December 2007

December 31, 2007

回転木馬

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三日月バビロンさんの公演“リンデンバウム〜回転木馬の柩〜”が終了。
皆様お疲れ様です。

わたしは28日のマチネを観劇。
以前に上演した作品の再演だったのだが、劇場もほとんどのキャストも変わったせいか自然と再演というところはあまり意識せず観ていた。
今回の再演の方は全体的に人間味が増したというか話が伝わり易くなっていて、前回を観た時に謎のまま終わっていた諸々の部分もやっと理解出来た(笑)
すっきり…

今回はしっかり稽古から関われて本当に嬉しかったな。
前回は…小屋入りからの参加&わたしが負傷していた為に大した手伝いが出来なかったのだ!
実は稽古を見ている段階で既に決まったポイントで泣きそうになるのを何度も堪えていて…結局上演中も幕の中でうるうる。

素敵な舞台で今年を締めくくることが出来て良かった。
お疲れ様です、ありがとう御座いました。

※画像は某制作様の手により華麗にラミネート加工されたフライヤー&チケット。柩の形、可愛らしい♪


さて…
一通りの業務が終わったところで、しばらく引き隠ろうか。風邪も治して、この咳と声をどうにかせねばならん。
そして何より脚本を…少しでも進めない事には…
な、なんて有意義な正月だろうか(苦笑)


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alf_maria_lully at 07:39|PermalinkComments(2)

December 28, 2007

買出

お手伝い先の三日月バビロンさんの公演の為に火曜から毎日、劇場へ通っている。
中野駅から劇場までの道にも慣れた。と、いうよりむしろ中野駅周辺にだんだん詳しくなれてるようだ。あれこれ買い出しに出回っているので(笑)

しかし…つくづく思うのだが劇団の買い出しというのは基本、大量購入、わたしの風貌に対してミスマッチなモノ?や、一般的に生活に馴染みのないモノばかりで困る。
要望が奇抜すぎて売っている場所の検討が付かないことも多々。そして、店で見当たらない場合であっても店員に訊くのが微妙に恥ずかしかったり…何に使うのだろうと勘繰られそうで。そういった時はどんなに忙しかろうが敢えて劇団名で領収書をきってもらい、用途をほのめかすことで最終的に少し救われた気分になるが(笑)

今日買いに行った小道具は…ティーカップのセット。まぁ、わたしが個人的に買ったとしても不思議でないものだったが、紅茶屋も雑貨屋らしいものも見当たらず苦戦した。
しかも駅前で手相を見せろと呼び止められたり、ふらっと入った店(洋風な外装だったので紅茶専門と思いきや実は日本茶屋…)では、いきなり緑茶を出されてもてなされ、身の上話をする羽目になる(苦笑)その店のお兄さんに教えてもらった雑貨屋で無事にカップは買えたので…結果としては良かったが。


明日は何を買いに行くのだろう?何も無いと良いけれど。
劇場近辺の雑貨屋やコンビニの店員はもうわたしの顔など見飽きたことだろうな……


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alf_maria_lully at 02:43|PermalinkComments(2)

December 24, 2007

快挙

始まりは昨日の夕方…まずユザワヤにて布や造花を買い漁り、図書館に本を返し、その足でまたあちこちに出向いて諸々の仕事を済ませ、雨の中早朝帰宅。
風呂に入って一休みののち、ひたすら衣装を縫い、昼頃に外出して相変わらず麗しい紫闇さんとのランチに癒され、そのまま舞台をご一緒して戴き、また優雅にお茶。
今度はTOAで布を買い足し、出来上がった衣装を稽古場まで届け、いま帰宅。

意外と起きていられた(笑)いや、自分の劇団がオフの場合基本的にわたしは1日10時間の睡眠で生きているので。ここまで起きっぱなしは久々、快挙だ。

…で、またこれから裁縫。

この調子では明日の出待ちは無理だろう。
まぁ、良い。


なんだか濃い流れだった…
しかし、起きている時間が長いだけ食事と喫煙の回数が馬鹿みたいに増えるのは困りものだな(苦笑)


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alf_maria_lully at 00:25|PermalinkComments(0)

December 22, 2007

眠り姫

帰宅ラッシュの満員電車に乗った。
わたしの前に立ったまま爆睡している女性が居た。よほど疲れているのか酔っているのかは分からないが、器用な人が居るものだとしばし観察…

座席の上に掛かる吊革に両手でつかまりながらなんとか耐えているのだが、意思を持たない身体は電車に揺られるがままになり、今にも目の前に座る乗客の上に倒れ込みそうな勢い。
そのつかまっている指先は、もう長い時間そうして身体を支えてきたとみえて既に血の気が失せている。
いつ完全に脱力してしまうかとヒヤヒヤしながらも結局面白がって観察しているなんて、悪趣味か?(苦笑)
だが面白いのだ。時折、寝返り(?)のように全身を痙攣させてみたり、寝ぼけて唸っている彼女を見ているのが。

