November 2012

November 29, 2012

紅葉

気が荒れると自然に癒やされたくなる。
またしてもふらりと出掛けてみた。



…今日は高尾山はたいへんな人ですこと!

いや、本当に(笑)
紅葉シーズンで賑わっていたよ。

実は殆どまともに会話をした事も無かった人を、ふと話の流れでお誘いしてしまった訳。
喋りながらの登山はなかなかに消耗すると知った。普段はいつも独りなので、黙々と進めばさほど息が上がることも無かったのだが。自己紹介すらあやしい間柄では無言で行く訳にもいかず…(苦笑)
しかし、共に自然に親しみつつ共に体を動かすとね、吊り橋効果的に?すぐ仲良くなれちゃったりするようだ。わたしは勝手に最早ダチみたいに思っているよ、勝手に(笑)


今回は舗装された道を登ってみた訳だが、わたしは此処ちょっと苦手だったかも…
前回行った、まさに山道なコースの方が好き。何処に足を掛けよう、どう進もうと考えながら行くのが好きだ。
コンクリートで固めたような地面より、急坂でも土の上の方が楽なような。

そして、このスタンダードな登山道にはあれこれ誘惑が多い。
頂上に着くまでアイスは我慢しようとしたのに…!


買ってしまった(笑)
濃厚なミルクジェラートに色々な味の胡麻ふりかけをセルフで掛けるもの。
わたしは醤油味がおすすめ。
その後、案の定身体が冷えてしまい、きのこ汁で暖まる。こうまで寛ぐともう、何かやり遂げたような気分になるが…なんとか奮い立たせて再び頂上を目指す。

薬王院を過ぎ…


そして頂上。


夕陽が美しかった。


ケーブルカーで下山し、
麓の蕎麦屋で夕食。


天ぷら蕎麦と自然薯汁、自然薯豆腐。
自然薯、おそらく初めて食べた。凄い、粘りというよりもはやモチモチしていた。豆腐は塩で頂くのだが、素材の味がいきて美味だった。


軽く土産を買い込んで、三日月バビロンの稽古場へ…
そうそう、わたし本当は山なんて登っている場合じゃないのだ!
もう来週が本番。例の如く、衣装はまだ「布」です!…なんて堂々と言えないが(苦笑)
さて、まずはミシンを取り出すところから始めよう。また暫く部屋が片付かない…

【劇団三日月バビロン】
2012/12/07-09
「over the citylight, under the MOON〜月あかりの空庭〜」
ザムザ阿佐ヶ谷・提携公演



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November 26, 2012

虚言

秘密の共有は闇を分け合うことではない。
その闇を、更に深め、
一時の安堵と引き換えに己を追い詰める、実に愚かな行為。

伏線を張れ、
嘘を引き立てる為の嘘、
秘密を沈める為の秘密、
核心の数歩手前に毒を盛るように、
如何にも真実の底の様なまやかしをちらつかせ、相手の同情を得るのだ。

しかし、それも結局は脆き砦ということを忘れてはならぬ。
思案を巡らし飾り立てるほど、真実に近付いてしまう。
そんな嘘もある。




曖昧な疑念を抱いたまま、騙された振りを決め込もうと思っていたけれど。
こうも愉快な話を聞いてしまっては、わたしの黒い部分が疼いて困る。

しかしまさかこんなに早く露わになってしまうなんて、流石に少々呆れたが。
それをも超えると愛しさすら覚えてしまう。
馬鹿らしい、よくある話。

世間は狭い。
悪戯などしないに限る。
如何に柔らかな時を過ごしていようとも、自分の直感に訴える影は胸に留めておいて正解だったようだ。

まるで気に掛けないとまでは言わん。
正直なところ、身体にはダイレクトな影響を受けつつはあるが。
納得出来る理屈を手にしただけ気分は晴れた。
自分でも残念なことに、それしきで揺らぐわたしでは無いらしい。


もし、
其処まで鈍い人間と、
若しくはそれで折れる程度と信頼が無かったが故なら、
全く心外である。

わたしを蝕むのは、愚かな思念。


いちいち欲望を恥じていては、人間たる熱すら感じられないだろう。
ただ、殆どの者はその欲と同等の「許し」を持ち合わせてはいないのかもな。
怖れを上げればきりが無い。


