March 30, 2013

豪邸

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制作blogで宣伝していた、ティルナノーグ麗人劇団のサロン公演へ行って来た。

コーマル城は舞踏会以来…2年振り?Saya*さんに同行して頂いたので思い出話に花を咲かせつつ、会場へ向かう。
高丸氏(城主様)が「もう一方お仲間が見えてますが…」と言うので一体誰?とお客様の控え室へ行ってみると、バロックダンス愛好会でご一緒させて頂いていたぴっこさんがこれまた素敵な出で立ちで佇んで居られた。
席数も限られたこの様な集いで知人に遭遇するとは凄い確率である(笑)

公演は、
ギリシャ神話の一説と、シェイクスピアの朗読。合間に歌唱が入るという趣向。
紅茶を飲みながらゆったりと観させて頂く、まさにサロン公演という感じ。
シェイクスピアは「ハムレット」とソネット集から何編か、「ハムレット」非常に良かった。
お一人で朗読しているので、要約した内容ではあったのだけど。あんなに見せ場だらけの戯曲を欲張らずに巧く纏めたな。
シェイクスピアの台詞って読むのが気持ち良過ぎて難しいとわたしは思っているのだが(笑)先にも云ったように、何しろお一人なので切り替えながら制御していくのは凄く大変だっただろうと思います。
凄くね…色々な意味で「籠もって」稽古されたのじゃないかと、短いながら厚みのある作品だった。

「アヴェ・マリア」から始まる歌唱の時間。じゃわさんの歌は、三日月バビロンの公演で時折ちらっと出てきてはいたけれど、こんなにしっかりと歌だけ聴くのは初めて。しかもアカペラで3曲って…いや、ユキさんの朗読もそうなのだが、お客様があんなに近いあの空間で(音響や照明など)なんの効果も無しに演じ続けるのは並の精神力ではないだろうと思う。
と、どうしても主観的になるが(苦笑)
お二人共素晴らしかった。お疲れ様です。

こういった趣向のイベントはあまり行ったことが無かったので新鮮だった。
ただ、もう少し段取らずリラックスした雰囲気で流してやってしまっても良かったのかもとも思う。演者の方々の住むお屋敷に遊びに来たような感覚でもてなしてくれたら面白かったな、とか。

サロン公演も、活動自体も始まって間もない団体様です。今後も楽しみに…


終演後、
愛好会メンバーの方々と舞踏会の時の映像(テレビ放送されたものの千葉のローカル局で誰も見ていなかった)を見せて頂く。今更…
当時のリポーターさんのblogにも確か載っていたけれど、わざわざテレビでまで格好良いのなんの誉めて貰うって恥ずかしい(苦笑)
もうちょっとまともな格好で行けば良かったと心底思った。

出演者の方々にご挨拶をしたり、此処でもまた写真を撮って頂いたりして城を後にした。
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ユキさんと写真を撮って貰った…が、凄い遠近法な(苦笑)
やたら大きいわたし…


◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 23:59│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 蜘聖†chisato   April 02, 2013 06:35
素敵な御写真ですネ+゜
お屋敷でお芝居や舞踏会なんて羨ましい…
2. Posted by ユキ   April 02, 2013 08:44
記事にまで書いていただいてありがとうございます!
読んでる側からのルイさん、存在感すごいです(笑)。
真剣に見ていただいて嬉しくもあります♪

ハムレットはセリフがスルスル感情入って、勉強しがいありました。
ローゼングランツのあたり丸々なくしたので、原作大好きな人すいませんな感じでした。ほんとはクローディアスが意外にまともな神経をしているセリフなども入れたかったんです…が、情報過多もあれかなと。

励みの御言葉感謝します!!
3. Posted by Louis.A   April 12, 2013 02:20
YUKIさん
本当にお疲れ様でした!
制作過程を色々伺っていたので、余計に感動してしまいました(笑)
ハムレット良かったです、本当はもっとやりたいんだろうなと思いつつも、確かにお一人での朗読として程良いサイズに纏まっていたのじゃないかと思います。

蜘聖様
ありがとうございます。
素敵なイベントでしたよ。

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