November 2013

November 29, 2013

読書

先日、友人と会ったとき話題になった本が気になって探してみた。
別に、ネット通販も出来た訳だが、何となく書店で直接手に取って買いたい気分だった。意外と見つからなくて何軒もまわったけれど…たまには楽しい。

資料以外で小説なんて読むのがなんだか久々である。
物書きのくせに、うちの本棚は美術書とオカルト書が大半…文字メインのものを読むとしても戯曲か桐生操ばかりなので(苦笑)、小説というやつは実は少し身構えてしまうのだ。

しかし、
不気味なくらい面白く読めた。
我を見ている様で吐き気がする部分もあったが、身近な話なので無理もないか(苦笑)


人に優しく接する事で、自分を保っている時がある。
頼りにされる事で存在を確認している様な、そんな悲しい話ではないけれど。
なんとなく、人間らしい精神活動の一環とでも思っているのだろうか。
あぁ、一応は人として機能出来ている。鼓動を確かめて、ちゃんと生きているのだと実感するように。

繰り返し出てくるキーワードはわたしも性として身に染みている部分であり、全ての人に多少なり存在する感覚だろう。
それを意識して行っている人間は少ないだろうが…


しかし、聞いたタイトルが曖昧にしか思い出せず、そこに並んでいた同じ作家の本を全部買うなどという狂おしい行動に出てしまい、いきなり読書浸けに(笑)
余程ファンなのかと店員は思ったかもしれん。
さらっと読めるボリュームで良かったけれど。

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春に購入した文庫カバーが、やっと活躍の場を獲た。
乗り物の中で本を読むとよく降り損なうので注意しなければ。
あと、あまり無表情で読書出来ない人間らしいので…ロマンスを読めばにやけるし、ミステリーを読めば眉間に皺、台本を読んでいる時は不審人物になり兼ねないのでマスクが必須である(苦笑)
ストーリー性のあるものは危険。
正直なの、凄く。


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November 28, 2013

RISE

かみはやりせさんのLIVE「RISE vol.6」を観に、銀座TACTへ。

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ご厚意で折り込みをさせて頂いたので、まずは開場前のところへ少しだけお邪魔。
TACTに行ったのはもう3年振り位だったので地味に道に迷ったりして(苦笑)いや、うっかり新橋駅で降りてしまったのも良くなかったのだけど。
どうでも良いが、4月公演のフライヤーはわたしが危惧した通り、自ら折り込むのが結構恥ずかしいな。先日三日月バビロンのパンフレットにも挟んだけれど、こんなに自分の顔が全面に出ているものは流石に…(苦笑)

↓これね
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俯き加減でさっさと折り込みを済ませ(しかしバレバレ)、開場まで周りをぶらぶら。
以前大通り沿いにあってよく利用していたフラワーショップKeiko,Tが、随分前だが日比谷シャンテに移転したことを思い出し、ささやかな花束を作って貰うことに。
ここはアーティフィシャルがメインだが、生花もレインボーローズやブルーローズ、スワロフスキーで飾ったものなど珍しい花が揃っているのだ。
ラッピングを待つ間、店頭に飾られたちりめん素材の造花を眺めながら舞台セットを閃いてしまい、やたら熱心に見詰めていたら店員さんが何故かキャンディをくれた。
しかしその梅味の飴玉には本当に種入りの干し梅が入っていて…そのあと種を吐き出す機会に大いに困る羽目になったのだけどね(苦笑)

そんな調子で、ちょっとした冒険ののち、やっと再び会場へ戻りLIVEを楽しむ。


メインヴォーカルのREIさん(かみはやさん)と、コーラスの女性2名、キーボードという編成によるミュージカルナンバー中心のLIVE。
シックな黒のドレスでステージに現れたREIさん、同じく黒いドレスを纏い客席後方から登場したコーラス隊の歌声が重なっていき…というオープニング。
全体的に客席降りは結構多め、TACTの空間を巧く利用した演出でとても良い。