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November 25, 2012

吸収

MonoMusica「花廻りの鬼」を観劇にシアター風姿花伝へ。
名前こそ聞いたことのあった劇団さんなのだが、お伺いしたのは初めて。先日のLes Miroirsの公演に千秋さんが観に来て下さったので、これもご縁かと。

魍魎薬師の仲間と鬼の戦いを描いた和風ミュージカル。美術や衣装がとても華やかで素敵な舞台だが、なんといっても構成・演出がとても素晴らしく観易い。女優劇団ならではの行き届いた独特の美意識を感じられる。
個々のキャラクターも役者さんの持ち味が活かされていて、かなり完成度が高い集団かと思いました。
今回観に行けて良かった。



【ミュージカルグループ MonoMusica】


終演後、三日月バビロンより業務連絡を受け、少し空き時間があったので渋谷TOAへ。
(衣装の)布を買う。
あ、来週末が本番ですよ!みんなでザムザ阿佐ヶ谷へ(笑)

【劇団三日月バビロン】


さっさと引き返し、高田馬場AREA。
Schwarz Steinの1日復活LIVEへ。
Kaya姫の音楽活動15周年アニバーサリーな企画だそうな。去年も復活を観れたのにまた今年も開催なんて…!これは行かねば!
下手前死守で雄叫んだ(笑)いや、前日に基礎稽古で発声をさらったせいか気持ち良く声が伸びて爽快。

大好きな「Queen of Decadence」、去年は演奏されなかったけれど此方もお気に入りだった「Profane gene」この手振り懐かしい…最後のアルバムの収録曲だったので、あまりLIVEで観る機会無かったのだよね。
MCを挟み、未だにわたしの冬の定番な「transient」(リンク先のヴァージョンよりLIVE用の派手な方が好み)や「黒揚羽」など主人公憑依系?から、
なんとか振りを覚えていた「CREEPER」「Succubus」など観客も叫ぶ系に良い流れで持っていかれ、かなりテンション上げて貰った。
「声を頂戴!」ってやつね(笑)久々聞いた、懐かしくて堪らない。
改めて、Schwarz良いな…音源も勿論だけどやはりLIVEが良い。去年はあまりにも嬉しくて必死過ぎたので、今年は割と冷静に暴れた感が。
Kaya姫は、吼えたり鞭振り回したり(笑)相変わらず華麗。前半の方、歌詞が若干曖昧だったけれど。時に切なく、時に鬼気迫る歌声とステージングは流石。
姫のソロ活動は時折音源を聴くのみLIVEは去年ぶり。もしかして今更なのかもしれないけれど、泣きボクロ描くのやめたのか?以前、姫リスペクトで2〜3年程ずっとわたしも普段からホクロ描いていたのだよね。一度サイン会で「ホクロの師匠と呼ばせて下さい」と謎の申し出をし、了解を得たので言わば本人公認のホクロ弟子なのだ(笑)懐かしい…
Hora氏は久々のステージで序盤はちょっとキャラ迷子?(笑)此方も変わらず、自由な感じ。今回も大量のHora汁(汗)が袖口から滴っていた、エナメルは暑いよな。タッチして貰った!かなり雑だったけど!

最後はやっぱり「New vogue children」大合唱で終了。

次回開催は無いかも?なんて去年も言いながらのスピード再結集なので(笑)
また近いうち、この2人のステージが観れることを願う。
醒めない夢よ、再び…



【廃退的耽美論(Kaya's blog)】←セットリストあり
【Hora oficial blog】

因みにSchwarzのLIVEで携帯電話の電源を入れておくと、機材じゃなくKaya&Horaにエラーが生じるらしい(笑)
そういえば人造人間的設定が昔あったような?


