October 2013

October 30, 2013

思入

微かな記憶を頼りに、古着屋へ買い出し。
何年も前に友人がふらりと寄っただけの店…よく覚えていたな(笑)
掘り出し物発見、即効で演出さんにメール。
あぁ、助かった!買い出しツアーの初っ端に組んで良かったよ。その後の予定を華麗に迂回出来た。

諸々の作業の根源というか、原動力はやはり愛だなと最近増して思う。
出演者やスタッフの皆のことを、とても愛している。寧ろ、好きな人々が居る現場でないと気乗りしないという意味でもあるのだが。
それはスタッフ参加時には普段以上に思うこと。
あの役者さんが着たら素敵だろう、あの人の魅力や動き癖に合わせて作ろう…などと衣装や、その生地を選びながらいつも思う。
ほんの些細なことではあるが。
悩みつつも、楽しくやり甲斐を感じる時間である。


今日は、自分の劇団の基礎稽古。
新人さんは、少しでも時間に余裕のあるうちにゆっくりと個性を磨いていきたいね。
芝居やろうなんていう人は、だいたい変わり者だけど(笑)良い奴ばかりだよ。わたしはそう思う。

せっかくだから、テキスト代わりという訳ではないが、ちょっと前から企画していた新作台本を進めて一部稽古に使ってみたのだけど。
これが、当日早朝にさらっと書き始めた割に思いのほか進んでね…どうしたのかと考えて気付いた、恐らく得意分野なのだな(笑)この手の題材。
上演に至るものか否かは今のところ未定だけど、もう少し書き進めてみようと思う。


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October 29, 2013

欠陥

数日前、派手に転倒したせいで未だに身体中が痛む。
閉店間際にユザワヤに滑り込むつもりが…お蔭様で間に合わず二度手間。
今年はよく転ぶのか。しかも自慢じゃないが、わたしは運動神経が鈍い割にはコントのような無駄に美しいフォームで転ぶのだよね(苦笑)

というか、肩凝りが悪化の一途…
連日の湿布祭で肩の皮膚が限界である。仕方なく、レンジで温める肩あてにシフト。
スタッフ参加時のほうが身が滅ぶ(?)のが早い気がする。自分が出演も兼ねていたりする時は準備をしつつもしっかり心身を保たねばという意識が働くのだが、スタッフ時は最悪わたしの外見が酷い状態だろうがひとまず仕事が滞って迷惑を掛けなければ良かろうという調子でどんどん無頓着になる(苦笑)


引きこもりと買い出しの往復で過ごす日々。
要領が悪いので、何度も同じ場所に買い出し(というか迷って結局少しずつしか買わない)に行ってしまう。
普段の自分の買い物のスピード感とは打って変わり、他人事にはやはり慎重なのだ。
探しているものが時期的に無かったり、ざっくりイメージのみ伝えられていたものの妄想が迷走しまくって、例の如く頼んでもいないのに装飾過剰だったりで「誰かわたしを止めてくれ!」と稽古場で嘆く始末。
シンプルに事をこなすセンスを身に付けたいが…無理か。
ふと気が付くと手先が勝手にフリルを作っていた、というよくある現象。
迷った時は派手なほうを選ぶのだ、と、自分の劇団ならそうしているところだが。
インスピレーションと勢いのみでなんでも作ってしまうので、デザイン画と完成した衣装を見比べ、わたし嘘吐きだなと毎度思う。単に画力が無いというのも原因だが、それにしても全然違うものが出来上がる(笑)もはやデザイン画の意味があるのかすら疑問である。
そんなわたしの欠陥を理解してくれている劇団さんでないと付き合えないよな。


相変わらず青汁と、
先程大量のにんにくも摂取し生きながらえる…

少し体温が上がったけれど、
これでは今夜は誰ともキス出来ませんね?
残念だな。


+++++++

そんなこんな、苦戦しつつ衣装スタッフ参加している三日月バビロンの公演「琥珀ノ宴」は来月15〜17日にザムザ阿佐ヶ谷にて上演されます。



再演シリーズ第2弾。
資料に、と初演DVD観て…うっかり号泣してあまり参考にならなかった。
そのくらい良い(笑)
今回更に素敵に仕上がってきている模様。

ご来場お待ちしております。

劇団三日月バビロンのblog


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October 24, 2013

糸屑

糸屑にまみれる生活が続いている。
サロンパスの消費が尋常じゃないスピード…
しかし作業の効率はさほど上がらん。尤も、相変わらず部屋が散らかり放題なのも良くないが、それ以前に部屋へ帰れていない現状が一番悪い。
出掛ける先々で殆どトラブルに巻き込まれている気がするここ数週間。そういう周期なのか?

