May 07, 2015

変貌

永遠の14歳・朝霞ルイです。
先日の公演「リチャード三世」後記としまして…演じさせて頂きましたヨーク公夫人セシリー・ネヴィルへの変身過程を、写真で紹介致しましょう(微笑)
薔薇戦争の最中、テュークスベリー戦直後からボスワーズ戦までの14年間。御母堂様56歳〜70歳の時代であります。


まずはbefore状態。
皆様にご挨拶を済ませて鏡前に着席。
帰路に無闇と人目を引かぬ為、帽子と伊達眼鏡は必須(苦笑)
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ウォームアップ着に着替えて髪を纏める。
全体にベースを塗って唇の赤みをコンシーラーで潰し、軽くシェーディングを施す。
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ペンシルで描いた皺をぼかす。
ちなみに顎→口元→ほうれい線→目尻→眉間→額と、下から描いている。なんとなく描き易かっただけだが。
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どうでも良いが、わたしの鏡前はやたらブルーの小物が多いな(笑)タオルも加湿器も頂き物なのだが…

眉を描き、アイメイクを施す。
バランスを見て皺や影を調整。
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髪をセットし、ヘアシルバーで白髪を演出。
ヘアシルバーは歯ブラシで塗っていたのだが、うっかり普通に使っていた歯ブラシと幾度も間違え危険な目に遭った。
女性キャストの中でわたしだけ(年齢的に)髪飾りの形が違った為、オールバックではなく前髪を分けるスタイルにしたいと申し出た結果、自らの首を絞め面倒なことに…
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必死にコルセットを絞め上げる可愛い嫁、アン・ネヴィルな乃々雅ゆう(隣席)が写り込んでしまった。ごめん…

衣装を着けて…
首元・手の甲の皺を描く。
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髪飾りを着けて…完成。
どうだ!
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またしても写り込み(苦笑)写真を撮ってくれたまま鏡に写ってしまったのは孫娘のエリザベス王女・池下真紀ちゃん。謎の縫いぐるみは、れんこんきすたの守護神?ナナちゃん。

結局、メイクアップパテーや人肌シリコンには頼らずにシェーディングとハイライトのみで老け顔を再現するに至った。
この写真は最終日に集合写真を撮る為に急いで仕上げたので…本番舞台よりはやや薄め。
劇後半ひたすら泣き喚いていたようなセシリーさん。メイクが落ちてうっかり若返らないようかなり念入りに塗り込み、コーティングのスプレーは欠かせない。

気合いで作ってみた髪飾りが重くいちいちズレるもんで、コームとピンでがっつり留まっており、なかなか地肌に堪えた(女性キャスト陣の髪飾りは各々ドレスに合わせて役者自身が製作していた)。調子に乗って装飾し過ぎたせいである。
ちなみにドレス自体にも自分でレースを付け足していたのだよ。袖口の白薔薇モチーフはお気に入り、ヨーク家の者としてはやはり白薔薇が無くてはね。同じモチーフをエリザベス王女の髪飾りにも付けて貰っていたのさ。然り気無い拘りですわ。

れんこんきすたの「リチャード三世」は上演中キャスト全員が一切袖にはけない演出だった為、二時間以上晒されっぱなしの芝居しっぱなし。メイク直しも出来ないので内心ひやひやだった。これだけ作り込んだ化粧が流れ落ちた日にゃ悲惨だろうよ…
重ねてロングコルセットで胴を絞め上げたうえで足腰の曲がった老人役は体力面での辛さもあり、実は少しでもたるみや不自由さが演出出来ればと増量させていた体重も公演中に見事戻ってしまったのだった(泣)
日常から補正してきた成果と元コルセットマニアの過去がこんなところで効を奏すとは。普通に生活していたらいつも通りの圧で喋れなかったな…つくづく昔の人は大変だったのね。

メイク顔を見慣れてしまい、途中から自分の素顔を忘れ掛けていました(苦笑)
しかし、ご覧頂いたお客様にも「何処に居るか分からなかった」等としてやったりなお言葉を多数頂戴し、ヴィジュアル面ではそれなりに満足のいく結果です。


◇◇◇

他の出演者様達の写真は【れんこんきすたblog】に掲載されています。
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朝霞の次回出演舞台「アルカディアの夏」に関する最新情報は【三日月バビロンblog】にてチェックして下さい。
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◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 02:19│Comments(0)TrackBack(0)

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