October 19, 2013

秋は、少々憂鬱な気分になる。
それは、ただ何気なしに感傷的になるのではなく。
何か理由のあることだと分かっているけれど。

人は年齢を重ねると時間の流れが早くなると感じるようになるだろう。
しかし何年生きても、わたしには、この秋の数ヶ月が残酷なほど緩慢に感じられてならない。

やがて全てを冷たく綴じる冬の訪れを待ち焦がれる。
重ねて、今年は良くない。
心が乱れるような出来事が多い。

黄昏れる程、陰のある人間でもないが。
こうして、自分を保てる…保たなくてはならない状態に追い詰めることが、生きるということかもしれないと、そんなことを考えていた。


Qui verra Vera l'aimera

どうやらこの手の話に魅力を感じる傾向があるらしく。
故に自分で昇華してみたくなったのだろう。
共感などと云う優しいものではなく、これはまさしく、わたしにも起こっていた或る瞬間の話なのかもしれない。
ロマン、なのだ。
奇しくも、この物語も、秋深まる頃のこと。

冷たい大理石の部屋へ投げ入れた鍵は、
嘆きでも哀しみでも、愛などでもなく、
「真実」という名前だったのかもしれないね。


◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 07:11│Comments(0)TrackBack(0)

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