April 08, 2016

灰色

6月上演「sirènoyer」の劇中映像を撮りに、多々良浜へ。
この間も写真撮影で来たばかりなので、全然久し振りな感じがしない(笑)


前日の雨で、砂浜が荒れ放題。
漂着した海藻や海の生物やらを退かして掃除する。
image

アメフラシ、ぷるぷるして地味に重たいのな。まだ生きてたやつを海に帰そうとして四苦八苦。だってほら、こいつ苛めると雨降らされるんだよ?
ふやけたラーメンみたいな物体もあちこちに落ちていたが、あれはアメフラシの卵なんだと。ウミソウメンって呼ぶらしいけど、どちらかと云うとやはり中華麺色。あの中には数万個の卵が入っているらしい、凄い。
ちなみに、アメフラシは英語でsea hare(海うさぎ)って云うんだって。触角が耳っぽいのか?


雲が多いながらも、とりあえず晴れて無事に撮影出来ました。
若干ね、波が荒れの余韻で怖かったけど(苦笑)波打ち際がどんどん迫ってくるんだもん。
わたしにとっては、同じ場所で同じ画を10年越しで三度も撮るという不思議な感覚。
“あの人”と並んで座りながら海を眺めていると、改めてまたシレィノワイエの世界に、“灰色の浜辺”に還ってきたのだなと感じる。波音と黄昏に包まれた海は哀しいほどに綺麗で、この風景に溶けてしまえたら、愛する人と永遠に離れずに過ごせるのかもしれないと思わせる。
ランボーが永遠と呼んだ、海。
この浜にはなんだかそんなイメージがある。
10年前に、初めて独りでこの浜を見付けたときよりは、周りも整備されて自然な趣が少し消えてはいるけれどね。

限られた時間だったけれど、必要なカットはきちんと撮れました。ひと安心。

image
衣装も間に合って良かったよ(苦笑)
麻生ちゃんのドレス、撮影用の突貫状態なので公演本番までにきちんと作り直そう…

image
ゆうちゃんもお疲れ様。
フェチ感溢れる画が色々撮れました(笑)


撮影のあとは、みんなでカレー。
横須賀、割りと地元からも近いので観光地な感覚なくて初めてカレー食べた。

image
レトロで良い雰囲気のお店。
わたしは、ハンバーグチーズカレーの甘口。
家庭的な暖かみのある味が疲れと空腹でよぼよぼな身体に滲みて、物凄く美味しかった。


さて、編集作業に移るかな…


◇◆◇

Les Miroirs 10周年記念公演
「cramurer/sirènoyer」

2016/06/03-05 @Theater SHINE
 web2016-2
公演詳細は、【此方の記事】からご覧下さい。

◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

↓please click↓

alf_maria_lully at 19:55│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
profile

朝霞ルイ

Archives