September 2007

September 30, 2007

黄金の刻

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“真説・山椒太夫〜世界劇〜黄金の刻”を観に日本武道館へ。

5ヶ月ぶりの生・朝海ひかるに前日から興奮し、寝付けなかった(笑)
しかし、お陰様でばっちり寝過ごすというありがちな展開に…チケット引換には問題なく間に合ったが、席は2階S列に(泣)やはりみんな気合い入れて早く並んだのだね。
舞台真っ正面だったのが救い…

さてさてコムさん目当てでチケットを手に入れたこの出し物…実は内容に関する予習をせずに観に行ってしまったので何が飛び出すやら検討もつかない。
パンフレットを読んで想像以上のスケールの大きさと豪華過ぎる出演者に吃驚。


山椒太夫と安寿、厨子王の説話に想を得て作られた物語で錬金術やらも絡んでくる―――
厨子王(コムさん)と安寿(牧瀬里穂)の姉弟は、陸奥の国司である父の行方を追って母、乳母と共に筑紫へ向かう旅に出る。
しかし旅の途中に錬金術師である山椒太夫(里見浩太朗)に捕らえられ、母と乳母は島流し、姉弟は厳しい労働を課せられてしまう。
安寿は自らの命を犠牲にして愛する弟を逃がし、逃げのびた厨子王はやがて父のあとを継いで陸奥の国司となる。そして山椒太夫への復讐を誓い、戦いを挑むが、そこで思いも寄らぬ告白を聞く。なんと山椒太夫こそが厨子王の実の父親だったのだ…
動揺する厨子王、彼の運命や如何に!

世界劇…演劇、オペラ、舞踏、オーケストラ、和太鼓、映像、そして3000人の大合唱団の競演は圧巻!
主要登場人物にはそれぞれ歌で心情を代弁するソリストがついており(母親役に佐藤しのぶ、厨子王役で錦織健…などこれまた凄い面子)、その歌に合わせて役者がマイムやダンスをする演出もなかなか面白かった。
闇の魔王としてダンサーのダレン・リーも出演。

……しかし、この要約した粗筋だとなんだか厨子王が主人公みたいだな(笑)しかしそう見えるのも無理はない、コムさん出ずっぱりだったし。一番出番多かったでしょう、空飛んでたからなぁ(ワイヤーで)…ついに本当に飛んだよ、ペガサスの乗り物じゃなくて(笑)
黒子がセットしてる時点で飛ぶような気はしたのだけど、まさか頭から奈落に突っ込むとは!それもゆっ〜くり降下で魅せる魅せる(笑)辛そう…でも素敵だった!
ちなみに、前述のように今回下調べがまるでなかった為にわたしはてっきりコムさんが女性役をやってくれるとばかり思っていて…普通に男子で出てきた時には軽くショックだったりした(苦笑)女装に期待し過ぎたね、ハイ。先日のかしちゃんの舞台同様、予想以上にヅカっぽい(当たり前か?)…PRIMARY〜の時は本人役だったからそんな感じもしなかったけれど。
相変わらず男前なコムさん…そしてカーテンコールでは何かしらやらかすコムさん…今日ははける時に袴の裾を踏んでつまずいていた、あの方やはり天然なのだろうか?
というか、挨拶のあとに錦織健がコムさんの麗しい御手に接吻を…う、羨ましい!(笑)

色々な面で楽しい総合芸術、超一級エンターテイメントであった。あれだけの出し物はそうそう創れるものではないと思うが(故1ステ)是非また機会があれば観に行きたいものだ。


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alf_maria_lully at 05:27|PermalinkComments(0)

September 28, 2007

整頓

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部屋を片付けた。
やっと脚を伸ばして眠れる!(笑)

大掛かりに片付けたのでまたしても、色々と面白いアイテムを発掘。
ずっと捜索中だったハーロックのフィギュアも見付けたし、七色いんこの4巻も見付けたし、ついでに懐かしのArt Marju DuchainのCDも出てきた…趣味がバラバラだな、どんな家住んでるの?って感じね。
ハーロックはフィギュアを立てる台が見当たらないのでまだ捜索を続けなければならん。これ、学生時代に担任教師の机から失敬した…のではなく、卒業の記念に譲って戴いた!ものなので、大切にしなくては。もうなくさないように…