もう駄目だ、今日は休む。
…と、横になったが。
先程面倒がってうっかりベッドの上でさっと衣装にアイロンを掛けてしまったばかりに、シーツが糊で固まっている(苦笑)
新品のようにパリッと…なっているならまだ良いが、既に冬支度な起毛気味のシーツで残念。

素敵なボケ具合の最近。
そういえば髪が矢鱈にパサついていて、乾燥のせいかと思っていたら、
実は(多分1週間以上…)シャンプーとボディソープを逆に使っていた。
とかね。
道理で泡立ちが悪いと思った!
しかし気付かない方が不思議である。

機材を発注した会社から折り返しの連絡が来ないのだが…わたし、ちゃんと注文出来ていたのかな?
今の脳の調子ではあれこれ不安に思えてくる。


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October 23, 2013

妄想

そう思っていた。
本当は、そう伝えようとずっと思っていたのに、
弾みの様にさらりとした口調になる。

ただ、
そのひと時、
それ以上には求めていないこと…
そんな不安定まで感じ取って貰えるほど解り合えてはいない。

同じ瞬間を過ごそうと、わたしはそこに何も遺さなかったのだから。
短絡的に捉えて貰った方が楽だ。

しかし、
思い返すのは何故か、
切り抜かれた別の過去。

意図して全て捨てたのか。
ふと、すり変わる、そんな記憶の曖昧さも愉しむかのように。



迷子モードに陥り、
真夜中にDVDを観ながら雄叫ぶ。
「そのシャツは駄目ー!」と(笑)
不必要にラビってる。

少し高い買い物をした。
遂に買ったね、ずっと欲しかった構想のなかの妄想。
ある機材だが…なんだかもう置場も考えず注文してしまったので、また部屋が狭くなってしまうな。
うちの劇団、副業で機材レンタルでもやろうかな(苦笑)普段使わないし、劇団で所有しているところはあまり無さそうなあれこれあるし。
というのはさておき。

とりあえず、届くのが楽しみ。


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October 22, 2013

健康

数年振りに怒ったら疲れた。
しかし、本当にどうでも良いが、しっかり腹式で怒鳴るわたし…(苦笑)うっかり雄が出た。

最近あれこれ脳内も忙しく、肩凝り限界値でサロンパスと恋仲状態。
なのに無理矢理ビリヤードするという。

また小屋入りするし、夢で(笑)しかも観客の筈が劇場でせっせと盛り塩する悪夢。
嫌だな。

とりあえず健康だけは保とうと一応気を使うようにしているけどね。


青汁再開。
偶然見た広告に触発された。
サプリメントもまた買い込んでみているけれど、
いつまで続くやら…
食生活改善したいけど。
料理が巧い小間使いでも雇うか、美少女の。
…妄想癖も改善出来ないかな?


気晴らし兼ねて、サイト更新しました(笑)
8月の公演写真をアップ。
Reahさんにとても素敵に撮って頂いたのだけど、朝霞の表情が殺る気満々で若干怖い。
これだから眉毛が凄いと劇評書かれるのだ、納得。
PC版ギャラリー、気まぐれに少しずつ綺麗に改装中。
気まぐれにどうぞ。



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October 19, 2013

秋は、少々憂鬱な気分になる。
それは、ただ何気なしに感傷的になるのではなく。
何か理由のあることだと分かっているけれど。

人は年齢を重ねると時間の流れが早くなると感じるようになるだろう。
しかし何年生きても、わたしには、この秋の数ヶ月が残酷なほど緩慢に感じられてならない。

やがて全てを冷たく綴じる冬の訪れを待ち焦がれる。
重ねて、今年は良くない。
心が乱れるような出来事が多い。

黄昏れる程、陰のある人間でもないが。
こうして、自分を保てる…保たなくてはならない状態に追い詰めることが、生きるということかもしれないと、そんなことを考えていた。


