July 2012

July 31, 2012

夜天ノ果テ

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「ヒューリスティック・ポケット〜懐カシイ夜天ノ果テ〜」終幕致しました。
暑いなか沢山のご来場ありがとうございました、夏にぴったりの透明で美しい世界でございましたでしょう?

…わたし以外はな(苦笑)
いやぁ、
この思わずホロッときちゃう良い話に、しかも2年振りの舞台出演で、まさかあの飛び道具的キャラ芝居がまわってくるとは。
飛鳥様は、マッド・サイエンティストでロリコンでナルシストな三重苦の三十代、なのに華麗でなければならない…どんな奴だ!

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こんな奴です。

宇宙物理学者なる役どころだったので、白衣(のような白ローランド)を着ていたのだ。季節感なし、暑かったぜ…

実を言うと、コミカルなキャラはおそらく10年振りくらい?(苦笑)
度胸が鍛えられた、あれは恐怖以外の何物でもない。マジで。

とりあえず「あの男が目障りでした」というアンケートは戴かなかったのでホッとした。寧ろ無闇に目立ったせいかイラスト付きのアンケートが多かった(笑)皆さん、格好良く描いてくれてありがとうね。
因みに終演後なので告白するが、飛鳥様のイメージはフォルゴレ(笑)これを言ったら舞台監督さんしか分かってくれなかった…わたしも漫画の内容は殆ど知らないのだが。
なんだか悔しいので画像検索してみた、が…
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ん?こんなヴィジュアルだったっけ?(笑)
しかもよく考えたら、歌になるくらい彼は巨乳好きだったよな。ロリコン飛鳥との共通点は、不屈さとドM具合のみか。本当はパンツを赤系にしようかと思っていたのだが、避けて良かったかも。

しかしあの変態っぷりが、ラスト数分のイケメンさで全て許されてしまう訳。櫻木さんの本は凄いのだ、愛情がある。
当初、ひたすら暴走するのみと思い込んでいたところにラスト部分の脚本を貰った時は焦った。好青年モードに切り替えられないというか、下界に降りてこれないというか(笑)最後の最後まで台詞覚えられなかった…ごめんね、ファルさん。
客演ということで、かなり大目にみてもらっていた部分が多々。
いや、ありがたいやらいたたまれないやら…

差し入れ諸々も本当にありがとうございました。
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羽蘭さん、お花届きましたよ!
制作さんに「デューク」と名付けられて受付で咲き誇っておりました。
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以前の記事で「テープレコーダーが不調」と嘆いていたら、blogを読んで下さっていたお嬢さんからハイテクなヴォイスレコーダーを戴いた(感謝)
USB接続出来るとか…便利過ぎる!大事に使わせて戴きます。

搬出の後遺症で若干腕が不自由なこの頃(苦笑)
しかしね、もう今週から新人さんの基礎稽古に入る訳でおちおち脱力してもいられんのですよ。
さて!次回は10月、Les Miroirsの舞台でお逢い致しましょう。

最後に、
今回公演に携わったスタッフ様方、素敵な共演者様方に心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

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上楽屋の飛鳥様の巣(笑)と、そこに迷い込んだ…さて、誰でしょう?

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July 25, 2012

小屋入





本日から劇場入り。
時間遅れて入らせて貰ったので、たっぷり眠れた。昨晩はマッサージに行って風呂に入ったあと即死だったのだよね…
いつものマッサージ屋が混んでいたので少し離れたところまで行ったのだ。なかなか腕も良く身体は楽になったのだけど、施術中のBGMが何故か「美しき天然」だの「赤い靴」だの暗い曲調の童謡メドレーで精神的にやや疲れた(苦笑)深夜には聴きたくなかったかな。

そんなこんなで、
一応今回もミッシェル(相棒のミシン)と共に劇場入りをした訳だったが、
さほど大きな仕事も無かったのでさくさく終了。
少し持ち帰った仕事も有るには有るが、睡眠時間に影響するまでにはならなそうだ。
今回は、ヴィジュアルがシンプルなので。ええもう、おそらく朝霞史上最シンプルですから(笑)動き易くて動き易くて。

…劇場入り以降の方が実は規則正しい生活が出来る(笑)
だいたい決まった時間に寝起き出来るし食事はきちんと取るし。
日付が変わる前に帰宅出来たのなんて数週間ぶりかも。
ひとまず諸々作業して、明日に備えてしっかり養生する。

