October 03, 2013

葡萄

勝沼ぶどう郷へ行く。
本当は登山の予定が、蝶にも紅葉にも少々時期はずれの気がして、結局ワインでも飲んでぐだぐだ過ごそうというアバウトな旅。
しかしね、台風の予報もあったので割としっかり厚着して行ったのが裏目に出た…暑い!(笑)

例の如く下調べナシだったので、とりあえず観光案内所で教えて貰った駅から一番近いワイナリー・シャトー勝沼へ行ってみる。


駅から一番…とはいえ1kmちょっとの坂なもので、一睡もしていないわたしには若干辛い。しかもあの暑さ。
着くなりぐったりで、土産物屋で樽からワインを試飲(という名の飲み放題/笑)して生き返る。
新酒も出ていた、超絶フルーティ。

眺めの良いレストランでランチ。

お勧めのコース(写真は前菜)と、土地の特産である菱山ベリーAという葡萄のワイン。バランス良くさっぱりと優しい飲み口。
山の景色を眺め、こんな真昼から美味いもの食べてワイン開けているなんて贅沢な感じ。良いね、たまには。


さらりと工場やワインセラーの見学をして駅まで戻る。
危惧していたが、ワイナリーに傘を忘れて来た…仕方無いよ、嫌みかと思うほど晴れてきちゃったんだもん(苦笑)

旧トンネルの前の冷気が凄い、ちょっと涼みつつ休憩。


葡萄園を求め、ぶどうの丘(2km先…)まで。
入口近くのヤマサ農園というところに声を掛けて貰い、葡萄狩りをする。


凄くアットホームで楽しかった。
農園の方が畑まで連れて行ってくれるのだが、
「味見してみて〜」と、その辺から無造作にプチッと実をもいでどんどん試食させてくれたり(笑)
丁寧に説明して貰いつつ美味しそうな房を選んで貰った。
葡萄の食べ比べなんてしたことが無かったが、摘みたての葡萄は味が濃くそれぞれ個性が際立っている。
わたしは皮が薄く甘みの強い「瀬戸ジャイアンツ」1房と、優しい酸味の「甲斐路」2房。
物凄い勢いで蚊に刺されまくったが、奥さんが心配してムヒを塗ってくれた(笑)すみません…

この農園には、此処でしか食べられないという葡萄があり、試食させて頂いた。「別名・親バカ葡萄よ」と奥さんが言うそれは、息子さんの名前が付いた「せいや」という品種で、市場には出ていないものだそう。
ちょうど学校から帰って来た「せいや君」が居間から手を振っていた、のどかだなあ…

ぶどうの丘を登り、また少しお茶して休憩しつつ、土産を購入して農園へ戻り、TAXIを呼んで頂いて駅へ。
運良くすぐに電車が来たので乗り込む。帰りの車内は爆睡だった(笑)

新宿に寄って軽く飲んでから城へ帰った。
弾丸スケジュールなうえ歩き回って疲れたが、自然と親しみ、よく食べる充実した一日だった。


土産に買った「葡蘭酎(ぶらんちゅう)」というブランデー入りのワイン。
見た目に惹かれて買ってはみたが、
味は…うーん…(苦笑)



◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 12:39│Comments(0)TrackBack(0)

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朝霞ルイ

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