2部のオープニング、ファントムの「Merodie de Paris」が華やかで印象的。
単にわたしがこの曲を好きなだけというのもあるが。
ふんわりとした優しいイエローのドレスで客席降り、お菓子を配りながら登場する姿がなんとも可憐。
実は折り込みでお邪魔したときにこのお衣装でリハーサル中で、「クリスティーヌみたいだな」と勝手に思っていたら正解だった様子(笑)

2部は衣装替えも多く、視覚にもとても楽しめた。
REIさんのステージ衣装は、殆どがご本人の手作り。衣装さんとしてもプロなのだ。

アンコールの「Dream Girl's」ではまさかのステージ上での瞬間早替え!
お見事でした…

REIさんのLIVE、以前にDVDでしか拝見したことが無く生で観たのは初めてだったのだけど、凄く素敵だった。
あの華奢な姿の何処から、ああもパワーが出てくるのだろうか?

何だか盛り沢山のショウで、時間が過ぎるのを忘れてしまうほど。
1曲1曲でも物語性のあるような、美味しいとこ取りで力の込もったナンバーが殆どだったので、観客としてはあっという間のような感覚だったが出演者の方は物凄くパワーを消耗されたのじゃないかと思う…
素敵なひと時をくれたREIさん、出演者の皆様に感謝。
しかもわざわざMCで舞台の宣伝までして下さって…心から感謝!

終演後、少しだけご挨拶しつつ、
お客様のなかに物凄い久々に会う知り合いの女優さんを発見したり(驚)、
コーラスの方にご挨拶したら「去年舞台観に行きましたよ」と言われたり…(苦笑)
不思議な繋がりを感じた。


ひとまず、お疲れ様でございました。


【かみはやりせさんのblog】


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November 27, 2013

見世物

毎年恒例・花園神社の酉の市まで見世物小屋を見に行った。

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入口の雰囲気が例年と違う。
口上の人は変わっているし、セットにも見慣れない看板。嫌な予感がしながら中へ入ると、待っていたとばかりにわたしに続いて何人かの客が小屋へ雪崩れ込んで来た。

いつもより高いセリ、中央には木製の開閉する扉…見慣れない光景。
下手で太鼓を鳴らす場所にはお峰太夫も、お目当ての小雪太夫も居ない。
やはり噂は本当かと落胆…

サバイバルな装い(と形容するのがしっくりくる)司会、いつものダミ声のおばさんも居ない。
「次の演目は蛇女!」と紹介された女性は、あの妖艶で美しい小雪さんとは似ても似つかぬ野性味を帯びた風貌で、ひたすら蛇になりきり芋虫を踊り喰いしていた。
呆気に取られて凍り付くわたし(苦笑)

これが新しい蛇女。
今年のみたま祭り、わたしは多忙で遂に行けなかったが、その際に小雪太夫が「逃亡」したという噂は聞いていた。
しかし、実際に初めて彼女不在の舞台を見るとショックだな。

続く、何処ぞの謎の民族と言われた全身にペイントを施した叫び狂いながらドライアイスを喰う芸人達、寄生虫に乗っ取られた振りをする鰻を口から出す芸人、陳腐なコントでも見ているかのようにただ騒がしくて品が無くがっかり。
人間クレーンも、小雪さんの方が巧かったな。
蝋燭喰いで芸人に舞い戻ったぴょん子さんも、やはりいまいち。「見世物界一のアイドル」などと謳われていたが、小雪さん以上のアイドルなんてな。みたま祭りでは披露したという人間火炎放射も無かった。
頬に刺した金串で荷車を引いていた芸人は良かった。
全体に衝撃過ぎて愛想にも拍手すら出来なかった。