三日月バビロンのblogに、わたしもプロフィール載せていただきました。
【三日月バビロンblog】
しかしこれ、趣味趣向に関する内容ってセンス問われるよなぁ(苦笑)前回客演の際あまりにも適当に書き過ぎたので、今回は多少真面目に書いたが。意外とつまらん人で申し訳無い…


+++++++++++

三日月バビロン STATIONno.10
ヒューリスティック・ポケット
〜懐カシイ夜天ノ果テ〜

2012/07/27-29
@ザムザ阿佐谷(劇場提携公演)
*time table*
27日(金)…19:00開演
28日(土)…14:00&19:00開演
29日(日)…13:00&18:00開演
開場は開演30分前より、入場整理券配布は開演60分前よりとなります。
公演詳細は、【三日月バビロンwebsite】をご参照下さい。

【朝霞予約サイト】でのチケット予約は26日迄です。
それ以降はblog記事コメント等わたしに直接連絡をどうぞ。
また、予約ナシ当日飛び入りのご来場でも受付にて「朝霞のblogを見ました」と仰って戴ければ前売り料金でご観劇戴けます。
お逢い出来ますことを楽しみに、ご来場お待ちしております。


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July 23, 2012

漆黒

髪を黒染めした。
こんなに虐め倒しているのにサラッサラの超直毛、恐るべしわたしの髪…



黒髪は毎度賛否両論。
しかし思い返すと、舞台に関係なく夏場は暗い色にしてる事が多かったかも。
3日に1回位は早乙女太一と言われるようになるが(苦笑)


そんなこんなだが、
衣装を着けてみたらやっとそれらしくなってきた。
調子に乗って色々なアイテムを付け足してみたら、笑えるくらい似合うのだが迷走したので保留。
なんでも着こなせば良いというものではない…
稽古場にはシンプル一式を持って行った。


夜間稽古までの中休みに、気になっていたバルで赤ワインを1杯。
飲まなきゃやってられん訳ではないよ(笑)、充電充電。
しかし、そのバルのトイレが凄かった。まずユニットバスを無理矢理改造していたこと、その上やけに派手な手拭きタオルが掛けてあると思ったら…



おいおい、ダイナマイトな下着だな(笑)
ぼーっとしていた頭が一気に醒めた。

衝撃を受けつつも、
夜間稽古も華麗に終えた。

そろそろ本番までのカウントダウンが始まっている。わたしあと1日しか稽古出れないのだ…
楽しみなような恐ろしいような(苦笑)
いざ劇場に入ってしまえばもう楽しいのだが。


まだお席に余裕がございます。
チケット予約受付中!リピートも歓迎(笑)

+++++++++++

三日月バビロン STATIONno.10
ヒューリスティック・ポケット
〜懐カシイ夜天ノ果テ〜

2012/07/27-29
@ザムザ阿佐谷(劇場提携公演)
*time table*
27日(金)…19:00開演
28日(土)…14:00&19:00開演
29日(日)…13:00&18:00開演
開場は開演30分前より、入場整理券配布は開演60分前よりとなります。
公演詳細は、【三日月バビロンwebsite】をご参照下さい。

チケットのご予約は【朝霞予約サイト】へどうぞ。
また、予約ナシ当日飛び入りのご来場でも受付にて「朝霞のblogを見ました」と仰って戴ければ前売り料金でご観劇戴けます。
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July 22, 2012

迷宮

忘れ物で約40分のタイムロス。

その後は物凄いペースで電車を乗り過ごす。
稽古場最寄り駅(各駅停車しか停まらない)を、うっかり急行に乗り込み、2度も通過…いつになったら稽古場に辿り着けるのかと絶望した。
帰路も珍しく早朝の電車で爆睡してしまい、また2度ほど降車し損ねていつになっても城に辿り着けぬ、ラビリンスde列車に陥る。
不眠のままLes Miroirsのオーディションに向かったが、軽くトラウマになってTAXIに乗った(苦笑)

こんな差し迫って時間が足りないときに…と焦る訳だが、こんなときだからこそ脳が沸いてどうにもならないのも事実とやけに冷静な自分も居る。
どう足掻いても何故か空振る、無駄にテンションが上がる(空元気とも云う)、無闇に体重が落ちる…これが本番前というやつ、だ(笑)

とりあえず、どこかで寝溜めしておきたい。
主食が栄養ドリンクになってきた。

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ヒューリスティック・ポケット
〜懐カシイ夜天ノ果テ〜

2012/07/27-29
@ザムザ阿佐谷(劇場提携公演)
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27日(金)…19:00開演
28日(土)…14:00&19:00開演
29日(日)…13:00&18:00開演
開場は開演30分前より、入場整理券配布は開演60分前よりとなります。
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July 19, 2012

