July 2014

July 30, 2014

炎天

陽光が猛威を奮うこの頃…
わたしの視界は光に閉ざされ、眩む道筋。
一足毎に奪われる気力。
嗚呼せめて、微風の一陣でも与えては貰えぬものか?
そうして季節に問い掛ける昼下がり。


気付けばすっかりと夏。
オオムラサキの羽化を今年も見逃した(泣)

暑さに弱い生物故、この時期は高原にでも逃げてしまいたい衝動に駆られる。
最近「ルイさん痩せたんじゃない?」とよく訊かれるのだが、実際の体重に変動は無く。存在感のようなものが、この暑さで溶かされて逝ったのではないかと思う(苦笑)


こんな時期ではあるのだが、わたしは冷たい飲物や食物は苦手なのだ。
思い切り冷えた飲物を一気に…など一生無理だと思われる。喉が乾いても基本的に常温のものしか飲まず、アイスクリームなどもゆっくりでなければ食べられない。
熱過ぎるものや刺激物全般も同様に苦手なのだけど、とにかく内臓にダメージを受けるものが摂取出来ない。
己の性格の如く(?)マイルドなものが好みらしい。

早くもバテ気味か…
アボカドばかり食べている気がする。もはや食事の支度すら面倒なので、カットするのみで食せる手軽さは嬉しい(笑)
昨日は土用だったので鰻を御馳走になったけど。

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たまにはスタミナを付けねば…

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July 29, 2014

CAPITAL RADIO

三日月バビロンの公演「キャピタル・ラヂオ」終幕いたしました。
ご来場くださいましたお客様、共に作品を創造してくださいましたキャスト様&スタッフ様へ、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

今回はside-A「月下の天球」にて、劇中に映写する映像の製作&当日オペを担当。
実際に映写をしてみての調整も多々あり、直前まで(寧ろ公演中も)作業に追われていた。
オペレーション系のスタッフさんって、神経使うんだな。自分のところのスタッフ陣の偉大さを身に沁みて感じた…

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白い空間に浮かび上がる、遠い過去の面影。
開場直前に映写チェックをしている時の写真、なかなか美しいでしょう?


例の如く場内整理も兼ねていたりしたのだけど…完全にスタッフモードの状態で「朝霞さんですよね?」なんてお客様が声を掛けてくれると妙に恥ずかしい気分になる(苦笑)
珍しく後説的なものもあり、回を追う毎にあくまでナチュラルに素人風に喋ろうと足掻くが、残念ながら正体がばれていた訳だ…

ちまちまと衣装も少し。
早替えが多く、色々と知恵を絞りました。

正直なところ、不安だったり時間に追われていた部分も大いにあった訳だが…いつも以上に勉強になることが多かった。こんなにべったりと裏方で入ったのも実は初めてだったので、これまで想像出来なかった視点を体感することも出来たと思う。

緊張が解けず…公演が終わってもまだ妙なそわそわ感が抜けないのだけどね。
まだ夢の中で会場整理している(苦笑)
そしてそんな状態から、また次の現場へ向かう。
なにげに忙しいのか?とはいえ、芝居に関われる機会を頂けることは有難い。

ひとまず、皆様本当にお疲れ様でございました!

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July 20, 2014

引篭

引き篭っておる。
いや、やっと引き篭れたと言うべきか?

Les Miroirsは裏方も華麗にこなすのだ。今回珍しくわたしは受付ではなくべったり裏方スタッフに、諸々初めての試みで若干緊張…愉しいけれどね(笑)
今週末が本番です、是非ぜひ観にいらして下さい。

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三日月バビロン † STATION No.14
「 キャピタル・ラヂオ 〜月下の天球(カジツ) /夢ノ回路〜 」
2014/07/24-27
@一軒家の隠れ家Bar ちめんかのや -地面下の家-(中野区江古田 4-11-2)

公演詳細は此方をご参照下さい。

webからのチケット予約は前日までとなりますので、そちらで間に合わない方は朝霞まで直接ご連絡頂いても大丈夫です。
朝霞ルイ【louis.asaka@gmail.com】
ご来場お待ちしております。