新宿へ向かい、
HOUちゃんのステージを観にGrand Panacheへ。
彼女の歌、久し振りに聴いたけど相変わらずパワフル&セクシーで素敵。元気を貰った。
ここ数ヶ月、実は訳あって毎日のように「レディ・マーマレード」を聴かなければならない状況があるのだけど、わたしの中ではどうしてもこの曲はHOUちゃんのテーマソングなのだ(笑)いやぁ、やっぱりLIVEで聴くと痺れるな。

これまた数年振りに会う古い友人が来場していて、近況報告諸々。
少々衝撃的な話が飛び出し、事の内容以上に悪戯な偶然に驚く。
今年はもう、これ以上なにも起こらないで欲しい…(切実)

その後は、先日知り合ったレディとその仲間達やらで朝まで飲み歩く。
またしてもすっかりご馳走になってはしまったが、なんだか自分が何処にも属していない友人客という立場に在るというのはかなり新鮮かも(笑)

世の中には色々な人が居るな。


吸収することの多い一日。
あちこち飛び回り、忙しかったけれどとても充実していた。



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November 22, 2012

意識

毎年この日の前後は情緒不安定。
妙に楽観的なときも悲観的なときも、結局は「なにか」を意識してしまっているが故なのは嫌でも分かる。

取り残された様に漠然と不安になったりする。
真夜中に花束を抱えて遠くの街まで出掛けた何年も前、硝子窓の外でただ吹き晒されていた青い花の様に。
星空の元で独り、何も出来ず何も持たず、凍えながら佇んでいる。
そんな気分。

残念ながら、
わたしは昔からさほど成長がみられない。
相変わらず夢想家で、気付けば無茶ばかり。
けれど、時を経て「時」の概念は変わり、理屈で描いていた途方も無い物語もあながち難しい筋では無かった気がしている。
過ぎてみれば短いのが時間、良くも悪くも。
悩める日も輝ける日も、過ぎれば一瞬、回想すれば一生。


時間はあったのにほんの少ししか眠れず、また可笑しな夢を見て疲れた。

強い風の吹く海辺、見えない何かに導かれるように崖の上を歩いていた。
波打つ海と、枯れた色の砂肌のコントラストが妙に印象的な風景。
ふと岩場の洞窟に気配を感じ、覗いてみると岩の隙間から差し込む光が穴のなかで拡散し、壁に何か映し出している。
それは人目を忍ぶようにぎこちなく口付け合う、2つの人影。
冷やかそうと云う訳では無かったが、なんとなく気になって近付いてみた。
よく似た中性的な風貌の2人は、見れば裸の人形だった。人形が勝手に動いているというのもなかなか不気味だが、それ以上にゾッとしたのは2人共肘から先両腕が無かったことだ。

…これは、怖い。
明らかに良くない予兆。
焦って調べたら、現実に照らしたまぁ面白い自己解釈が出来、苦笑せずには居られなかった。
なるほどな(笑)

確かに、腕を失うとわたしは困る。

そう、君を抱き締める事も出来ない。
…とか言ってみる(笑)


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November 21, 2012

大酉

毎年恒例、花園神社の酉の市へ。

先日知り合ったお嬢さんが何やら凄く趣味が合うようだったので、お誘いしたのだ。お貸ししたい本もあったし。
出店でつまみランチを調達し、昼間から美人さんと酒を飲む。なんだか贅沢な時間だな…

おみくじは中吉。

可もなく不可もなく、曖昧な内容だった。


そろそろ良い時間かな、と見世物小屋へ行くも全く開く気配が無い。
15時位には始まる時もあるのにな…小屋から出てきた人に訊いてみたら「今日は17時からだよ」と。
これは参った…用事があるのでそろそろ失礼しようとしていたのに!

やむなく、お連れに詫びて静かにお茶をし、新宿を離れた。
…が、これで引き下がるわたしではない。真夜中に独りで戻って来、最後の演目にぎりぎりで間に合ったのだ!