暗記

書斎の混沌の海から、やっとやっと拾い上げた。
よし、コイツさえあれば…とりあえず安心だ。



今更ながらの告白だが、わたしは実は驚くほど台詞覚えが悪い(苦笑)
いや以前は違ったのだが、自分で書いた本への出演が続き…「台詞を覚える」という行為を忘れてしまったようだ。故に、自分の劇団では問題無いのだが、客演先で苦労する羽目になった訳。

しかし、
字面を追っても頭に入らない体質らしいので、こうしてテープに台詞を吹き込んで聞き、音で覚えるのだ。
無論、自分の台詞だけ吹いても覚えられんので…全ての台詞を素読みで入れているのだけど、もうね、これは誰にも聞かせられない代物(笑)
しかも、このテープを歩行中や電車の中などで聴いていると、台詞を口走ったりは無いが表情が連動していることが多々。割と不審者(苦笑)


ただ、
今回やっと探し出したコイツが少々不調らしく、巻戻し/早送りが既にスムーズに出来なくなってしまっているが、再生機能に支障が出るのも時間の問題な気がする。
参った。
頼む、本番が終わるまでどうか待ってくれ……


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ヒューリスティック・ポケット
〜懐カシイ夜天ノ果テ〜

2012/07/27-29
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28日(土)…14:00&19:00開演
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July 15, 2012

見世物

浴衣美女を連れ、靖国神社へ。
みたままつりに行ってきた。



「夏祭りデートをしよう」という話から発展したのだが、わたしにとっては「祭り=見世物小屋」な訳で。ロマンティックじゃないな…
浴衣美人も良いが、やはり赤襦袢美人だろう!

という事で早速…
今日はお化け屋敷も出ていたが、去年の十二日まちで懲りたのでスルー(笑)
真っ直ぐに見世物小屋へ向かう。




中野ブロードウェイ?
今年のゲストは一体誰なのだ?
これから食される運命の、哀れな蛇くんに迎えられて小屋の中へ…


舞台上では、愛しの小雪太夫が可愛らしいドット柄の前掛け(一瞬ホルターネックに見えて洋装かとときめいた)に蝋燭の束を持って…




え、これってまさか?
なんと、人間火炎放射をやってくれたのだ!(興奮)
遂にお峰さんのこの芸を彼女が継いだのか!
見事だった。
もう鳥肌モノ、あんまり感動して泣くかと思った(変な客)。

そしてお馴染みの人間クレーン(口と鼻に通した鎖でバケツを吊るやつ)、蛇の踊り喰いと続く。



蛇喰いは、初回スペシャルヴァージョンとして、
口にくわえたまま綺麗に皮を剥いでお召し上がりだった。
これ初めて見た…
なんと妖しく美しいのだろうか。
グロさは勿論あるのだが、小雪さんの年々板に付いていく感じやなんとも云えぬ恍惚の表情なんかが素晴らしくて、段々芸術じみている。

蛇喰って人を感動させてしまう女性なんて普通に考えて居ないだろう(笑)

大寅興行が日本唯一の見世物集団となった今、小雪太夫は見世物界最後の女芸人と呼ばれている。
わたしは実はデビューから彼女を見ているファンなのだが、この方には本当に頑張って欲しい。


続いて、
デリシャ・スウィートスという集団のショウ。


時代錯誤な派手衣装、やさぐれたチンドン屋みたいな感じ(笑)失笑系。

時折まともな手品をやってくれたりもするのだが、他の芸はしょぼい、ダンスは揃わないわ、全体的に雑。わたしは割と嫌いじゃないが。
梟さんの喋りだけでも見る価値あったかと思うけれどね。
連れがドン引きしていたので、内容的に女性向けじゃなかったのかもな。

「この人達、頑張ってるなぁ」と思うと、ちょっと自分が元気になるような(失礼)そんなショウだった。





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July 11, 2012

集い

昼前、
久々のバロックダンス講習にタバサさんの新橋スタジオまで。

床にチェス盤をイメージした市松模様のマットが敷いてあり、そのマットからはみ出ないようにメヌエットを踊るのだ。それ以前、もはや踊るのが久々過ぎるわたしはステップがまず危うかったけれど…



因みに今回の集いはアリス・パーティとの名目で、ワンダーランド(若しくは鏡の国?)の住人の扮装がドレスコードではあったが、見事に女王様だらけでアリス不在(苦笑)
わたしに至っては、暑さにめげて派手な格好が出来ず「ワンダーランドに暮らす凡人」というキャラを勝手に作り軽装で赴く。