…なんて呑気に観察していたら、徐々に彼女が此方に危害を加え始めた。もちろん当人は眠っているので、全ては無意識のうちだが。
電車に揺られながら、後ろに立っているわたしに体当たりをしてきたのだ。それも1度や2度ではなく、もう無数に!いくら眠っているとはいえ身体にモノが当たる感覚も分からないのだろうか?
うっかり舌打ちをしたら、隣に居た違うお姉さんビビられてしまった。申し訳ない。

ごく軽く、膝カックンのようなことをしてみる。

やっと気付いたらしく、お目覚め。おもむろにポケットから携帯電話を取り出し、時間を確認。息苦しかったのかマフラーをはずして鞄にしまい込み……二度寝…
こいつ、大物だ…
ここまで来るとあっぱれである。
その後は自分の下車駅まで、ぶつかられようといびきをかかれようと抵抗する気力が湧かず放置していた。

満員電車はもう嫌だ。


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alf_maria_lully at 11:08|PermalinkComments(0)

December 17, 2007

都心

劇場見学も兼ねて阿佐ヶ谷まで芝居を観に行ってきた。
劇場が空いている日にちで都合がつかなかった為に、素敵な小屋付きさんが招待チケットを取ってくれたのだ。なのでもちろん出演者全員面識がなく、かえって新鮮な感じがした。
劇場も想像以上に綺麗だったしな、小屋付きさんに会えなかったのが残念だったけれど(苦笑)来週もう1つ下見に行く予定の劇場があるが、そこでピンとこなければもう今日のところに決めようと思う。

その後、軽く食事をして新宿へ。
あぁ、日曜に都心に出向いたのは失敗だったな…なんと言っても人が多い。
けれどまぁ、乗り換え以外で降りる機会もなかなか貴重だと自分を宥めつつ。人混みに揉まれながら、布地を買い、服を見る。しっかり暖をとれるコートを探すつもりが、auaaのコートを試着。
機能性無視…しかし格好良い!今日着ていた服(上下ともauaa)にも示し合わせたかのようにマッチしていてかなり揺らいだ。
が、冷静に鏡を見たところ…実は結構派手?(苦笑)他のブランドの服とは到底合わせられないと、結局断念。
auaaを出、MARIAGE FRERESで茶葉を物色。家にもまだ半分以上入った茶葉が4缶程あるのだけど…
今日は、前から興味を持ちつつも手を出さなかったTHE A L'OPERAに挑戦。“オペラのお茶”なんていかにも西洋なネーミングだが緑茶なのだ。フルーツフレーバーなので薫りは甘酸っぱい感じ。
それと、レジ奥の棚にあった気になる名前のお茶も購入。THE DE LUNE…発見した瞬間にいかにも好きそうなネーミングと自分で思った(笑)青い花弁が鮮やかなフレーバードティ、名前に準えて静かな月夜に飲みたい。

このところ何かと忙しく、紅茶を淹れる時間すら惜しみがちではあるが、しかし慌ただしい時だからこそゆっくり紅茶を飲み素敵な薫りに癒されることは大切なのだろう。
本当は美人の小間使いが淹れてくれれば一番嬉しいのだが…

…君、隣に座りたまえ。
あぁ、砂糖は結構だよ。ふふ、もう充分に甘美いではないか(妄想)

………。

さてさて、今夜はどのお茶を淹れようか?


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alf_maria_lully at 04:38|PermalinkComments(0)

December 14, 2007

隙間風

美容院に行った。
髪を切ったのに…誰も気付かない。長さはそこまで変えていないが、重いので鋤いてもらったのだ。
相当切ったのだけど?だって頭が軽い(中身じゃない)。シルエット変わったと思うのだけどな?
少なくとも当初の予定よりは切った。

今日の担当はわたしと同じような髪色のイカしたムッシュウ(40代半ば位)。美容院に行くと何故か毎回濃ゆいおじ様が担当になることが多い。前の行きつけでも勝手に高見沢と命名していた自称オウジ様(オジ様)が担当だった…しかし、流行りに無頓着なわたしは年配の方のほうが感性が合うので有り難いのだが。
で、そのムッシュウがたくさん切りたそうだったので言われるがままに切って戴いたのだ。

“もう少し切って下さい。”

“あ、やっぱり?その方がいいと思ったんですよね、キャラ的に。”

…え、どんなキャラ?(笑)初対面なのだけど。
少なくともムッシュウからみてわたしは長髪キャラではなかったらしい。
が、やはり短い方が落ち着くかも。
そして、またしても言われるがままにヘッドスパなるものを体験。髪が生き返った!ツルツルじゃないか〜(感動)熟睡していた為、どんな技を駆使したかは分からないけれど。
とろろ昆布が人毛に昇格した、素晴らしい。


