February 14, 2012

過酷

映像ロケに行って来た。

前日にライヴカメラで現地を見て青ざめる……
なんと、雪が!溶けている!
雪の画を求めてわざわざロケを計画したのに、
これはまずいと一瞬延期も考えたのだが、天気予報によると予備日は更に絶望的に暖かいようだったので、諦めて決行。僅かな望みに掛けて、ロケ地を変更(といっても同県)した。

朝から待ち合わせ、出演者にメイクをさせて車に乗り込み、いざ山奥へ。
ルートを変えたり、車酔いする出演者を気遣ったり、なんだりかんだり…結局ロケ地到着は予定時刻を3時間ほど過ぎる(苦笑)

25bf1145.jpg

崖から見える滝。
此処も雪が溶けかかってはいたが、映り次第ではなんとかなりそうだったので、荷物を運び込んでまずはフライヤー用の写真から撮影。
ノープラン故にアキラ氏を困らせる(笑)

すると、なんと撮影を始めて数分でちらちらと粉雪が舞い始めたのだ!
自然をも操ってしまったLes Miroirs、ふふふ…

しかしね、人の衣装ばかり気遣っていたら自分のが間に合わなかったので…わたしシャツ1枚で撮影に挑む羽目になっていた訳だ…

e476c9d7.jpg


ご想像戴けるとは思うが、物凄く寒いです(苦笑)

途中から脳内でずっと「鶺鴒」のイントロだけエンドレスで流れていた(苦笑)あぁ、寒さの度合いは同じようなものかもしれない…

その後、映像の撮影に入ったものの、指の感覚が失せてしまってカメラ操作に手間取る。
そして、だんだん激しさを増す降雪…つい先程まで多少地面の見えていた部分も次第になくなり、遂に辺りは真っ白…うっかりその辺に小物でも放置しようものなら埋もれて大変なことになる。
寧ろ、役者すら1カット毎に雪を払ってやらないと髪に積もってなかなか可哀想な状態に。髪もメイク顔も急速に崩れ始める(苦笑)
それでもなんとか頑張ってもらって撮り終え、急いで車へ引き返した。

9ab75b74.jpg
帰りの車内より。
前が見えない…

すぐに雨に変わってしまい、積もった雪も溶けていってしまった。
実際に雪が降ったのは1時間そこそこだったのだろうな、逆に予定時刻に到着していたら望み通りのものは撮れていなかったと思うので本当に幸運だった(嬉)

キャスト&スタッフをそれぞれの自宅近くまで送り、カーナビの陰謀により散々道に迷って、わたしが運転手役の流雨氏と共に都内で一息ついたのは翌日の午前3時(苦笑)
荷物の重さが凶器のようだ、肩が上がらなかったよ。

しかし、
ひとまず撮影第一段が(どうにか)無事に終わったことで少し安心。
次回撮影準備の為、また暫く裁縫マシーンになる(笑)



◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 13:00│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 蜘聖†chisato   February 17, 2012 00:46
お寒い中の撮影お疲れ様で御座居ます。

文章から過酷さが伝わって参りますが、辛さを感じさせない凛々しい表情での御写真が流石。。
役者さんは凄いですネ*
2. Posted by Louis.A   February 27, 2012 06:22
蜘聖様
ありがとうございます、苦労が滲み出てしまってないようで何より(笑)
とりあえず気合いです。
フライヤーお楽しみに…

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