June 21, 2015

邂逅

本日は、祈りの日。
16年も経ったのか…
LIVE版の「regret」を久々に聴いた。彼のドラムは歌うと云われていたが、ソロの演奏は「歌声」がより迫って聴こえる。



そして本日は、座長a-m.Lullyさんの誕生日でもある(笑)
14年経ったようだ…よくもってるものだね…

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向日葵の花を見ると、ボリス・テラルを思い出す。毎日ホテルに送り付けたのが懐かしい。
「王は踊る」が日本で初めて上映された横浜映画祭で舞台挨拶に現れた彼は、陽気で茶目っ気に溢れ濃い容姿の、見るからにラテン男全開という印象。大御所コルビオ監督と、カンヌで主演男優賞をとったばかりのマジメルに押され、話を振られる機会が少なかったものの妙な存在感が有った。
カンペを見ながら拙い日本語で挨拶をし「皆サンにキスを贈リマス!」と会場中に投げキスを振り撒いた…(笑)これからコメディ映画が始まるのか?と思わせるノリの良さ。
そんな彼が唯一真面目に見えたのが「撮影中に辛かったことは?」という月並みな質問に対して「背中に蛭を乗せたことよりも、冷たい河に入ったことよりも、最後にジャン=バティスト・リュリと離れなければならなかったこと。」と語っていたときだ。
直後に映画を観て、この言葉の理屈ではない深みを感じるに至った。
作中のリュリの激情や満たされぬ想いへの苦悩、語る瞳…本当に素晴らしかった。無論、他のキャスト陣も、ストーリーもヴィジュアルも音楽も申し分の無い映画だが、この人の存在感ありきだったろう。
この作品がこんなにも完成度が高く、リュリという役が心を打つものでなければ、古楽に全く馴染みの無い学生だったわたしが未だにバロックの楽曲に親しんでいることも無かっただろうな。



14年目の大公開。
映画祭に来ていたボリス・テラルをホテルのロビーで待ち伏せてやっと撮った写真。
上映後のサイン会に出れなかったので、毎日会場とホテルに通いつめて待っていたのだ。
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つまり隣でサインを書いてもらっているのは…14年前のわたし(笑)
可愛いですね、うん。なんとか覚えたフランス語を駆使して話し掛けていますが、ボリスは華麗にカメラ目線ですね(笑)言葉が拙かったので、毎日受付に花や手紙を差し入れたのがわたしだということは本人には伝わらなかっただろうな。
本当は肩組んで貰っている写真もあったのだけどね、大事にし過ぎて紛失した模様…


今年も、この名で創作活動を続けていられることに感謝をしつつ。
コルビオ監督、そろそろご高齢だが新作出してくれないかな…何年か前にニュースになったウェルズ原作の映画はどうなったのだろうか?

◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 15:14│Comments(0)TrackBack(0)

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