なんと言っても、小雪太夫を一目見なければ終われない。半ば執念(苦笑)
流石は最終日、激混みだった…



わたしが入ったときは、蛇が板を抜けるアレをやっていた。
箱抜け(お峰さんが遂に箱から出てこなくなった…)、大蛇(去年よりは成長した?)、小雪さんの鎖通し…お馴染みな演芸。

ぴょん子さんは完全にアシスタントに回ったのか、以前はこの方も蝋燭食べたりしていたのだけど。

ドッグショウと双頭牛のミイラは無かったな。間に合わなかっただけ?
失礼ながら、お峰太夫が健在でほっとした。今年のみたままつりの興行で小雪さんがお峰さんの持ち芸である人間火炎放射(溶けた蝋を飲んで火を吹くアレ)を演じていたので…遂に引退したのじゃないかと心配していたのだよ!
元気そうで良かった。迫力満点、年期のこもった火炎放射を今年も拝めた。
小雪さんの蛇喰いは、残念ながら頭を喰い千切ったあとの臨終蛇だったが…久々に最前のかぶりつきポジションで見れて、骨の千切れるバキバキという不気味な音がはっきり聞こえてきた。
いつ見ても壮絶なまでに美しい…(微笑)

思い返せばデビュー当時は、蛇喰うのも鼻に鎖通すのも必死そうで苦しげで、その苦痛な表情に萌えたりしていたのだけど(変態?)最近では芸が板についてきて恍惚とした笑みすらたたえるほど成長された。
それはそれで好きだが。

今年の見世物小屋の酉は小雪さんの鎖通しだった。

満足満足…




大寅興行のドキュメンタリー映画が来月から公開されるそうな。小屋の中にもポスターが貼られていたよ。
「ニッポンの、みせものやさん」
小雪ファンとして、これはチェックしなければ!



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November 19, 2012

皇后

エリザベート・ガラコンサートに行ってきた。
…とんでもない大ボケをかましたせいで色々大変だったのだけど、なんとか観れた。

今年のコム納め(笑)



いや…もう…
凄く良かった!
(主演以外は)宙組メンバー揃い気味な回で、映像でしか観ていなかったわたしとしてはかなり感動。

わたし、実は「ガラコンサート」というものがいまいち理解できておらず、こんな衣装付きで殆ど本編と同じ内容を通してくれるものとは思って居なかったのだよね…
普通に出てきて歌うだけだと思ってた…

なもんで、わたるさんが出てきて完全にルキーニな状態であのプロローグの芝居をやり始めた時は衝撃過ぎて暫し唖然(苦笑)

エリザベートは、楽曲と世界観の素晴らしさに毎回オープニングから号泣なのだが、今回ばかりは出演シーンの少ない朝海ルドルフを少しでも長く目に焼き付けようと、うっかり必死に凝視。
これぞ、グラン・アモーレ!(笑)
コムさん…相変わらず妖精だなあ(惚)
今回は少年メイクを研究してみたのか?現役ルドルフ当時の太眉感というか「頑張って男役してます感」みたいな気張ったメイクではなく、ナチュラルで可愛い印象。チークが濃い気はしたけど。
というか、髪切ったのだね…これの為に?とはいえ、髪色はダークブラウンでがっつりリーゼントを作るでもなくあくまで自然でここに関してもヅカ感はあまり無く、リアリティを求めたのだろうか?
歌は、技術的にそれは勿論今回の方がレヴェルが上がっていたとは思うが、現役当時の瑞々しさや何より切迫感や緊張感のあるあの感じの方がわたしは好きだった。余裕が無くて危なっかしい方が魅力的な役だからな(苦笑)
場数を重ねたせいか、少し貫禄やあざとさが見えて残念だったかも。今も充分に凛々しく、あの青い軍服だって眩しいほど似合うのだが、内面から迸るほどの美少年の輝き!(実際青年なんだが)みたいなものは若干失せた気がした。
ルドルフは凄く好きなキャラクターなのだ。20分位しか出てこないけれど、その時間で生と死を鮮烈に現している感じがする。


宙組公演時(1998年)




コンサート稽古中(2012年)

