December 20, 2015

公演後記(最終稽古〜仕込み日)

気が向いた時のみ恒例(?)、公演後記。
小屋入り前日〜仕込み日編。
ただただ長くて脈絡無しの個人的備忘録なので、お時間ある方だけ読んでね(笑)


毎回小屋入り前日は日中に少しだけ稽古を入れるのみにしているのだけど、今回は元々あまり時間が無かった為に昼間から夜までみっちり「trill」の稽古を入れました。
実は…お恥ずかしい話で週明けに稽古で気合いを入れて熱演し過ぎたら奥歯を割ってしまってだね(苦笑)、気付かぬ振りをしようと思っていたけれどそうも出来ないくらい痛みが酷くて…最終稽古日の朝に歯を抜きました。
痛みにすこぶる弱いわたし、普段ならば精神的ダメージで超不機嫌になるところだが今回ばかりは浮き沈みする余裕も無いまま半泣きになりながら歯医者から稽古場に直行する羽目に。お陰様で夕方にはすっかり忘れるほどに痛みも消え、滑舌諸々にも全く影響無し。さっさと抜けば良かった…!
夜には舞台監督補佐・櫻木さんも登場し、バウムクーヘン食べながらきっかけ確認をしてみたり、無茶振りで音響をお願いしての通し稽古。

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とても良い集中力で流せた最後の通し稽古に満足しつつ、帰路。

城で翌日の劇場入りに備えて荷造りをしつつ、音響・開場用のCDを焼く。
…が、焦っている時に限ってPCさんがプチストを起こし、買っておいたCD-Rが全てふいになって夜中に追加を仕入れに出掛けたりする。
そして、PCを立ち上げると途端にあれこれ仕事を思い付く悪い癖。劇場に掲示する諸々を作り始めてしまったり、うっかり火がついて小道具の手紙をフォトショで作り始めてしまう。何故もっと早くやらぬのだ(苦笑)
エリザベス(メアリーちゃんの曾祖母さん)の手紙・音楽院からの紹介状を作ってみたのだ。まっさらな紙でいく予定だったのだけど、意外とお客様に見えちゃうんだもん。ぱぱっと作ったものだけど、音楽院の名前(セント・シシーリア)に因んで聖セシリアの絵がついています。
エリザベスの手紙は、結局夢月姫さんが珈琲染めしたものを使用したので本番では使わず。
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そんなこんなで結局徹夜…
昨晩帰った時に勢いでタオルや下着も全部洗濯しちゃったことに気付いて超慌て、城の近所でコインランドリー難民と化す早朝。
モーニングコール&搬入を頼んでいた柊さんにメールを送ろうとスマホを手にすると…なんとフリーズ。これには完全に青ざめる。
PC接続した際に無駄にデータ同期したらしく、有り得ない量のデータが入ってしまい容量を圧迫したらしい。それに気付くまでにかなりの時間を有した、乾燥機が廻る15分が永遠にも感じられたよ…

時間無い時って、機械という機械が歯向かってくるよね。
お陰様でゆっくり風呂に入ることも叶わず、さっさとシャワーを浴びて髪も乾かないまま劇場へ。

今回は、舞台上の所謂仕込み的なものが最小限。
箱馬を少し組み、袖幕を吊り、パイプオルガンのシルエットを切り抜いた幕を吊り…ほぼ終了。
毎回お世話になっているTheater SHINE、毎回お世話になっているスタッフの面々…それはもう慣れたものです(笑)仕事早い…!わたしやること無い(苦笑)箱馬に布貼っただけだな。
あとは、照明さん・音響さんのお邪魔にならないように、ちまちまとオルガンの幕を整えたくらい。

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あれね、なかなか良かったでしょう?フライヤー用に撮影した写真のオルガンをモデルに簡略化した絵をフォトショで描いてね、拡大プリントして接着芯に書き写したやつをカットして、黒紗幕に貼ったのね。予想以上にオルガンだったよね。ま、一番複雑な装飾部分とかパイプの部分は柊さんが全部やってくれたんだけど。鍵盤までしっかり作ってくれたのよ、器用過ぎて震える。ちなみに譜面台の部分は差し入れ届けに来た筈の夢子ちゃんに無茶振りで作って貰いました。
三日月バビロン工作部、恐るべし…

夜から「trill」のきっかけ返し。音響・照明の転換きっかけを順に確認しながら詰める。
今回は、BGMというよりは“演奏している”芝居の為の音響が主だったのできっかけの取り方がなかなか難しい。
カルカント(ふいご師)の動きが音響きっかけになることが多かったのだ。
腹筋と太股が既にぴきぴききていたのだけど…舞台の魔力というか、実際にあの巨大なオルガンのセットの下に居て良い具合に音楽が流れていると、稽古場では無い高揚があるものでね、つい調子に乗って脚上げ過ぎた(苦笑)自爆ですが、それをきっかけに設定したからには本番でも気合いで脚上げましたよ。

照明さん・舞監さんに残って頂き、帰りそびれた今回は制作スタッフ・大輔くんを巻き添えに「櫟の館」の場当たりを少し。

なんとか一通り終え、大輔くんとハンバーグを食べに出掛け、劇場に戻って(劇場に泊まっておりました故)さてやっと眠ろうかと思ったその時…驚愕の事実が発覚。
ミュージシャン・ダンサー陣の控え室(楽屋と別にある)に、姿見もテーブルも無い!
…あれ?前回あったよな?
あるものとばかり思い込んでいた為に、確認していなかったのよね。とりあえずテーブルは発見出来たけど、やっぱり鏡が無い…流石にまずい…
そして真夜中に「姿見貸して!」とスタッフ一斉お助けメールを飛ばす大迷惑をやらかし、ちょうど良く返信してくれたファルさんのお家に即効で襲来。
鮮やかに受付をこなすだけでなく、制作作業で徹夜状態なうえ家の姿見まで快く貸して下さるファルさんは天使のようなお方です。

無事に姿見を運び込み、今度こそ任務完了。
シャワーを浴びて、ぴきぴきな左脚をマッサージし、就寝。


《公演初日編へ続く》

◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 06:36│Comments(0)TrackBack(0)

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