September 14, 2014

恐怖


前日疲れきって早寝した為、なかなかの長時間睡眠ですっきり真人間な時間に起床。
さくさくと執筆作業の続きをこなし、出来上がった部分をプリントし、稽古場へ。

最近は極力歩くようにしているのだ。しかし、城から稽古場まで(2駅程)少々遠いな。汗が…

暫く、演者2名の寂しい稽古場だったので、他劇団の役者さんをゲスト的に呼んでみた。ウォーキング等々ご一緒して頂いたよ。
そしてイヴェント公演用の稽古を少し。
以前上演した映像作品を、参考に見て貰ったのだが、時間に追われまくってMovie Makerで編集したので粗さがお恥ずかしい…12月までにしっかり再編集入れます、2012年版をご覧になったお客様もどうぞお楽しみに。

演出というか、稽古の進め方を少し変えつつある。まだ様子見なところだけれど、今回はこの感じで。
結構、正解を言ってしまう演出をするタイプだったので。昔に比べればかなり口数も減って穏やかになったほうかと思うけど。
投げる(任す)べきところが分かってきたのだろう、ここ数年は。信じることへの恐怖心が減ってきた、自分にも他者にも。元々、意外と気が小さいのだけど(笑)こう何年も続けていると流石に多少のことには動じなくなってくるんだな。時間は掛かっているけれど、もう最初からそのつもりなので特に焦っていない。
心地好いスタイルというものがあるのだ。安心してそれを貫けるように、準備はしてあるからね。

これだけ温めてきたものをやっと貌にする作業に手を着けた。とても幸せなことだろうが、ふと寂しい気持ちになることも正直あるのだ。「手放す」という意識に捕らわれるときは…何年も一緒に居た君が、もうわたしだけの君では無いと思えば。痛みを感じることもある。
トリコロールは、先に何度か上演している「cramurer(赤)」も「sirenoye(青)」も、怖しいほど自分の話。しかしそれに気付いたのはどちらも初演を出したあとなので、製作の段階では必死過ぎて何も覚えていない(苦笑)寧ろ時を経て、私生活で何かしら悩んだ時に「あぁ、芝居と同じだな…」と感じたり、無意識的意識の部分で進めていたのじゃないかと。逆に暗示かと思うときすらあった。
ある程度間を置いて書いている「poiche(白)」は、それらが妙に見えてしまっていることが既に恐怖。書けば書くほど、自分に似てくる。恐らくそれも、目に見えているだろうわたしという存在ではなく。
今は比較的落ち着いている時期なので、喪失感や憂鬱を嘆く余裕があるだけかもしれん。あと1〜2ヶ月もすれば脳が沸きまくってそれどころでは無くなりそうだ(苦笑)甘美な痛みに酔いながら、暫し静かにのたうち回っておこうと思う。



今日は稽古が短かったので、珍しく寄り道もせずに城へ帰り着いた。
久々に炭水化物でも食してやろうと、パスタを作ったよ。

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明日は数ヶ月越しの、待ちに待ちまくったMoi dix MoisのLIVEなので。
力強くdix Loveすべく、ダイエット一時休戦でこうしてしっかり食事をしたのだ(笑)
追悼だからと特に湿っぽくしないとの仰せなので、いつも通り舞い狂って来ようと思う。



◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)

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朝霞ルイ

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