髪の密度が低くなった頭はかなり寒いが。
あぁ、北風に靡くわたしの金髪…愛おしい。


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alf_maria_lully at 00:09|PermalinkComments(2)

December 13, 2007

Adieu

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花組の“アデュー・マルセイユ/ラブ・シンフォニー”を観劇。
退団公演ということでしっかりオサさんを目に焼き付けておこうと意気込んで(?)劇場へ向かったものの、いざ開演してみたらオペラグラスで追い掛けているのはやはりあやねちゃん…相変わらず美人。レビューの時の黒いボブヅラがかなりツボだった(黒トカゲでもボブ×眼鏡に萌えていたような…)。
しかし、芝居もレビューも思いのほか退団を意識したつくりでなく意外な感じだった。“アデュー・〜”なんていうタイトルなもんで名残を惜しむような切ない話だろうと思っていたのだが、さほどでもなく…むしろサボンの薫りのする(笑)爽やかな舞台だった。敢えてそういう演出のが良かったのだろうかな。

…Adieu春野寿美礼!


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December 11, 2007

Muse

昨日、帰宅の途中にひとりで外食していたら…ミューズが降りてきた。
諸々の妄想を具現化する術を思い付いたのだ!
土日と芝居に関わっていたのが刺激になったのだろうか。ともかく良かった。
うちの出演者を体力的に苦しめそうな構成だが……知らんね。芸術の為と思って頑張って下さい…。

で、今日は3ヶ所劇場を下見したのちに、この好調を保つ為に現場の緊張に肖ろうとまたしても三日月バビロンさんの稽古場に登場(笑)二日連続…
一応衣装を持って行ったので少しは仕事したことになっただろうが、その辺は半分口実だったり。見学、目的?若いエナジーを分けて戴こうかと。

お陰様で今夜も仕事が捗りそうです。
もちろん衣装も頑張るさ。また口実が出来るから、ね…(含笑)


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alf_maria_lully at 01:29|PermalinkComments(0)

December 10, 2007

週末

土曜…

ウラダイコクさんの公演を観に荻窪へ。
雷時雨サマのご案内だったのだけど…普段愛称(?)で呼ぶせいか受付で芸名が浮かばず…軽く焦る。

舞台の方は前回の弾けた作風と一転、ミステリィな感じ。中盤ちょっとしたアドリブやアニメネタは入っていが(どうやらお約束らしい/笑)、笑う準備が出来ていなかった為にこれまた軽く焦り…けれど、そんなホッとするような遊び心はほんのスパイス程度で。全編通してかなり入り組んだ、緊迫した芝居だった。
一応、結末は自分なりに導き出すことが出来たけど本当のとこは謎…(苦笑)。
不思議な舞台だった。


日曜…

三日月バビロンさんの稽古場にお邪魔。年末の公演に向けて、衣装の相談をしに行ったのだ。
製作は1着のみ、あとは既製品やちょっとしたアレンジで賄えそうだったので安心。舞台衣装さながら華美なわたしの私服がこういう時だけ役に立つ…
製作モノも、息抜きも兼ねてさっさと終わらせてしまおう。さっさと…そう、実はあまり時間がない。本番まで2週間程なのに今日採寸とか、ちょっと慌ただしいような。
明日出掛けるついでにモノを仕入れてこよう。あとはひたすら引き籠って作業…


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alf_maria_lully at 00:29|PermalinkComments(2)

December 05, 2007

妄目

最後の1ステ終了。
ありがとう御座いました。

相変わらず腹の調子が悪いながらも、どうにか大事故も起こさず無事に終えることが出来た。唇の神経を抜いたという共演者の台詞を喰ってたらしいが(笑)
しかし、約3週間のブランクは堪えるな…台詞が〜等の初歩的な問題はさておき。どうしても舞台は生物、実際に絡む方々と合わせないことには感覚が掴めないのだ。
実は先月の楽〜今回の1ステ、敢えてあまり脚本に目を通さなかった。
自信があったからさ!(とか言ってみたい…)ライヴ感が出ればと思って。そういう狙いの芝居、だろうから。
思った通り、ゲネらしいゲネもなく本番…

構成がしっかり頭に入っていた割には不思議と再演という感覚はなく、むしろ即興劇でもやっているような気分だった。
まさしくライヴ(笑)

今回の公演はあらゆる面で本当に勉強になった。
客演も、このような変則スケジュールでの公演も初めてのことだったからな。中でも一番の収穫は“役者の気持ちが理解出来た”こと、だろうかな。演出が手を掛けようが掛けまいが役者は勝手に悩み悶える生き物だと分かった(笑)
ここでの経験を糧に、来年からは自分の劇団で演出家として今まで以上に華麗にメンバーをまとめて行こうと思ったのだった。
朝霞ルイ、しばらく冬眠します。

お疲れ様でした。


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alf_maria_lully at 23:38|PermalinkComments(0)
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