外見は寧ろ若返ったようにすら感じるから怖い…


白羽シシィを再び観れたのも嬉しかった。
情感豊かで好きだな、透明でいてなお安定感もある。
雪組公演も観ていたけれど、クールで妖しい水トートとのコントラストが不思議と良かった(当時のミズさんは歌唱力がやや難ありだった感があるので、となみちゃんが出てくると安心した記憶がある/笑)。
紫苑ゆうの熱いトートとも好相性。
自ら「唯一のエリザベート新人」と言うシメさんは在団中にエリザベートが上演されず、今回が初出演となる。観客として好きだった作品とのことで、この方は一ファン歴が長い故に少し特殊なのだと思う。
実際手を付けるまでの客観的な妄想やら構想やらがあったのじゃないかと。それらを詰め込んできた感じ。
結果、凄く新鮮だったな…熱っぽいというかいやらしいというか、なんだか東宝の石丸トートを思い出した(笑)

涼紫央はどうしても線が細く可愛らしくて、フランツが歳を取っていくにつれ違和感がありはしたが序盤の青年皇帝ぶりは良かった。
そもそもフランツという役は、年齢の幅もそうだが、皇帝としての威厳を持ちつつ、葛藤する息子であったり、愛する妻と心通わず嘆く夫、子供の反逆に苦悩する父、それらを押し隠した静かな存在感…若い女優が演じるのはかなり難しいように思う。
大先輩達に囲まれて、堂々と演じきれたのは素晴らしい。
彼女とコムさんが親子なのは、実年齢を思うと到底無理な筈だが何故か妙に説得力があった。似ているのかな?

湖月ルキーニ&出雲ゾフィーに関しては何も言う事が無いくらいに、とにかく生で観れて満足(笑)
ここのポジションは他のキャストは考えられない。ルキーニはこのくらい骨太でいて欲しい、わたるさんは狂気と陽気のバランスが程良い。タキさんはこの手の役を演じさせたら最強。



最後にトートがルキーニにナイフを渡すあの名場面で、事故ってナイフが落ちたのは非常に残念。
マイクを持っていたせい?両手で掴めないもんな…
わたしとしては、事故ったよりも観客が不意をつかれてくすくす笑ってしまったのが残念なのだ。笑う気持ちも分かるが…余計に集中し辛くなる。
あれは頑張って堪えて欲しかった、恐らく誰よりも役者が動揺しただろうから(苦笑)
あぁ、惜しかったなぁ!


なんだかんだ言いつつ、大満足なのでよし。
夢の様なひとときだった。
カーテンコールはトリプルの末に、紫苑ゆう希望で「宝塚万歳三唱」を会場全員がやらされた(笑)
100周年…ですな。
この方、ベルばら関係のトークショーで何度か見ていたので面白い人なのは気付いていたけど。閣下の紛争なままそんなお茶目なことをされては可笑しくて仕方ない。
いや、嫌いじゃないです…寧ろちょっと好きになってしまったよ、シメ先生はタカラヅカが大好きなのだね(笑)


平日マチネのせいか、客席にもジェンヌがちらほら。
休憩中に喫煙所で夏美ようさんと遭遇。
居合わせた小太りのお兄さんが「今の人、ハッチさんでした!?」と興奮して話し掛けてきた。
2幕頭のルキーニの客席いじりで見事にいじられていた(笑)
キッチュ!


「エリザベート・ガラコンサート」稽古風景
紫苑ゆう×湖月わたる×朝海ひかる



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November 18, 2012

乾杯

友人との約束がふいになり独りで飲んでいたら、
初対面のレディに一晩中ご馳走になってしまい、浴びるほどシャンパンを頂く。

「貴方との出逢いに乾杯」とは、
粋な遊び方だなあ。

格好良いって得だ、と久々に思った(笑)
何故か至るところで愛されるキャラではあるけれど、こうして見知らぬ人にまで無闇とちやほやして頂き、気持ち良く酔った。

それも予定通りに友人と会えていたら無かった筈の出逢いな訳で、
不思議な縁もあるものだとしみじみ思う。



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November 17, 2012

王妃

横浜そごうの、マリー・アントワネット物語展へ。



受付にて、
来年のエリザベート展とのセットチケットを勧められ、かなりお値打ちな感じだったので迷わず購入。

駅のポスター見て、少し時間があったのでふらっと行っちゃった訳さ。
そしたら、まぁ!音声ガイドが池田理代子先生じゃないか!(感動)
ご本人の歌まで入ってるし(アントワネット作曲の「C'est mon ami -そは我が恋人-」、なんか聴き覚えのある曲だと思ったら、これコムさんのオスカル編でロケットに使われた曲の元か)!

