November 22, 2012

意識

毎年この日の前後は情緒不安定。
妙に楽観的なときも悲観的なときも、結局は「なにか」を意識してしまっているが故なのは嫌でも分かる。

取り残された様に漠然と不安になったりする。
真夜中に花束を抱えて遠くの街まで出掛けた何年も前、硝子窓の外でただ吹き晒されていた青い花の様に。
星空の元で独り、何も出来ず何も持たず、凍えながら佇んでいる。
そんな気分。

残念ながら、
わたしは昔からさほど成長がみられない。
相変わらず夢想家で、気付けば無茶ばかり。
けれど、時を経て「時」の概念は変わり、理屈で描いていた途方も無い物語もあながち難しい筋では無かった気がしている。
過ぎてみれば短いのが時間、良くも悪くも。
悩める日も輝ける日も、過ぎれば一瞬、回想すれば一生。


時間はあったのにほんの少ししか眠れず、また可笑しな夢を見て疲れた。

強い風の吹く海辺、見えない何かに導かれるように崖の上を歩いていた。
波打つ海と、枯れた色の砂肌のコントラストが妙に印象的な風景。
ふと岩場の洞窟に気配を感じ、覗いてみると岩の隙間から差し込む光が穴のなかで拡散し、壁に何か映し出している。
それは人目を忍ぶようにぎこちなく口付け合う、2つの人影。
冷やかそうと云う訳では無かったが、なんとなく気になって近付いてみた。
よく似た中性的な風貌の2人は、見れば裸の人形だった。人形が勝手に動いているというのもなかなか不気味だが、それ以上にゾッとしたのは2人共肘から先両腕が無かったことだ。

…これは、怖い。
明らかに良くない予兆。
焦って調べたら、現実に照らしたまぁ面白い自己解釈が出来、苦笑せずには居られなかった。
なるほどな(笑)

確かに、腕を失うとわたしは困る。

そう、君を抱き締める事も出来ない。
…とか言ってみる(笑)


◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 16:52│Comments(0)TrackBack(0)

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朝霞ルイ

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