躰がひどく痛かった為に、買い物中にふと目についたマッサージ店に入る。
表に出ていた看板に、18時迄は施術料が割引と書いてあり…そんなタイムセールの様に扱う店で大丈夫か？とも思ったけれど、ならばお試し気分でと(笑)


スナックやらフィリピンパブが入った雑居ビルのエレベーターを昇る。
扉を開けると、マンションの一室のような狭苦しい部屋にナマ脚×ショートパンツのいやに若い外国人女性(おそらく韓国人)が一人きり。
あ、怪しい…！

マッサージ店にも色々な種類があるからね(苦笑)、店間違えたかなと。
しかしお姉さんは普通に接客してくるし(しかも凄く可愛い)、壁にもパンフレットにも「当店では性的なマッサージは行っておりません」と書いてあるが…普通わざわざそんなこと表記するか？余計に怪しい！

とか何とか思いつつ、整体60分コースを注文(結局)。


部屋はカーテンで囲んだようなものでなくしっかり壁で区切られた個室。
入るなり「ズボンは脱いで下さいね♪(片言)」と。
一瞬焦るものの、ボンテージパンツだったからな、やりづらいんだろうと言うことを聞く。
施術着があるのか？と訊くと、着替えは置いていないと返される。

…あぁ、そう。

アロマオイルなんかも置かれていたので、オイルマッサージが主なら服は要らないし等と無理矢理納得してみるが、やはり若干の疑惑は残る。
わたしの身に…いや、それはまだしも財布の中身抜かれたりとかしないかな？(汗)


だがまぁ、ひとまず施術開始、と。
こ、これは……っ！



結構痛い！(苦笑)

先程の可愛いお姉さんの細腕からは想像もつかないほどの力強さ。
わたしが凝っているからか、同じ個所を何度もグリグリ攻撃してくる訳、これが韓国式？…いや、やはり無免許だろう(苦笑)

「力痛い？」「ダイジョブー？」とかなんとか一応訊いてくる訳だ。
おい、だんだんタメ語か？
痛いですと言ったら何故かクスクス笑われて苛ついた(怒)


程良い力加減にされたところで、少しウトウトし始める。

すると…ん？
柔らかくひんやりとした何かが手や顔に触れてくる心地良い感触。

はっ！
お姉さんの太股(ナマ)！
…これには流石に動揺した。
動揺を隠しつつ施術終了。


なんとなく凝りはほぐれた、ような？
わたしも財布も無事ではあったけれど、色々とスリルを味わいかつ腑に落ちない感じだ(苦笑)


今度からおとなしく城から一番近い、おじ様だらけのあの整体院で我慢しよう…

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