Qui verra Vera l'aimera

どうやらこの手の話に魅力を感じる傾向があるらしく。
故に自分で昇華してみたくなったのだろう。
共感などと云う優しいものではなく、これはまさしく、わたしにも起こっていた或る瞬間の話なのかもしれない。
ロマン、なのだ。
奇しくも、この物語も、秋深まる頃のこと。

冷たい大理石の部屋へ投げ入れた鍵は、
嘆きでも哀しみでも、愛などでもなく、
「真実」という名前だったのかもしれないね。


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October 18, 2013

修理

携帯電話を修理に出す。
いい加減にもう不調過ぎて…

わたしは、所謂ガラケーと呼ばれる折り畳み式の携帯電話を愛用している訳。
いっそのこともう買い換えて仕舞おうかとも考えるが、ショップに行ってちょっと見てみて、いま主流のスマートフォンの類はやはり使いこなせる気がしなかったので…
というか、あまりモバイルで色々な作業が可能になってしまうと常時手放せなくなりそうで嫌だ(苦笑)
シンプルで良い。

しかし、まぁ、
それに伴い、暫く自分の電話を預けて代用機を使っているのだけど。
データ移行を一部忘れ、苦労している。

まず、途中まで入力していたblog記事が3件程あったのが全部消えた。
故に、なんとなく内容を思い出しながら再度書く。

だが一番気掛かりなのは、
「メールアドレス変えました」的な何件かの連絡を、ふんふんと読み終えたまま、登録し忘れて放置していたかもしれないことだ(苦笑)
もはや連絡先が分からない人も居る訳で訊きようも無い…
何故この時期に重なったのだろう。
まぁ、仕方ないと思うしか無いか。


そういえば遠い昔、
もう二度と逢えないだろう大切な人に「また逢えますか?」と最後に訊かれ…「運命がそう望めば」と苦し紛れにわたしは答えたのだが。今思うと相当気障だったと思う(笑)
けど、そうなのだよね。
それが運命ならば、連絡の途絶えた人ともまた繋がるのだ。
ちなみに、その人とはまた逢えたので。
人の縁は、そういうものじゃないかなと思う。
今のところ、登録し忘れた友人達は向こうから連絡をくれない限り術が無いが(苦笑)
それも、縁でしょう。


しかし、代用機使い難い…
携帯電話を開く回数が激減した。
メールの返信に暫く異常に時間が掛かりますがご容赦下さい!

そんなこんなで苛々と、電車の中でメール確認をしていたら、
わたしの目の前で或る中年男性がいきなり蛾を踏み付けた。わざとね。
この鱗翅目好きのわたしの目の前で。
一体なんの恨みがあってそんな惨いことが出来るのか。
あの男は、今夜モスラに襲われる夢でも見てうなされれば良い。と、そっと呪っておいた。


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October 16, 2013

新装

劇団のサイトを…
少し更新させるつもりが、がっつりリニューアル!(笑)

PC版、MOBILE版ともにだいぶ綺麗になったので良かったら見てね。
前のものは知識の無いなか、cssもあれこれいじって訳が分からなくなっていたので、もう新しいテンプレート入れてしまった。
壁紙からボタンひとつまで、無駄に全部手作りです。
更に装飾過剰でうるさいサイトになりました(笑)

とち狂って役者頁にGIFアニメまで付けてみたよ。
夢月姫さんのはまだしも…自分の写真ひたすらトリミングしてアニメ作る作業はなんか気が重かった。
写真より実物のほうがいくらかましなので、なんて。

PC版のほうには、twitter、facebookなどのチェックボタンも入れてみた。
しかし、自分がアカウントを持っていないので動作確認出来ていません(苦笑)
アカウントお持ちの方、拡散ついでにポチッとしてくれると嬉しいな…
もはやあまり需要が無さそうだが、一応mixiチェックもついてます。
*MOBILEには対応していません*

実はまだ、PC版のギャラリー(各作品頁)だけノータッチだが、それも更新がてらそのうちね。
時間掛かりそうなので、まったりやる予定。

ひとまず、どうぞご覧下さい…
【幻想芸術集団 Les Miroirs】


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October 15, 2013

新鮮

昼から、しかも近所での稽古だった為に、これはチャンスと…
布とミシンをガラガラ運び込み、部屋の隅で作業をすることに。

相変わらず部屋が混沌から抜け出せていないのでね。
布を広げるスペースが無いのだ。

途中、少し抜けてLes Miroirsのほうへ団員応募で来てくれた方を面接に行く。
稽古場を出たら可憐な褄黒豹紋蝶が飛んでおり、浮かれて追い掛け回すわたし(住宅街の不審人物)。
ダメ元で、最近不調の携帯カメラを構えたら起動した。奇跡!
a81ef5ed.jpg
翅裏も可愛いんだよな、撮れなかったけど。

…そうじゃなくて!

