November 21, 2017

気力

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稽古が出来るように部屋を片付けた。
アルラウネの搬出から、ひとまず積んでおいていた荷物をなんとか全てロフトに上げてかなりすっきり。
流石にパネルは収まらなかったので壁と同化させた…

この鏡、わたしのお気に入りなのだが、公演中は劇場の上楽屋(男性キャスト用)に然り気無く設置されていた。
皆、劇場にこんな華美な鏡があったのか?と不思議に思っていたらしいが、朝霞の私物と知ると納得してくれる(笑)
まぁ、そうだよな。

23日のBraqs Sharqi、朗読用の脚本もなんとかあがり楽曲に合わせて微調整をしているところ。
深夜にテンションが上がってしまったので、衣装フル装備にて通し稽古(?)してみたよ。
しかしこれ、省スペースの出し物で20分ほどのボリュームなもので自室でいくらでも通しが出来るのは有り難いが…物凄い気力を消耗する。
曲合わせだし動き回るし、これ朗読なのか?(笑)もはや一人芝居なのでは…
“読む”って難しいね、覚えちゃうし普通に台詞調になるわ。
わたしのなかでは、“おはなしのくに”的なイメージでやってます(笑)内容重いけど。

今回アドニスの話を取り上げたけど、美しい感じで!という主宰様のオーダーで美少年にしてみた訳。
花に転生した美少年の神話は、ヒュアキントス(ヒヤシンス)やらナルシス(水仙)やら色々あるけれど、女神ふたりに板挟みされるアドニスはおそらくトップ美少年でしょう。
アドニスの生い立ち、その母親であり没薬の木に転生したミュラの悲恋から語ります。
ギリシャ神話は登場人物(神)が多いので、意外なところで繋がりが出るのもまた面白い。ミュラとアドニス、これ実はピュグマリオンの子孫なのだよ?なので、この脚本の影の主人公は実は全てを見届けたウェヌス(ヴィーナス)かもしれない。

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“アドニスの誕生”
この絵画のミュラは苦しそうだね、ギャラリーの人々の視線もちょっと意地悪な雰囲気。しかし彼女が木に転じても人々に蔑まれるのには理由があるのだよ。
深いお話は、是非イベントで確めてみてくださいね。


《Braqs Sharqi -耽美派革命-》
11/23 19:00-
@下北沢dressroom
イベント詳細→http://ameblo.jp/les-miroirs/entry-12326448144.html

◇所属劇団◇
幻想芸術集団 Les Miroirs

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alf_maria_lully at 08:14│Comments(0)

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朝霞ルイ

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