とりあえず栄養つけて、ささっと色々片付けるかな。

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最近行く機会の多い、自由が丘のスペアリブ専門店のホットドッグ。美味。
ただのホットドッグと侮るなかれ、流石専門店のメニューは一味違う。
肉も美味いが、マスタードがまたとても好みなのだ。自家製のフルーツ浸けのジンとよく合う。
深夜に重いもの食べ過ぎだが…

昨晩、気に入っていたゴルチェのバッグの中に苺オレをぶちまけてしまった(苦笑)
消臭剤を掛けて干したが、今朝も甘い香りが取れない…どうしよう…
とりあえず、稽古には違うバッグで行くとしよう。それにしても凄い雨だな、衣装は一応キャリーに詰め込んだが水漏れが若干心配。

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July 17, 2014

失敗

首筋辺りが痛む…
この痛みには覚えがある、ヘドバン痛的なものに酷似しているが、何故いま?と午前中ずっと考えていた。
あぁ、もしや…?
昨日、自棄で踊り狂ったからか。

部屋があまりにも片付けられず、最終手段として稽古場を借りて衣装を縫おうとしたのに、ミシンの部品を忘れてしまい何も出来なかったのである(泣)
こんな日に限って、一番広い稽古場しか空いてないという。勿体無いような気がして、とりあえず軽くストレッチしてみたりして。
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たまたまレコーダーを持っていたのでウォーキングをし、ついでに踊ってみたら愉しくなってついつい…って、そんなことやってる場合じゃないんだけどね!

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綺麗に倒立出来ていたのに…タイマー掛けて撮ったら巧くいかなかった。
だから、そんな場合じゃない…けども(現実逃避)


遊園地に居る夢を最近よく見る。
先日は暴走するジェットコースターから降りられず、係員に悪態をついていた。今朝は、客のつもりがいきなり裏口へ連れて行かれ、徐にパレード用の衣装を手渡され…物凄く高くて不安定な橋の上で踊らされた。
不規則な生活を送っていると、増してよく夢を見るが…わたし、何処までが夢だったのか狭間が分からなくなってくるのだよね。本当に。
伝えた筈なのに伝わっていない…終わった筈の仕事が全く手付かず…よくあるが、迷惑な勘違いである(苦笑)

稽古場に毎日通っているつもりになっているが、実際は1〜2回しか行けてないのだ。
そんなこんなで、直前ですが告知。
何やら楽しい企画に参加しております。ギャラリー公演での三日月バビロン、これは観るべし。出演者も豪華ですよ。


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三日月バビロン † STATION No.14
「 キャピタル・ラヂオ 〜月下の天球(カジツ) /夢ノ回路〜 」
2014/07/24-27
@一軒家の隠れ家Bar ちめんかのや -地面下の家-(中野区江古田 4-11-2)

公演詳細は此方をご参照下さい。

まだ若干お席に空きがあるようです。webからのチケット予約は前日までとなりますので、そちらで間に合わない方は朝霞まで直接ご連絡頂いても大丈夫です。
朝霞ルイ【louis.asaka@gmail.com】
ご来場お待ちしております。

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July 15, 2014

禁断

禁断と課していた言葉。
己の事情に、誰かを巻き込むことはフェアじゃないと思うが…
そうして、身を切り崩しながら創作を続けてきたのは事実な訳で。
せめて一瞬でも解放されて良いのかとも思う。

以前ほどの操られている感覚は無いが、
それを懐かしく求める瞬間もときにある。
穏やかで静かな、時間の過ごし方を覚えたのだと思っていた。



先日は、久し振りに獣に出逢ってしまったかもしれない。
今迄分かっていて、無意識に避けていたのかもしれないな。
あぁ、あいつは、紛れもなく自分だったと思う。


未だに敬愛している某氏は、己を切り裂いてのたうち回り、その傷口を作品と昇華しているくだりのあるアーティストだったが。
そんな自己陶酔を見世物に出来るほど、わたしは美しくも無ければ特異な生き物でも無い。
真摯に時を刻むしか術が無い、平凡な人間だと思っている。



