や人情味が意外と好きだったりする。夢も希望も無い残酷なだけの話は駄目だ。
…しかし、あのプロローグは必要だったのだろうか?華が欲しかったのかな(笑)

ショウはヴェネツィアの謝肉祭をイメージしたもの、楽しげな中にも何処かノスタルジックな香り。
運河の場面の紫の照明がとても幻想的。トップ2人のダンス、未来さんの唄う「星は光りぬ」の力強くも切ない旋律にも非常に良く合っていて素敵なSceneだった。
彩吹退団演出のようなものも若干あり。こうして見ると、2番手のまま辞めてしまうのはやはり惜しい人だな。仕方ないのだろうが。


雨のなか帰宅。
薬が切れてまた声が大変なことに…
暫く引き込もって休むとしよう。来週からまた立て続けに観劇予定もあるし。


◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 05:48│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by Mimetto   April 21, 2010 20:13
おお!
あそこの画廊はこんなさわやかなやつも飾ってるんですか!知りませんでした。

私の勝手な思い込みで、いつも想像を絶するバイオレンスやエロティックなのしか置かないものなのだとばかり思っておりました(笑)
2. Posted by Lully   April 22, 2010 09:36
Mimetto様
ヴァニラ画廊も企画によって色々でしょうが、基本的にやはりクセのある絵を置いているのだと思います。

*因みに、
こんなさわやかな〜って……
画像は展示されていた絵じゃなく芝居のポスターですよ(笑)

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