大寅興行は完全にゴキブリコンビナートに乗っ取られたかたちなのだろうか?
後で調べたらあの串刺しの人が主宰さん(Dr.エクアドル)だったらしい。まぁ、納得か。
ぴょん子さん(ボボジョ貴族)も、小雪さん(セロトニン瘍子)も確かに元々ゴキブリコンビナート所属の女優ではあるので不思議な流れではないけれど。
正直なとこ、これまでコラボした毒蟲や月蝕歌劇団のほうがまだましな気がしてくる。
見世物小屋の終焉か…

会計の女性に「小雪太夫はもう出演しないんですか?」と訊いてみた。
すると「行政のほうから公衆の面前で蛇食べたりなんてすることは禁じられてしまったんですよ」との答え。
なんと!
益々有り得ない!
あんなに下品に芋虫やドライアイスを食べる芸が許されて、小雪さんの蛇喰いがNGな意味が分からない!
言い訳なのかもしれないけれど、もし「蛇が駄目になっちゃったから今年から芋虫食べて」と言われて小雪さんが逃亡したのなら少し納得出来る(苦笑)
「今後何か他の芸で出演することはあるかも」とは言われたが、共演者が今回のような面子では嫌だな。見世物小屋本来の妖しさやレトロ感のようなものがまるで無いのだから。
小雪太夫の芸は殆どアートの域、不気味さだけを売りにした下劣なものでは一切無く美しいのだ。
それはもう、話のみで蛇の生き血を啜る美女が…なんて聞けば気味悪いだろうが、実際に見ればそんなナンセンスな事は言えないのじゃないだろうか。


わたしがここ最近よく放つ呪いを此処でも言ってやろう。
「全く、感性の貧しい奴は!」
悲しくなる。


殆ど初舞台から毎年見てきた密かなファンとしては、小雪太夫にはまだまだ引退して欲しくない。
何処かの機会で、また彼女の芸が見れることを願う。


すっかりテンションが下がり、
1人だったことや境内が馬鹿みたいに混み合っていたこともあって、
見世物小屋を見ただけでさっさと神社を後にした。
一杯引っ掛ける気分にも、ましてや熊手を買ったりするような気分にも到底なれなかった。


何となく気落ちしたまま2nd降臨。馴染みとは云えないが時折立ち寄るBARに行く。
やはり熊手が置いてあった、流石は新宿。
しかし、あまりに隅のほうにちょこんと放ってあったので「あれじゃあ御利益無いでしょう」と目立つ場所に飾る店員を手伝う。
身長があってもこんな時しか役に立たん(笑)
散々見世物小屋の愚痴を語っていたところに、同じく酉の市帰りのカップルが来店し、饅頭をご馳走になる。
甘いものを頂いて、ちょっとだけテンションが上がる単純なわたし(苦笑)

2杯そこそこ、その店を後にし、思い付きでもう1軒はしご。
以前知人が居た店に数年振りに顔を出す。
異様にフレンドリーな空気に乗せられて、勝手に客達と仲良くなる。
隣に座っていた格好良いお姉さんが、同時期に同じ町内に住んでいた事が判明し、地元トークで盛り上がる。世間は狭い…
また逢いましょうと連絡先を交換した。こんな交流は久々だ(笑)この界隈は楽で良い。
気を遣って飲まなくても良い、今となっては。

少し浮上して、楽しい気分で帰った。


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November 26, 2013

贈物

なんだかんだと遅れてしまったが、母上の誕生日を祝ってきた。

花とささやかなプレゼントをバタバタ買い込み、待ち合わせ場所へ。

わたしがディナーの時間が取れずに結局ランチに…リクエストにより魚料理の店へ。

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予約を入れて行ったものの、料理がなかなか出て来ない。
「プレゼント開けてみたら?」なんて気を逸らしつつ、とりあえずゲストを退屈させないように頑張ってみる(笑)
店内の慌ただしさを見る限り文句は言えなかったけれど…それにしても待たされる。最初に注文した刺身が出て来るまでに、2杯目のビールも飲み終える勢いであった。
まぁ、良いけど。