度々わたしは悪夢に魘される。
それはもう、自分の一部の様になってしまったが、夢はわたしに啓示を与えることがある。

一昨日、Museに逢った。
何年も永い間、時折わたしの夢に現れていた。
しかし、久々に逢ったその人は変わっていた。
歳をとっていた。きっと、逢えなかった年月ぶんの。
傷ついた半身を晒して、目の前に佇んでいた。
わたしの知っていた、深い両肩の傷ではない。無数の赤黒い痕。
悲しみもせず、責めもせず、淡々とその人は一つひとつの傷を指しながら何かを訴えていた。
声が届かない。こんなに小さな部屋で、こんなに傍に居るというのに。

苦しさよりも、迷いの無い、決意のような感情に満たされていた。
その人があまりに自然な仕草でわたしに触れたからかもしれない。

何度も逢っていたのに、名前を呼んだのは凄く久し振りだった気がする。
とても美しい響きだったのに、綴じ込めている間にすっかり忘れてしまっていた。
氷の楔の様な、この痛みが少しだけ愛しい。

あの瞬間に、微笑んだのは、慰めでも自信でも無かった。
狂気に委ね、奪ってくれて構わないと思っただけ。
今更嘆いても仕方の無いことだが。けれど永遠を望んだのなら、その選択は間違っていなかったのかもな。



今日になって、その意図が少し分かった気もしている。

ふとした閃きのなかに、不気味なほどの真実があるのは常。
しかし、この禁断を言の葉に載せてしまったら、もう夢ですら逢えないような気もしている。
どちらが愚かなことだろうか、分からないけれど。



ダヴィノ、わたしも一年そこそこで迎えが来れば君のように開き直れたのかもしれんな。



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July 10, 2014

歯医者

日暮里繊維街まで、生地の調達に行く。
あの通りには魔物が棲んでいるのじゃないかと毎度思う。楽しくなってついつい要らない買い物が増えるのだ(笑)
また無闇に金銀のブレードなんかを買い込んでしまった…あぁ、もう、使うしかないな!
モノトーンな服ばかり作っていた時代が懐かしい。年々色味が派手になるうちの劇団の衣装を見れば明らかだが、すっかりキラキラ好きになってしまったな。自分のところは派手にやって大いに結構なのだが、他所様の衣装を製作する機会ではもう…誰か止めてくれと最近思う(苦笑)

帰りがてら、ひたすら避けてきた歯医者へ遂に行くことに。
流石に痛みが酷くなってきたのだ。
あまりに久々に行ったら担当医が変わった。可愛らしい雰囲気の若そうな女医先生でちょっと嬉しいが、しかしやはりこの人も医者なのだからわたしの敵である。
再三云うがわたしは医者がとても苦手だ、痛いの嫌い。病気も怪我も余程のことが無い限り自力でなんとかしたいのだが、虫歯はちょっと自分の力ではどうにもならん…

案の定、避けているうちに虫歯は進行してしまったので、削るにも痛みがあるだろうと麻酔を掛けられることに。
あからさまに恐れおののくわたしに「歯医者さん、そんなに嫌いですか…?」などと寂しげに問い掛ける先生。
なんだか胸が痛む表情だ。
すまない、君にそんな顔をさせてしまうつもりは無かったんだよ。

プルプル震えながらもなんとか麻酔注射をしてもらったお陰で痛みは全く無かったのだが、あの歯を削る機械音はやはりどうも駄目だ。
憂いの表情とは裏腹に無論治療は一切容赦が無い先生。医者の言う「すぐ終わりますからね」は信用出来ない。
すっかり心挫けたわたしは既に半泣き状態。真剣に歯を削りまくる先生は、そんなわたしの顔面に思い切り胸が載っていることも最早厭わない様子だ。彼女の白衣の胸に顔を埋めながら、治療の恐怖に耐えること実に1時間余り…(長)
薬を塗って詰め物をし、鎮痛剤を出される。ようやく開放されたのは19時過ぎだった。ここまで長丁場になるとは思わなかった。暫くこれが続くと思うと気が重い。

図書館に行こうとしていたのに既に閉まってしまった。
「今日はこれを読む!」と心に決めていた本があった訳で、どうしても手に入れたいと書店へ行くも置いていない…がっかり。