まぁ、更に驚くべき掘り出し物は謎のナル写真と共に引き出しから出てきた恋文?なのだが(苦笑)いつ貰ったものか思い出せない…封筒に住所等が無いのでおそらく手渡しされたものだろうが、一体いつ…?差出人、申し訳ない(ちなみに差出人は把握している)。
特に恥ずかしい内容でもなかったので引き続き保管する事にした。他人からの貰い物を捨てるのはなんだか気が引けるのだ。どうしようもなく不要ならば情けは掛けぬが…手紙なんて心が込もっているじゃないか、もしかしたら怨念とかも(苦笑)
なので、自分のなかで時効がくるまで保管…それを見極めながら片付けていると時間が掛かってしょうがないけれども。

とりあえず一区切りついたので続きはまた今度。
昼寝でもしよう。思い切り、脚を伸ばして(笑)


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alf_maria_lully at 15:00|PermalinkComments(0)

September 25, 2007

虚弱

先々週あたりから、実は体調が優れない。
何処が悪いという訳ではなく、微々たる不調の積み重なり…
だが、だから困る。 久しぶりの“粘土(扁桃炎による膿)”、やはり扁桃腺を切った方が良かったか?でも喫煙。
それに伴う発熱と頭痛、食事が出来ない為か低血圧…おまけにものもらいまで発症。

中でも一番困るのは動悸と胸の痛み……もう年寄りの病状だな(苦笑)嫌だ嫌だ。

しかし、その痛みが主に心臓の辺りに集中していたので軽く恐怖を覚えていた。
何故なら、実はわたしは出生時に心臓のつくりが不完全な状態で生まれたらしい話を母から聞かされており、当時は“10歳まで生きられるか分からない”と言われていたとかいないとか…
結局、わたしの時間は14歳でとまってしまったのだけども(?)まぁ今となっては全く信じられない話ではある。
それでも幼少時は定期的に検査に通っていたようだ。


ふとそんな話を思い出し…恐ろしくなって慌てて病院に行ってみた。

どこから診てもらったら良いか検討がつかなかった為、待ち時間覚悟で近くの総合病院へ。とりあえず内科にまわされる。
思いのほか早く呼ばれた。血圧を計り、聴診器をあてたのち、医者は一言…

“過労ですね”

 ……わ、分かっとるわ!
安心した反面、なんだか味気ない診断に少しがっかり(苦笑)

えっ?点滴とかしてくれないのか?
辛いんですけど…採血とかは?
もっとよく調べて!

せっかくでかい病院にかかるという事で今日は針を刺される覚悟を決めて来たのに。
なんだか寂しい感じだったので、頓服の痛み止めを無理矢理頼んで出させた。面倒な患者だな。


しかし、この胸の痛みはどうすれば癒されるのか…
そして“胸の痛み”などと言うとなんだか感傷的で素敵な響きだ(笑)
冗談を言えるうちが華か…

先日、気功に行った時はとても楽になれたのだが本当に一時的+お値段もなかなか素晴らしい感じで頻繁に通うには少し考えてしまう。
“健やかな生活”が金で買えるならば安いと思うべきだろうか?どちらにせよ、来月だな…肩凝りの件で近々かかろうと思っていたので、そのついでにでも…
あぁ、前はこんなに虚弱じゃなかったのに。
老いると出費がかさむ(泣)



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alf_maria_lully at 14:56|PermalinkComments(0)

September 22, 2007

薔薇の集い

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ベルばらファンの集いに出席した。

会場は主催の方がオーナーを務める“BUTLERS CAFE”というレストラン。美形外国人のバトラーさん達に接客してもらえる素敵なお店、内装も耽美&ロココな感じで素晴らしかった。
それだけでなく、料理もなかなか美味。盛り付けが凝っていて感動(画像は蟹とトマトのパスタ、皿の薔薇は模様ではなくなんとチョコレイトで一つ一つ描いたもの)。

そんな場所でひたすらベルばらの魅力について語り合う、華やかで激しい会合(笑)なんか凄いだろう?
皆さん濃かった…自分は比較的フツーな方だと思ったよ。
入口はベルばらではあったけれどやはり皆さんツボが近いらしく、歴史の話や舞台、映画など色々ディープな?話も出来て非常に有意義な集いだった。単なるファン同士の集まりではなく、これはもう立派な文化交流だね。
普段はあまり深く語ると興味ない方々に引かれるので自粛していることが多かったのさ…今日は解き放った〜

またこうして語り合いたいものですな。というか、近いうち個人的にお店に遊びに行きたい(笑)