しかし、時間が掛かるほど何を注文したのか此方もだんだん忘れてくる&満腹になってしまうという危険(笑)
流石に満足かと忘れ掛けた頃に登場したしゃぶしゃぶが意外とボリューミィで、少々辛かったり。
「蕎麦でも食べて〆ようか」などと言う母にはっとして、何食わぬ様子で店員の元へ走り、誕生日用のケーキを出して貰う(笑)蕎麦なんて注文した時にはこいつが入る余地はきっと無い。
危なかった…

何だか写真を撮ってくれたり、似顔絵まで描いてくれる器用な店員さんが居たりで、
ちょっとした演出のつもりだったけれど、とても感動してくれたようで何より。

わたしが云うのもなんだが、母上はピュアな女性なのである。こういったことを素直に喜んでくれる人は良いよな、としみじみ思う。
若い女性ではなかなかこうはいかない(苦笑)
サプライズや好きな人間に気を遣うことは楽しい。
ごく幼い頃、やはり誕生日にローストチキンを1本ポイッと出してみたり。学生時代は新しい掃除機が欲しいと呟いた母に、ラッピングした掃除機を庭に隠し、クリスマスの夜にこっそり枕元に置いておいたりした事もある。
さぞ驚いただろう(笑)してやったりであるが。

見た目にはまだまだ若く美しい母だが、年齢を思うとそろそろ吃驚。
健康に気遣って、長生きして欲しいものである。


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November 25, 2013

増減

…肥えた。
静かに着実に波が寄せて来てはいたのだが、ここ数ヶ月で一気に押し寄せた原因は、やはりストレスか?
暴飲暴食が祟ったのだろう。癪に触ることが起こると自棄喰いする癖があるのだ。

なのに、
何故かわたしは昔から病弱なイメージが強いのか(苦笑)、久々に会う人達には挨拶のように「なんか痩せた?」と訊かれるのが常という罠…
危険である。

昔ほどストイックな体型管理も出来なくなってしまったな。
ウォーキングに出たら、足裏いっぱいに水膨れをつくる惨事。
お陰様で普段歩くのすら辛いという…
嗚呼、運動不足。
駄目過ぎる。

わたしは元々凄く太っていた訳だが、内臓を壊して20kg程体重が落ち、地味な増減を繰り返しながら今に至る。
血族(リアル)にもスレンダーな人間は1人もおらず、寧ろぽっちゃり系ばかりなので、先天的に肥り易い細胞を体内に有してはいるのだろう。
少し気を抜くと途端に危うい状態に陥る。


…で、
本腰を入れて少し絞ろうと、とりあえず3kg程減らしてみた。
脂肪は一日にして成らず。しかし、ちょっと気を使うだけで痩せられるということは、普段どれだけ堕落した生活を送っているのだと反省する(苦笑)