城へ帰り、読書の為にあけていた時間で珍しく料理などしてみることに。
ここ数日の暑さのせいか、最近無性にヴィシソワーズが食べたくて。勘のみで簡単に作ってみたのだがまぁまぁ美味い。
どちらにせよ、治療直後の歯の痛みで何も咀嚼する気力が無かったのだ。丁度よい。


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涼しげに、グラスに注いでみたよ。コンソメジュレがあったらもっと良かったかも。
久々に引っ張り出したミキサーがいまいち調子悪く、素材感が凄い(笑)
じゃがいも、玉葱、キャベツ、ほんのり香る程度に舞茸。具材変えて色々出来そう。

こいつを夜食に…ちょっと仕事を片付けるとしよう。



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July 07, 2014

後記

先日のbirthday eventの後記色々…

公演前日、稽古場を借りて気になる場面を一人で詰める。
その後、夜から少し出掛けたのだが…列車事故で乗り継ぎの終電を逃し、絶望しながらタクシーを待ち続けてやっと城へ辿り着いた午前3時(苦笑)
実はデータのトラブルで当日上映する予定のDVDがまだ一部上がっておらず、発狂しかけながら超荒業を駆使してなんとか仕上げた午前9時(泣)
睡眠を諦めた…とりあえずDVDを焼く間に、稽古音声を聞きながら蝋燭の灯りで小1時間ほど半身浴を。優雅そうだが、諸々不安過ぎて震え上がっておりましてね。

ささっと荷造りをして、タイムスケジュールよりは少々早めに会場入り。
セッティングしつつ、途中でお客様用のドリンクを買いに出つつ、慌ただしくタイムテーブル押しまくる…前週に軽く場当たりしておいて良かった。とりあえずゲネっぽいことを済ますが見事にボロボロで声は出ないわ台詞飛ばしまくるわ、絶望する。
気付けば開場まで1時間を切っている…凹む間も無く、プリセット&ドリンクの準備など済ませ、なんとか定時開場。お客様の入りを見つつ「櫟の館」開演。
事前に勿論分かっていたことだったが、いざ客席に人が入ると物凄い距離の近さと熱気にクラクラする。これは流石に緊張するだろうと改めて思う。
しかしゲネの不調が嘘のように実際は華麗に進み、逆に恐怖する(苦笑)というか、ここ数年それがパターン化しているのじゃないかと思う。本番に大事故をやらかしていないので良いのかもしれないが精神的に消耗するなぁ…
良い緊張感とテンションで終えられました。ひと安心。
終演後は、件の朝霞過去出演作品の舞台映像を皆さんと鑑賞しつつの歓談タイム。とはいえ、思いのほか皆さん真剣に見入って下さって若干恥ずかしい(惑)
若かりし日のものは勿論、ザンニ爺さんやら、おまけでちらりと入れてみたなんちゃって日舞を踊る朝霞やら、衝撃度は高かった様子。ふふふ…
パーティのあとも残って下さったお客様方と、ワインやシャンパンを頂きつつ、ケーキでお祝いして貰いました。

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*お写真拝借しました*
沢山のタルトがホールケーキのように円になっています。豪華!美味しかったです、ありがとうございました。
パーティに間に合わなかったけれど…とその後もお店に駆けつけて下さったお客様も居らして、普通に終電時間まで営業に参加しておりました。
帰り着いた途端に一気に緊張が解けたようでふらふら…これもパターン化(苦笑)整体に行き、就寝。


2日目も念の為に早めに会場入り。
営業時間中にセットは前日ばらしてしまっていたので、改めてセッティング。前日ゲネでの恐怖がまだ抜けず、一応またゲネ…上演時間が短いって良いね。しかし、一人芝居なので、日に何度もやると異常に消耗するのだ。
気になった部分を返して、1日目よりはゆっくりと開場準備。記録用に何枚か写真も撮ってもらう。
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前日にミスでプリント出来なかったメニュー表も完璧に準備。しかし、一部買い忘れていたものがあり慌てて修正…やはりどこか抜けているようだ。
雨の影響で客入れに少々時間を取ったが、流石に会場整理はスムーズ。そして、前日同様良いテンションで芝居が出来た。この日は音楽関係のお客様が多く、余計に緊張したのだけどね。例の如く顔で誤魔化しましたが…
ひとまず大事故も無く公演終了。そしてまた舞台映像に想像以上に食いついて下さった皆様…ありがとうございます、頑張って編集して良かったよ。
まったり後片付けを済ませ、ゆうちゃんと食事をして帰路につく。
長かったような短かったような2日間が終わった。