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alf_maria_lully at 02:35|PermalinkComments(0)

September 21, 2007

愛、時を越えて〜関ヶ原異聞〜

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シアター1010にて、貴城けい主演の舞台“愛、時を越えて〜関ヶ原異聞〜”を観劇。

ときは安土桃山時代―――
石田三成(市川段治郎)は魔物が眠るという南蛮渡来の棺を手に入れる。
屋敷に持ち帰り、棺に刺さるクルスを引き抜いてみると…なんと中から吸血鬼ドラキュラ(かしげ)がその封印を解かれて蘇り、その身の定めに従って三成の願いを何でも叶えるという。
夜にのみ魔力を発揮する彼は、昼間は出雲の御国として芸人一座で踊る。
しかし、偶然迷い込んだ礼拝堂で絶世の美女であり敬虔なキリシタン・細川ガラシャ(華城季帆)に恋してしまう。ガラシャもまたドラキュラの放つ邪気を恐れつつも、次第にその妖しい魅力に取り付かれていくのだった…
妖魔とキリシタンのプラトニック・ラヴを軸に展開される時代劇。

…あらすじだけで分かるように、設定めちゃめちゃ何でもアリのおはなし。

予想はしていたが、これは深いことは気にせずただ“役者を観て楽しむ舞台”。なんといっても歌舞伎俳優と宝塚歌劇OGの競演、豪華だ。アンザちゃんも初めて本物を見れて軽く感動。実はさくらっ子クラブの時にファンだった(古)

正直な感想、話はよく分からなかった。和洋の融合もあまり巧く表現しきれていない感じ(特に音楽。歌は入れる場所も微妙で動きの無駄が気になった)。
舞や殺陣で臨場感は演出されているものの、場面転換や話の構成は映像的で板の上で演じるには少々無理のある出し物だったように思う。まぁ、わたしが苦手なつくりだということもある(苦笑)
もう、とりあえずかしちゃんを魅せる、という舞台だろう…その点ではかなり楽しめた。
鬼丸役の方のアドリブ(?)もかしげファンを喜ばせる気遣いか。

後半は殺陣も多くて見所満載、しかし残念だったのは…徳川に乗り込んでいく物凄く格好良い場面で、かしげに斬られた侍のヅラが落ちて……数分間放置されていたこと(苦笑)笑い堪えるのに必死だった。後で違う侍がなんとか袖に放っていたけれど。舞台はナマモノ、怖い怖い…うまいこと誤魔化せて良かったね。

色々と気に掛かる点は多かったものの、目の癒しにはなったかな。


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alf_maria_lully at 04:41|PermalinkComments(0)

September 17, 2007

バレンシアの熱い花/宙FANTASISTA!!

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金曜日…

“バレンシアの熱い花”“宙FANTASISTA!!”を観劇(蘭寿ロドリーゴ、北翔ラモン)。

大和悠河&陽月華の大劇場お披露目…宙組は今年に入って二度目のお披露目公演という(苦笑)


〜バレンシアの熱い花〜

19世紀初頭のバレンシアを舞台に、主人公の青年フェルナンドの恋や友情…父親を暗殺した領主への復讐を描いた物語。
内容は漫画で読んで知っていたのだけど、やはり舞台の迫力に勝るものはない。
ヒロインのイザベラ(酒場の歌手)、華ちゃんは意外と美人系の役の方がハマっている。今回の役、好きだな。


〜宙FANTASISTA!!〜

宇宙の惑星を渡り歩く悠河王子、旅の果てに太陽となって大空に輝く!
このレビューを観ていて、どことなく“タカラヅカ・ドリームキングダム”を思い出した。雰囲気が似ていると思ったら作り手が同じ。

玉子から生まれるんだよ、王子。ちょっと可愛い。
蘭とむのVenusが格好良すぎる。気持ちの良いくらい歌上手い。ちなみに悠河ちゃんの歌は…うーん…


土曜日…

ひたすら走り、呑み、喰らう。


日曜日…

新制作さんとミーティング(語り?)ののち、先月公演のビデオ観賞会へ。
みんなと顔を合わすのはもう1ヶ月ぶり…さほど変わった様子もない、おかしな髪型になった奴は居たけれど(笑)

やや早かったがカモケイの誕生日ケーキを買って行った。慌てて蝋燭の数間違える…良かった〜多めに間違って。
一見普通のショートだけど実は周りはチーズクリーム、苺も少しジャム状になってこれがなかなか美味。
そして、ケーキを食べつつビデオ観賞…

ある程度覚悟して観たのでまぁ、落ち込み具合も想定内というところだろうか。
客観視すればまとまりのある舞台だったのでよしとしよう…
次があるのさ次が!

