September 16, 2012

邂逅

9月に入ったけれど、まだまだ暑い…
髪を切りたい!
…が、日中動き回る体力や時間があるなら違う仕事にまわしたい(泣)
公演時の髪型をちょっと決めかねているのもあり、迂闊にヘアカットをするのを躊躇していたりもするのだ。過去の公演にとらわれるのはやめて、今回はヴィジュアルを変えていこうかな。


過去の公演、といえば…

データ整理中に初演「cramurer」のお蔵入り台本の一部を発掘。
10年ほど前に書いた、本当に初期設定での台本であるが。
これがまた…寒気がするくらいキザなのだ…
今まで舞台上でも(日常でも)散々歯の浮くような甘い台詞を撒き散らしてきたわたしでさえ震え上がるレヴェル。でも書いたのは自分なんだな、それが一番痛い(苦笑)
自分が出演しない前提で好き放題書いていた訳だ。
基本的に、素晴らしい、美しい、愛してるの応酬…ヨーロッパ映画に毒され過ぎか。
結局そのSceneはまるっと没、実際公演にこぎ着けた時にはかなり緩和されてマイルドに仕上げられてはいたけれど。

そして、
そんな初演の舞台映像を、勇気を出して何年振りかに観てみたのだ(笑)
VHS保管だったのでわざわざ稽古場で機械を借りて。


初演のみ存在したScene

…凄かった。
約8年前、朝霞るい時代、外見も芝居もまるで別人。
肥えていたのも勿論、動きの固さや妙にハリのある声(変声期前?)が、良く言えば初々しく悪く言えば未熟で、
評価出来るのはリアルな若さのみ(笑)芸風迷子。
欠点をカヴァーする以前に、それに気付ける余裕がまだ無かったようで…ただ異常な勢いはあり、後半の芝居がかなり濃厚だった。


濃厚ワールドに突入する直前(笑)接吻せんばかりの勢い、ファンタジーにあるまじき暑苦しさ…
あ、ちなみに地毛ですよ。


…その後、
ついでにこれまたVHS保管だった「サーディの薔薇」を鑑賞。


ちゃんと軸持って立ててる!(笑)


綺麗に座れてる!(笑)

酷い時代をみた直後だったので無闇に感動。諸々、格段に安定している。
3年もまともに稽古すれば、そりゃあな。

当時スランプ真っ只中だったわたしは、舞台映像もあまりフラットな気分で見れていなかったのだが。
こうして見るとそれなりに成長していたのだね。
その分あざとさを出してきた感もあるのだが…

脚本の構成も観易くなっていたし。


過去の自分を振り返る日。
身を引き締める良い機会になった、かも。
若干のショックは隠せないが(苦笑)



++++++++++

Les Miroirs 耽美童話の会・第三章
「純白い睡り、深紅い夢想 -しろいねむり、あかいゆめ-」
2012/10/13-14
APOC thater(千歳船橋)



公演の詳細は此方の記事
もしくは、
劇団サイトをご覧下さいませ。




◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 01:00│Comments(0)TrackBack(0)

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