一通り踊ったあとは、軽食&おやつを戴きつつ、2月のウィンザーハウス舞踏会のビデオを見る。


わたしのカメラで撮ったものもあったので、だいたいの流れは実は見ていたのだけど、
皆で集まっての鑑賞会は楽しい。
素敵な文字入れ加工、記念写真も華麗なFLASHに編集され、見応え充分。
当時は進行を任されていたのだが、流石に吹き抜け2階部分からの撮影ではわたしの声は入らず…次回はマイクを使いましょうと言われた。
次回も司会、で良いのかな?(笑)まぁ、あの場所から踊る皆を見ているのも楽しいのだけど。殆ど玉座の真下なので女王が視界に入らないのだよね…


来年の舞踏会は何を着ようかな、と皆さん年々派手になっていくのだが、折角だからとどうしても着飾りたくなるのだ。
パーティの度にドレスを新調する貴婦人の気持ちも分からないでもない、お洒落したくなるね、貴公子も(笑)
今年の白も好評だったし好きなのだけどね、やっぱり主役カラーなので。


とりあえず帽子は私物で欲しいな。



その後、
一旦城へ戻り、流雨氏に三脚を返して横浜へ…


懐かしきテアトルフォンテの面々との再会。
わたしがあの舞台に立っていたのは…もう12年前の夏。鴨川とはその後もLes Miroirsに客演召喚してちょくちょく会ったりはしていたが、当時以来全く会っていないメンバーも勿論居た訳で物凄く楽しかった!

「仲間」は素晴らしい、なんて暑苦しいが、素直にそう思える、恐らくわたしが最も身を削って創作活動に捧げていた時代の、苦楽を共にした仲間達なのだ。
いや勿論自分の劇団の人々も愛すべき素敵な仲間ではあるのだけどね、やはり座長の立場上で一線引く部分がある訳だよ。

わたしは此処に入るまで、ただの根暗な映画マニアだった(笑)芝居はやりたいが学生演劇をやる気には到底なれず、最初に入った地元の劇団で主宰に文句を言って自分で脚本を書き換えて(いま思い返すと凄い子供だった)辞め、漠然とアートな事がやりたかったのだと思う。
「拘り」や「美意識」を貫くこと、舞台という総合芸術を作り上げるに至るプロセスを教えて貰ったのは此処での約2年弱。幼かった自分にはとても濃い時間だった。
わたしを何故か脚本班に入れたのも此処の講師だが、その流れが無ければLes Miroirsすら存在しなかったかもしれないと思うともう…ある意味原点なのだ。
因みに舞台衣装を自作し始めたのもこの頃から。自作の芝居に既製服で出るのは嫌だった、そんな意識が芽生えたのも此処で自我がはっきりしていったからだろう。
そうやって寝る間も惜しんで必死に作り上げたものも、つまらなければ容赦なく口立てで全て書き換えられるという(苦笑)モノや張り手の飛ぶ稽古場もこの時以来ない…しかしあの本気さは凄かった。
若さ故に加減も知らず、倒れるまで打ち込んだ。

「12年前の舞台」という歴史が自分に存在することに驚くが(笑)
あの僅かな月謝であれだけの(過酷な?)ワークショップを開いた講師と横浜市には感謝しきりである。

現在舞台を続けている者はわたしを含め僅かなのだが、皆それぞれに人生を楽しんでいるようで。素敵なオトナになっていた。
当時の写真など持ち寄って思い出話をしてみたり、時間が止まった場所に来たような、不思議な感覚。


…と、まぁ、そんな楽しい時間を過ごしたが故に稽古場には大遅刻したのだけどね(苦笑)
ささっと採寸しただけで出番終了してしまった…ミーティング(という名の呑み)の為にあの移動距離を行ったのか!
仕方ない…さ。



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July 10, 2012

暴発

徹夜明けに、気力も萎びながら電車に揺られてみる。
ふとそこへ、真っ白なミニワンピースのイカした金髪美女がヒールを鳴らして乗り込んで来た。
すらりと均整のとれたスタイルもさることながら、まるで色素が無いような明るい髪に抜けるような白い肌と、なにより白服のインナーにそれは派手だろうという少々挑発的な透け具合で(微笑)、登場から目立つ。