公演に使用した小道具をちょっと紹介。
雰囲気あってなかなか良かったでしょう?えぇ、私物ですが(笑)
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燭台は今回の為に購入。元々いくつか所有していたのだが、1灯用の取手付きのものが欲しかったので探してみた。脚の部分がイーグルの爪になっているのだ、格好良い。
灰皿は以前に三日月バビロンの櫻木さんからプレゼントで頂いたもの。普段から使っているので使用感があるけれど…因みに当初は葉巻をふかす予定がケース部分に入らなかったのでBOHEMというリトルシガーを使ってみた。
そして「sirenoye」でも劇中に使用していた表紙をやすった洋書…どうでも良いが中身はオースティンである、誰かががリサイクル文庫から貰ってきた。
ワイングラスはお店から借りた訳だが、あのボトルの中身は実はウェルチだった(笑)昔、客演のBAR公演でボトルの中身が本物のバーボンにすり替えられるどっきりに遭遇して懲りたので、芝居中にアルコールを飲む気にはなれないのだ。しかし、そのせいで終演後にワインを注文されたお客様に店の方が誤ってこのボトルからウェルチを注いで出してしまう事件が発生(苦笑)紛らわしいもの置いてすみませんでした…


怒涛の日々だったが…芝居の面でも運営の面でも本当に沢山の方に力を貸して頂き、色々と勉強になりました。
この手のイヴェントはもう暫くやらないかもしれないが、次のこうした機会だけでなくとも劇場での公演にも活かせるものを沢山吸収出来たと思います。
ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


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July 05, 2014

更新

イベントが終わり、ふと一息つくも束の間、すっかり溜めていた12,000文字ほどの原稿を一日で仕上げる。
全く知識の無い分野なうえ、筆の遅いわたしには無茶振りに等しい泣ける作業…
え、休ませてくれよ!と相棒のVAIOさんもうんざりしたことだろう(苦笑)

とりあえず、なんとか…なったかな。

VAIOさんにはもう少し働いて貰わねばならん。暑いのにごめんよ、とまた病人の看病よろしくせっせと冷却しながら作業。
さてさて、あれこれこなさなければないけない作業が溜まっている。更に追加の原稿、劇団サイトの更新、月末の三日月バビロンの公演準備やら…あぁ、4月公演の映像編集もまだだった(苦笑)


先日のイヴェント公演中のことも少しずつ記事にしようかなと思っていたのだけど。
ひとまず、後追い備忘録的に…忙しくて途中までしか書いていなかったblog記事をアップしました。

映画「ヴィオレッタ」について
「よこはま古楽まつり」のレポとリュリについて
舞台「海辺のカフカ」について
いずれもかなりざっくりとした感想なのだけど。


折角美味いスコッチをご馳走になったのに、ぐったり気味でいまいち味わえず無念過ぎる。早いところ地上に戻らなくてはな…
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July 02, 2014

Kafka

赤坂ACTシアターにて「海辺のカフカ」観劇。
関係者の方にチケットを取って貰ったのだが、物凄く良席でばっちり堪能出来た。休憩含め上演時間は約4時間ととんでもない長丁場だったが…揺蕩うように静かに染み渡る舞台、少しも長さを感じないどころかもっと観ていたい気分にすらなる。

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世界的な彫刻家である父との二人きりの生活に嫌気が差し東京・野方から高松まで家出してきた田村カフカ少年(古畑新之)、同じく野方で猫探しを生業とする老人・ナカタさん(木場勝己)のストーリーがリンクしながら進行していく。
読書家のカフカ少年は高松の私立図書館に身を寄せ、深夜バスで出会った美容師・さくら(鈴木杏)や、半陰陽?の図書館司書・大島さん(藤木直人)、かつて「海辺のカフカ」というヒット曲を製作したものの亡くなった恋人を悼み今は静かに暮らしているミステリアスな館長・佐伯さん(宮沢りえ)など、様々な不思議な人との出会いの中で成長していく。
その頃野方では、迷い猫を捜索していたナカタさんが、猫殺し紳士のジョニー・ウォーカーさん(カフカの父)を煽られて殺害してしまう。そのニュースは高松のカフカ少年にも届き、警察に追われる身となってしまったカフカを大島さんが山奥の小屋に匿うことに。
そして、ナカタさんもまた偶然ヒッチハイクで捕まえたトラック運転手・星野さん(高橋努)と共に高松へやって来る…