やはり外食が原因か。
それと…酒!(笑)
しかし、こればかりは付き合い上致し方無い…


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November 24, 2013

晩秋

何度目かの秋が暮れ行く…

時を経て、再び、
未だ同じ憂いに冒されているわたしと、
近くなる冷たい空と、
痛みから生まれた様な新しい君。

この季節に心を占めるのは、美しい記憶のなかの影だけ。
けれど今年は、重なる想いに痛みが増す。

その貌に潜む嘘、優しさと自尊心がひたすらに隠し通してきた黒い輝き。
ふと唇を突いて出そうになる問いを堪えながら、
君もまた美しい景色に溶かすことにした。

今や何の期待も持たず、すっかりと褪せ…
わたしはただ、英雄でも紳士でもなく、
緩やかに偽りの笑みを浮かべるだけで君に逢いに行く。

永い時のなかで、消え失せた情熱と、
灰に埋もれた想いを、
呼び起こすことはもう出来ない。

渇いた会話のなか、
鏡と心中した亡骸と、
再び視線を絡ませたとして、
何も生まれることは無いだろう。

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November 23, 2013

崩壊

深夜、PCに向かい、あれこれ作業をしていたところ…
傍らに置いていたワイングラスが倒れ、中身を思い切りぶちまける。

最近よくやっちゃうんだな、特に液体。ワインから水から瓶詰めのオリーヴからスプレーの中身まで、あれこれよく零す。
デスクの上に置いていた舞台のチケットにまで被害が及び、慌てて拭こうとしたら点線から切れた(泣)
一応乾かしたけれど明らかにワイン臭。
これ、もう使えないんじゃ…

しかし、更なる悲劇は…なんと、PCのキーボードが壊れた!
これは相当まずい。うちのVAIOはキーボードが折り畳み式なのだ、修理となればおそらく本体ごと持っていかねばなるまい。
民間の修理業者に電話で相談してみたけれど、やはり一体になっているタイプはSONYに直接頼んでくれと言われる。
別売りのキーボードを取り付けたところで、前のものが外せる訳でもなく、置き場が無いからね。
きちんと直さないとなぁ…

公演前だったら発狂するレベルである。今ならまだ何とか生活出来る程度だろうけれど。
あーぁ…
飲み物は今後全て蓋付きの入れ物で飲もうかな(苦笑)


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November 22, 2013

下界

公演が終わった矢先、地味に体調を崩す。
魔の11月が、まだ終わっていなかったことに気付いてしまった。
わたしも随分しつこいな…しかし、この季節の憂鬱は幾つになっても治らない。
今日を越えれば多少回復するだろうけどね。

依頼を受けた仕事で、自伝的な半分フィクションなあれこれ(なんだそれ)を書いている訳だが。
そのせいもあってか、今月に入ってからプライベートな問題が色々発生したりもして、何だかダメージ続きである。

小屋入り中に劇場に契約書を書きに行く予定だったが、やはりそんな余裕は無く…淡い夢であった数日間の予定(苦笑)

この良くない流れを断ち切ろうと、部屋の掃除をしてみる。
目標の7割程で力尽きたが…とりあえず新しい本棚を増やしただけでも、今回は進歩したか?

(そこそこ)綺麗になった部屋で、
先日差し入れに頂いたカベルネの酢を飲んでみる。
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甘味があって凄く飲み易い。
美味しく頂いてます、中川さーん(笑)


早々に、
一昨日は柊さん、昨日は都織さん、とそれぞれ「琥珀ノ宴」反省会という名のただのまったりランチ会合を連日開催してみたが。
殆どどうでも良い話で終わった気がしないでもない…
しかも昼間から普通にワイン飲む(笑)
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都織さんと昼間から2人で酒飲む仲にまでなれるとは出会った当初は思いもしなかったな…人の縁は分からないものだ。
なんだかんだ長居してしまった。

そのまま自由が丘へ向かい、ボージョレ解禁の為に結局もう気付けば一日中ワイン漬けであった。

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世間はクリスマスとか云うやつ。
駅前も浮かれているな…
若干精神が下界へ還って来れていない身としては、ひどく他人事のように思えるけれど(苦笑)


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November 18, 2013

琥珀ノ宴

三日月バビロン「琥珀ノ宴」無事に全公演終了しました。
お寒いなか、沢山のご来場ありがとうございました。

再演シリーズ第2弾、わたしは前回もスタッフで参加して観ているが、更にグレードアップした素敵な舞台でした。
前回観たときにも、この作品、当時のキャストさん達の醸し出すリアルに家族の様な温かみ(殆どの登場人物が身内設定なので)にほんわかしたりして、この劇団の持つ優しい空気感をより感じる作品だと思ったものだけど。
今回もまた、良いメンバーの揃った時期にこの作品が巡ってきたなと思いました。
本当に、この劇団はキャストさんもスタッフさんも凄く個性的でいながら良い方ばかりで、その協調性や愛情みたいなものがそのまま綺麗に作品に反映されている。お客様にも伝わっていると良いなと思います。


