July 15, 2012

見世物

浴衣美女を連れ、靖国神社へ。
みたままつりに行ってきた。



「夏祭りデートをしよう」という話から発展したのだが、わたしにとっては「祭り=見世物小屋」な訳で。ロマンティックじゃないな…
浴衣美人も良いが、やはり赤襦袢美人だろう!

という事で早速…
今日はお化け屋敷も出ていたが、去年の十二日まちで懲りたのでスルー(笑)
真っ直ぐに見世物小屋へ向かう。




中野ブロードウェイ?
今年のゲストは一体誰なのだ?
これから食される運命の、哀れな蛇くんに迎えられて小屋の中へ…


舞台上では、愛しの小雪太夫が可愛らしいドット柄の前掛け(一瞬ホルターネックに見えて洋装かとときめいた)に蝋燭の束を持って…




え、これってまさか?
なんと、人間火炎放射をやってくれたのだ!(興奮)
遂にお峰さんのこの芸を彼女が継いだのか!
見事だった。
もう鳥肌モノ、あんまり感動して泣くかと思った(変な客)。

そしてお馴染みの人間クレーン(口と鼻に通した鎖でバケツを吊るやつ)、蛇の踊り喰いと続く。



蛇喰いは、初回スペシャルヴァージョンとして、
口にくわえたまま綺麗に皮を剥いでお召し上がりだった。
これ初めて見た…
なんと妖しく美しいのだろうか。
グロさは勿論あるのだが、小雪さんの年々板に付いていく感じやなんとも云えぬ恍惚の表情なんかが素晴らしくて、段々芸術じみている。

蛇喰って人を感動させてしまう女性なんて普通に考えて居ないだろう(笑)

大寅興行が日本唯一の見世物集団となった今、小雪太夫は見世物界最後の女芸人と呼ばれている。
わたしは実はデビューから彼女を見ているファンなのだが、この方には本当に頑張って欲しい。


続いて、
デリシャ・スウィートスという集団のショウ。


時代錯誤な派手衣装、やさぐれたチンドン屋みたいな感じ(笑)失笑系。

時折まともな手品をやってくれたりもするのだが、他の芸はしょぼい、ダンスは揃わないわ、全体的に雑。わたしは割と嫌いじゃないが。
梟さんの喋りだけでも見る価値あったかと思うけれどね。
連れがドン引きしていたので、内容的に女性向けじゃなかったのかもな。

「この人達、頑張ってるなぁ」と思うと、ちょっと自分が元気になるような(失礼)そんなショウだった。





◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 02:00│Comments(0)TrackBack(0)

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朝霞ルイ

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