あらすじをさらってもだいぶパラレル…
わたしは原作を読んでおらず予備知識が殆どないなかで観劇したのだけど、ご一緒して頂いた村上春樹好きのレディすら巧く物語を説明出来ないと言われた。
「カフカ」はあくまでもその思想にヒントを得たもので、主に下敷きになっているのは恐らく「オイディプス王」かと思う。
ジョニー・ウォーカー然り、某フライドチキン屋の有名なおじ様や、哲学を語る風俗嬢、言葉を話す猫(ナカタさんは猫と会話が出来る)、三輪車を乗り回すマメ山田氏など、奇抜過ぎるキャラクターが多々登場し、ところどころコミカルな演出がなされている。
しかし、メインの物語はカフカ少年の心の闇や佐伯さんの封印された過去に迫る重いもの。ファンタジックな雰囲気が全編にありながらも、狂気や戦争など攻撃的な要素が随所に隠れているつくりは興味深い。
何気に血生臭い描写もあり…猫が惨殺されるくだりは、間近で見てしまったせいもあり、心臓の弱いわたしにはかなり堪えた…

巨大な四角い硝子ケースの中に「部屋」や「森」「待合室」「トラック」などの様々なセットが組まれ、場面毎に人力で移動・配置される演出。正直集中が途切れるようで序盤は疲れてしまったが、朧げながらそのメッセージ性が徐々に見えてきてからはさほど気にならなかった。

敢えて述べるのもなんだかおこがましい気がするが…キャスト陣も非常に魅力的だった。
今作で舞台デビューというカフカ役・古畑新之の荒削りながらも瑞々しい輝き、それを優しく見守る大島・藤木直人のしっとりとした存在感、何より謎の中年美女と幽霊(生霊?)少女を演じる宮沢りえの透明感溢れる美しさ…素敵だった。50歳という設定は若干無茶な気もしたけれど、綺麗だから良いか(苦笑)


今回の舞台を観劇した知人数人のなかで原作回し読み大会が始まっている(笑)しかし上下巻でかなりの量だとか…わたしの元へやって来るのはいつになることやら…


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July 01, 2014

同窓会


同窓会的な集まりで、みなとみらいへ。
テアトルフォンテ時代の仲間達と久々に会って来た!

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鴨川の結婚報告以来だな、みんな元気そうで良かった。

きなこ希望で肉料理。公演翌日でまだ若干魂がセヴィリアの霊廟から帰ってきておらず、やつれて見えたのかがんがん料理を勧められた(笑)美味しかった。
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皆の近況をよく分かりあっているものだなと関心したが、Facebookとやらのお陰なのだね…実はわたしも最近そそのかされてアカウントだけ持っているのだが、少しも活用出来ていないのだ(泣)だって難しいんだもん。
今回集合した面子で未だに演劇活動を続けているのはわたしのみだったのだが、皆それぞれに色々な分野で才能を発揮し有意義な人生を送っているようだ。また、この日は来られなかった他の仲間達の舞台や映画での活躍ぶりも聞けてとても楽しく嬉しい気分になった。

そうだな、フォンテで舞台に立っていた時って…14年くらい前か?うわぁぁ…
昔は人間ではない者やら老人やら、可笑しな役ばかりやっていた気がする。基本的に曲者というか、なんとも云えないポジションだったので、今のわたししか知らない方々は昔の舞台観たらぶっ飛ぶだろうな(苦笑)
しかし、限界を感じないあの必死さは素晴らしかった。しょっちゅう誰かしら倒れてたもんなぁ…

懐かしい面子と、楽しいひと時を過ごしました。
皆ありがとう。
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