面接とか久し振りでこっちが緊張した(笑)
過去の公演台本を抜粋したものを軽く読んで頂いたりしたのだが、改めてうちの本ってオーディションとか基礎練向けじゃないなと思った。
仕方無いか…
わたしも一緒に読み相手をしたのだが、殆ど自分の台詞じゃなかったものを読んでみてちょっと楽しかったり。
まぁ、執筆中に一応全員の台詞を声に出して読んでみるようにしてはいるのだけど。
しかし、若さって良いね。新鮮な気分。
今年の初旬にも新人指導をしていた時期が少しあったのだが、未知の感性というか、素直に吸収しようとしている姿勢を見ていると、自分の刺激にもなる。
敢えて言葉にして話していくと、自分のなかに埋もれていた真実とか、本質とか、普段意識していなかった部分に気付く。
良いですね。
わたしもまだ10年そこそこなもので、凄くベテランかと云うと全くそんなことは無いのだけど。



稽古場に戻り、夜まで作業をしたり、見学したり。
終わった後の食事の席で、榎本さんと櫻木さんが「味の素」の科学的な話を語っていた。さすが理系集団…
真面目な話もしていたからね?(笑)

藤原カムイ先生による、三日月バビロンのフライヤーが完成しました。
前回のものと一新。「琥珀」感が出てます…おぉ、目立つな。

a439a855.jpg

公演詳細は
三日月バビロンのサイトをご覧下さい。
ちなみに、この話に「味の素」は出てきません(笑)何故それが出てきたのか分かる場面はあるかも?



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October 11, 2013

理想郷

河晴美さんのご案内で、ビニヰルテアタア「青いユートピア」を観に、LE DECOへ。
古めかしい雰囲気のあのエレベーターを降り、会場に入るとそこには青い花園が拡がっていた。
壁、床、舞台奥のキーボードや並べられたシンプルな椅子、それら全てに青い花が蔦を巻いている。ギャラリーという空間を活かした面白いセットである。

開演ぎりぎりに着いた為に、最前列の低い椅子席を案内された。
しかも柱のまん前…これは、演者が怖ろしく至近距離に出てくるという意味じゃないか(苦笑)
とりあえず、足元に置いたバッグを極力引く。

不思議な作品だった。
(おそらく)架空の童話をモチーフにした会話劇だが、どこまでアドリブだったのか…
ふんわり透明感のある空気のなかで、東京デスティニーランドさんのキャラが異彩を放っていた。この人、最前で見るの怖いよ(苦笑)刺激的過ぎて。
しかし、そんな彼の飛び道具的な食い込み(一応誉めています)にリラックスしたのか、この回の観客がそうだったのか分からないが、客席のリアクションが異常に良い。
説明台詞にもいちいち「あぁ〜」だの「へぇ〜」だのと、声を発して反応する客の多いこと。
隣の席の女性なんて、わたしの椅子が震動するほど大爆笑するし。
挨拶言葉に関する話から「役者は幽霊みたいなものだ」という話のくだりが面白かった、台詞だったのか持ちネタなのか、思い付きなのかは分からないが。


河さん、可愛かったなあ。
G.E.のときは演出家としてお会いしていたので、役者さんで出ているのは初めて見たのだが。
前述の通り、意図せずにかぶりつき席にいた為に、三人姉妹の女優さんがパタパタと走り廻ると、ふわっと良い匂いがする(嬉)

北村早樹子さんの歌う主題歌が耳に残った。


5b46903e.jpg


せっかく渋谷まで来たのだからと、TOAに寄る。
三日月バビロンの衣装で使う生地を仕入れに行ったのだが、先日打ち合わせの際にわたしが提案したものが、意外と手に入りづらいと判明。
布で表現するのが思いのほか難しいのだ。
とりあえずサンプルに、何種類か買ってみて相談することにした。

目に付いたBARで軽く食事して帰る。
最近内臓の調子が悪いので、珍しくCAMPALIを飲むが、何杯も飲んだら結局同じだろうと思う(苦笑)



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