December 22, 2015

公演後記(楽日)

公演後記、楽日編。
とはいえ2日公演には初日と楽日しかない訳で(笑)…あっという間に終わってしまったよね…
でも相変わらずこの記事も長いよ。


スタッフさんの入り時間に合わせて起床。イベント2日目もなかなかの過密スケジュール…起きた瞬間から作業ぶっ通し。
続々と到着するキャスト達を迎えつつ、さっさとメイクを済ませて舞台面で開場直前まで発声&ストレッチ。朝食用に買った筈のデニッシュをちょっとずつつまみながら結局夜まで食べきれず。
マチネ12時開演とか恐ろしい時間の無さ。気付いたら舞台に出ていた感じよ、本当に。

6日のプログラムは、
「櫟の館」→髑髏海月→Rinnri.→「trill」

朝霞にとっては、魔の4ステ公演日。
絶好調に沸いた脳で、一本目の「櫟の館」ではいきなりきっかけ台詞を飛ばしました(懺悔)
舞台で、お客様の前で、演じてみてこの芝居の怖さが身に沁みるようだった。酔い過ぎそうになる、快楽との闘い。いや、言い訳する訳では…
ただ、この回は全演目を通して不思議な気が流れていたように感じた。
で、そんな危険な芝居を終えて休む間もなく黒装束に着替えての大掛かりな転換は冷や冷やモノ。あんなに震えが止まらないなかで繊細な楽器を運ぶなんて泣きたくなる。焦って仮面着けたら顔に貼り付いて呼吸出来なくなるし(苦笑)、窒息しかけて更に震えた…
細心の注意を払い、無事に転換を終えて楽屋へ帰り着いたあとは数分間の廃人タイムを持たなければ動けなかった。

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マチネ公演を終え、写真撮影の時間を兼ねた休憩を取る。

「trill」の為に髪を紅く染めていたカラーチョークを落とし、ウィッグを着け直して「櫟の館」仕様に。衣装から衣装へ…落ち着く間が無い。

そうこうしている間にソワレが開場。
開場時間と他の演者さんのステージ時間が休憩よりも気分が落ち着く時間な気がする。ずっと各部署に詰め込まれっぱなしのスタッフさん達にはそんな息抜きタイムすら無かったので、申し訳無いが…
楽屋のモニターでやっと少し余裕を持って他のステージを観たりする。
海月ちゃんやRe;kaiさんの綺麗な歌声が天井から降ってくる楽屋で優雅にストレッチをする時間など、贅沢だなと思いつつ。このイベント、客席で普通に観たかったと甚だ無理な妄想をしたりする(笑)わたし以外のキャストさんは二階席で他のステージも観れたのだけどね、わたしは流石に間に合わないので諦めた…
でも、しっかりパワーは受け継ぎながら自分も舞台に立てたのじゃないかと思っています。有り難い限り。

折角なので(?)、今回出演して頂いたミュージシャンのお二人について。

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海月ちゃんは、元々わたしがファンでLIVEに通っていて、今回のイベントに絶対に呼びたいとかなり早い段階から出演を決めて頂いていました。
鋭利なくらいの繊細な感覚が伝わってくるような、透明感溢れる歌声の持ち主。ただ前向きなだけの優しさや癒しではなく、痛みを受け止めた先に有る深みある静かな温かさを感じる。
海月ちゃんが自分の歌を“鎮魂歌”と呼ぶのは、実際に同じ空間のなかでその声を聴くと成る程と感じる筈。本当に、生ける者の魂を鎮める歌、なのね。
ヴィジュアル的にはダークで妖しい雰囲気だけど、とにかくピュアな人柄がステージに溢れている方です。
絶妙な抜け具合のMCもまたギャップ萌え(笑)
わたしの無茶振りもあり…今回3ステ全て異なるセットリストで公演して頂きました。

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Re;kaiさん(Rinnri.)は、うちの劇団の乃々雅さんが以前公演のお手伝いで関わっていたりした繋がりで紹介して貰った訳。
普段は女優さんと二人組のユニットととして活動されていたところ、今回はRe;kaiさん一人で歌と朗読を織り混ぜた演目を用意して頂きました。
本当に可愛らしくてほんわりした雰囲気の方で、ステージでの力強い存在感は一体どこに秘めているのかと驚かされる…
伸びやかで心地好い歌声と、対極的な淡々とした語り口のバランスで紡ぐ世界は、音しか存在しないが故の映像的な想像力を刺激するような奥行きを感じる。
言葉・音のパワーが詰まったステージ。

そんな素敵な音を浴びながら楽屋に居た訳ですよ。
ゲネで見れただけでも良かったと思うべきかな…

ソワレも無事に終え、余韻に浸る間も無く舞台をばらして撤収→打ち上げの毎度の流れ。
神経が張り過ぎて暫く終わった実感も無かったが。
本当に、沢山の方々のお力添えあってなんとか纏めることの出来たイベントでした。各々、慣れない作業をお願いしたなかで最大限の力を出して臨んでもらい形になったものかなと思う。
終わって振り返ってみて、自分は本当にばんばん無茶な指示をするのみで実際大したこともしていなかったので(苦笑)総ては素晴らしい出演者の皆様と敏腕スタッフチームの努力の賜物だなと心底感じます。
まだまだ試行錯誤が必要なイベントだけど、次回、またその次と着実に力を付けて更に濃厚なステージをお届けしたいと思っていますので、どうぞお楽しみに!


…あ、
自分の出演していた作品の話をあまりしていないと思った?
ご心配なく、それはしっかり別記事に纏めていますよ(微笑)

まだまだ終わらない、しつこい公演後記。
《「櫟の館」編へ続く》

◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 06:49│Comments(0)TrackBack(0)

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