わたしは、というと…
今回もさり気なく小屋入り全日居りまして、勝手に制作さんを仕切り、勝手に役者さんを白塗りにしたりとやりたい放題だった訳だが、怒りもせず温かく好きにさせて下さり感謝(笑)
ぎりぎりまで衣装が上がらず、直しも多発でバタバタとやってしまったがなんとか…形になって良かった。しつこく、ゲネ開始数分前まで粘った甲斐がありました(泣)
和物は勉強しますと毎回言うのだが、やはり苦戦。いや、意外と現代の普通の洋服のほうが難しかったのかな…殆ど既製服のコーディネートのみだが、流石に主演には手を加えてあり、それがまたついやり過ぎてレースとか過剰に足しそうになるところを我慢するに必死だった訳ですよ。

メイクもね、本当は道具を貸すだけにしようと思ったのだけど塗り始めたら楽しくなっちゃった(笑)
実は初回は白塗りまでしていなかったので、2日目朝に塗りながら「本番前に明るいところで共演者の皆にその顔覚えて貰うんだよ」と念を押す。何も知らずに幕裏で遭遇したら怖いです、「驚きの白さ」!
わたしも昔あったな…白塗りの共演者に気付かず舞台上で血の気が引いたこと。

「朝霞さんは仕事しないで!」と言われていた制作でも、結局はあれこれ手を出し、口を出し、印刷データを出し…地味に色々やっていた。
お陰様で自分のところの制作表も訂正出来たので、まぁいいか。


外部に関わらせて頂くのは勉強になる。
今回もお世話になりました。
やはり好きだな、この劇団(笑)

皆様お疲れ様でございました。


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November 17, 2013

最終日

金曜に初日を迎えた三日月バビロンの公演も、あっと言う間に本日が最終日…
結局直前まで衣装の製作がずれ込み、開演しても手直しやら何やらを続けているが。
その合間にも、キャストさんの髪型をセットしたり、メイクをしたり…実は、わたし他人のヘアセットは何度かやっているが化粧をするのは初めてである。という話は、実験台か!と怖がられそうなので、メイクが完了したあとに役者さんにそっと告白した(笑)
今回は、三日月バビロンにしてはちょっと特殊なメイクのキャラクターが登場するのである。難しいね、しかし意外と良い感じの仕上がり。

一応、今回も衣装スタッフ欄に劇団名を載せて貰っているのだけど、相変わらずわたし役職不明(苦笑)
ひとまず今日も、華麗にこなして参ります。
お陰様で、お衣装が可愛いとお客様にも好評頂いているようだ。良かった良かった、ありがとうございます。ぎりぎりまで粘った甲斐があるというものだね。


さて、
本日もザムザ阿佐ヶ谷にて、13時&18時の開演です(60分前より受付開始、開場は30分前より)。
若干ですが当日券のご用意もありますので、どうぞ、硬質透明な美世界を堪能しにいらして下さいませ。

◇◇◇

三日月バビロン・STATION No.13
琥珀ノ宴〜コハクノウタゲ〜
2013年 11月15日(金)〜17日(日)
ザムザ阿佐谷・劇場提携公演

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◇開演時間◇
17日 13時〜&18時〜

◇チケット◇
一般前売 2,700円
学生割引 2,500円(要・受付での学生証ご提示)
ペアチケット 5,000円(要・三日月バビロン応援団へのご登録)
チケットのご予約はmikazukibabylon@ybb.ne.jpへ。
当日券もご用意しております。

劇団三日月バビロン→http://mikazukibabylon07.web.fc2.com/
わたくしが華麗にご案内するザムザ阿佐谷までの道程→http://blog.livedoor.jp/alf_maria_lully/archives/1723329.html


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