ん…
再演しようかな…いつか…


月曜日…

図書館に行こうとしたのに休館日だった。
衣装デザインを描きながらだらだら過ごす。


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alf_maria_lully at 19:45|PermalinkComments(0)

September 12, 2007

美脚

自堕落な生活を送っている。

公演が終わってもうひと月、そろそろ抜け出さなくては…
と、無意味にストレッチを再開。
夜中にストレッチをしながら、だいぶ前に購入(或いは録画)したまま放置していたビデオを観、ワインを。結局色々と中途半端…

そのビデオの中身というのは、まぁ比較的古い年代の洋画。
漠然と気分が上がり、踊り出したい衝動に駆られる…なんといってもほとんどがミュージカル映画なのだ。己の単純さには呆れるが、その衝動のままストレッチを続けるとかなり限界に近付ける(笑)
無論、魔法は映画を観終わって30分程で解けるのでその後は再び廃人なのだけど…

突如、リタ・ヘイワースにはまる(笑)
以前はさほど好きでもなかったのだけど。観漁った映画の中に彼女の作品が2本あり(ギルタ、カバー・ガール…王道だなぁ)、お陰様で脚線美の虜…
このところ毎晩あの美脚を肴に呑んでいる(笑)
美しいものを愛でながら呑む酒は美味い。


あぁ、コレクションが増えそうだ…(泣)


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alf_maria_lully at 04:24|PermalinkComments(0)

September 03, 2007

稽古場

黒虹の稽古を覗きに板橋へ。
やはり稽古場の雰囲気というのは良いなぁ、楽しい。

今日、部屋に入ってまず思ったのは、
“おぉ、人口密度が高い…”
うちと比べて出演者が多いというのもそうなのだが、今日が日曜ということもあってか出席しているスタッフさんの人数が多かったのだ。
相変わらず皆さん個性派ぞろい(笑)
稽古後の居酒屋では舞監さん&演出補佐さんと軽くコントを繰り広げてしまった…何しに来たんだ、自分!?恐ろしい事に全員ボケキャラの為、収拾つかず(苦笑)
巻き込んだ皆さん、すみませんでした。

ん〜一応、今回も“衣装”という名目でのお手伝いなのだけど…どうやらちょっとした既製服のアレンジが主のようで、あまり出番はなさそう。
ちょっと寂しい…けれど…ふふ、出番が無いなら増やすまでだ!(?)
色々と趣味な提案をして遊ぼうかと、ね。もちろん座長様やら演出様やらに怒られない程度で…
裏方のときは本当に出たがりというか、仕事したがりな奴だとつくづく思う。はなから逃げ腰の朝霞さんとは大違いだな。

とりあえず、自分のところの脚本のせいで少々気が滅入っていたので…程よくリフレッシュも兼ねて頑張ろうかと思います。
よろしくお願いします。


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alf_maria_lully at 03:56|PermalinkComments(0)

September 01, 2007

早朝

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夜明け間近に観た夢の景色
淡い光に眩む視界、堕ちて逝く追憶…

あと一瞬、
微睡んでいられたら、
そのひと時に酔っていられたら…
どんなにか……

目覚めはいつも、
渇いた溜め息

今朝も、
君の姿は無い



日の出の時間が遅くなったのか?始発で帰宅しても、まだ空は夜の装い。
本当は横着をして最寄り駅からタクシーに乗ろうとしたのだけど、風がひんやりとしてとても心地良かったので歩いて帰ることにした。ま、何より暗いし(笑)


構成があがらなくて…山籠りしたい。
いや、真剣に!
つまらない、うちの劇団で上演するネタじゃないのかも。他のところで作った方が分かりやすく面白く出来る気がする…そんな事を言ってたら本当にきりが無いんだが。
実は少し前まで違う演目で準備進めてたので、そこにちょっと未練もあったり…
何が起こるか分からない。
書きたいものを書きたい…が、諸々の理由から却下。辛い…

なんとか上手くいかないものか?
あぁ、一度でいいから何も考えずにひたすら書きたい。
本能のまま…
書いたとしたら…
酷い事になりそうだな(震)


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alf_maria_lully at 05:43|PermalinkComments(0)
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