優雅な理代子先生のアナウンスと共に作品を見て回る。

肖像画や当時の風景を描いた油彩画、様々な宣伝の為の版画ポスター、彫刻、当時使われていた小物類(記念メダル、扇、付けボクロ入れ、懐中時計など)…アントワネットの生涯を彩った様々なものの展示。
アクセサリーの装飾の細かさは素晴らしく、中でも懐中時計はかなり興味深く見入ってしまった。ルイ16世が送ったというお手製のネジ巻きなどは、ベルばらを読んだことのある人にはにやりとしてしまう品だね。
本当に鍛冶仕事していたのか…しかも職人顔負けの器用な出来。国王一家が捕らえられていた時に有り合わせの材料で作られたナイフなんかも凄かった。

複製ドレスのコーナーは撮影可能だった。



鬘は試着も出来たが、一人で恥ずかしかったから自粛(笑)


別のコーナーに、首飾り事件の元凶になった首飾りのレプリカも展示されていた。
あれは「首飾り」と呼べる代物で無い豪華さだったな…太過ぎて、デュ・バリー夫人が余程肩幅の広い女性でなければかなりとんでもないバランスになるだろう、恐らく重量級と思うのでこれを着けて普通の女性は真っ直ぐ立っているのすら辛い気がした(苦笑)
お洒落は我慢、なのか?

前半のんびり観たら時間がなくなってしまい、ビデオ上映はさらっとしか見れず。
物販コーナーは完全にスルーせざるを得なかった。

しかし楽しく見れた。





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November 16, 2012

銀座をふらふらし、何気なしにヴァニラ画廊を覗いてみる。

「封-WHO- みてはいけない 3人展」という展示だった。


妖怪造形家・天野行雄氏による妖怪絵は不気味さと妙な愛らしさを感じる。
フェチ心をくすぐる(わたしは個人的に)、張り子作家・荒井良氏の作品の数々。
中でも舞台美術家・山下昇平氏による「メドゥーサの踊り子」の舞台小道具や舞台セットの試作品はなかなか興味深く、すっかり惚れ込んで氏の作品集も購入してしまった。

どうやらダンス公演だったようで。
―――その美しさがために呪われ醜く変じたメデューサ。
その醜さは見るものを石に変えてしまうほどであったが、そんな彼女の前で舞える踊り子は盲目のダンサーだけであった……
との内容説明があった。
気になる。


その後、新橋駅まで歩いて行き、SL広場で開かれていた古本市で軽く散財。
いや、散財とか以前に、重量級な本を買い込んで荷物を増やしたことの方が問題(苦笑)
美術大全のようなものが破格の値段で出ていてつい…本当は全部(10冊位あった)欲しかった位だけど、他にも色々買って流石に持ち歩ける自信が無かったので2冊で我慢。


戦利品(一部)

これらを持って、この後もまた用事をこなし、夜中にやっと城へ帰る。

部屋に辿り着いて、ふと気付いた。
この本、本棚に入らない…(笑)
まずいなこれ。

後先を考えて買い物しましょう。




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November 15, 2012

目標

分かり易い目標が無いと、どうも漠然と努力するなんて神憑りなことは出来ないらしいので…勝手に日を決めてみた。
自分のなかで。

その日に向けて、アクションを起こせるよう、努めて自分を高めていこうと思う。
せめて動ける立場でいられる為に…今の自分では発言権すら無いのだろうから。

信念と見るか、執着と見るか(苦笑)
しかし、どうも、駄目だったのだ。
自信も勝算も無いが、どうやら留まることが出来ない。
口にした言葉通りわたしにはやはり他の選択肢は無く、散々無様なところも晒してしまっては最早恥も無い。

ただ、そこにかこつけて変化が欲しいだけ、かもしれないけれど。

苛立ちや苦痛を、前向きに続く「なにか」にすり替える事で、とりあえず保っている。

全く傍迷惑な話ではあるが、
今は、それで良い。

そこまでお人好しでは無いのだ、
夢想くらいさせて貰う。


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朝霞ルイ

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