そして、
扉を挟んでわたしの向かいに立った彼女は、
次の瞬間、
徐に炭酸飲料の缶を開けようとし、
大爆発させて、
殆ど全部、
中身をぶちまけた…

静まり返る車内。
バッグから取り出したタオルで必死に床を拭く金髪美女。
そこは真っ先にその白い服を気にしても罪じゃないと思うが…ああ、この人いま死ぬほど恥ずかしいんだろうなぁ。


例えばこんな時、
「これでお拭きよ、お嬢さん」と、ハンカチのひとつでも差し出したなら…

「そんな、大丈夫ですよ!」

「しかし、素敵な服にシミが残ったら大変だ!
そのうえ…目一杯にレッ〇ブルを浴びた貴女の肌は、車外に出た途端に7月の陽射しに襲われてベタベタ地獄を味わうだろう。
貴女のような美しい人が苦しむなんて、わたしには耐えられない!」

「私のこと、そんなに…」

「さ、受け取って。」

「必ず、洗ってお返しします!」

「ふふ、律義なお嬢さん。また逢いたいと素直に言ってくれた方が嬉しいけどな。」…と、名刺を渡して去る。

…なんて、ドラマティックな展開に発展する可能性もあるのだが。
貸せそうな布類はせいぜいネクタイくらいなものだったので諦めた。
残念。


善い子の皆は、
炭酸を開ける前は缶を振ってはいけないよ?
けれど爆発させたら…それは恋の始まりかもしれん。


実はこの事件の瞬間、
わたしは珍しく、電車の中で台本読んでみるなんていかにも役者みたいな事(笑)してる最中だったのだが…
なにか妙に納得したというか、改めて気付いたというか…続きは月末、ザムザ阿佐ヶ谷で!(笑)





+++++++++++
◇チケット予約受付中◇

「ヒューリスティック・ポケット
〜懐カシイ夜天ノ果テ〜」
2012/07/27-29
@ザムザ阿佐谷(劇場提携公演)

ご予約は【朝霞予約サイト】若しくはblog記事へのコメントでも承ります。
コメント承認制ですので、個人情報がweb上に開示されることはありません。

三日月バビロンwebsite【http://mikazukibabylon07.m.web.fc2.com/】



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July 07, 2012

幼虫

※注意※
青虫や芋虫の類が苦手な方は読まないでね…(画像アリ)
気分を害しても一切責任負えません。








誕生日に戴いた花を手入れしようとしたら…
不思議な花が??

いや、花じゃないぞこれ!
これは…!


…蛾の幼虫?

ぷにぷにで可愛らしい、これはひとつ、成虫になるまで飼って観察してやろうか。
なんて魔が差したが、よくよくみたら花瓶を乗せていた下駄箱の上に無数の黒い粒。
有り得ない程の、糞害(苦笑)
こいつめ、わたしの城の玄関で、敵も無くぬくぬくと花を喰い荒らしていたのか!
腹立たしさと同時に、一瞬にして世話の大変さを悟り、自然に放してやることにした。
屋外に、ただポンと放り出すだけではあんまりなので、花咲き誇る近所の花壇まで枝ごと持って行き、放した(迷惑)
達者でな!

しかし、あれはなんの幼虫だったのか?
気になってネットで調べてみた。
すると、その名もずばり「幼虫図鑑」という素敵なサイトを発見(笑)
正体不明の幼虫を特徴から検索できるのだ、なんて便利!

あれこれ見てみたところ、
この糞害加減といい、夜盗蛾(ヨトウガ)の終齢近くかなと。



…どうだろう?

ヨトウガ(幼虫はヨトウムシとも云う)が夜盗蛾という表記なのは初めて知った。
なんだか危険な香りで素敵な字面だけど、これは夜間に作物を喰い荒らすことから付いた名前だそう。由来は地味だ、そして成虫も地味…



うーん…

「昆虫図鑑」で調べる前は、
紅雀(ベニスズメ)かも!なんてわくわくしていたのだが。

紅雀(幼虫)


紅雀(成虫)


紅雀なら、育ててみたかったかも(笑)



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July 06, 2012

裏話

siroitop

結局またフライヤーのデザインを変えた。
…役者業以上に、確実にこっちの方が職人だな(苦笑)
一体どの辺が変わったのか?突っ込まれそうなので云っておく。
ロゴ位置と、タイトル背景のアポロ蝶のサイズだ。

調子に乗って、チケットのデータにまで着手。
63dc8040.jpg
他にやることあるのに…

更に調子に乗って&気分転換も兼ねて、
歴代のLes Miroirsフライヤーの裏話なんて語ってみようと思う(笑)

物凄く長くなりそうなので、次の頁へ…

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