April 2015

April 26, 2015

出演情報†リチャード三世

公演は終了致しました、ご来場ありがとうございました!
*出演記録として記事を公開しております*
公演詳細は【続き】よりご覧下さいませ。


◇◇◇

芸術集団れんこんきすたvol.22
「リチャード三世」

2015/04/23〜26
@シアターノルン

image
続きを読む

ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 15:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 22, 2015

劇場入

image

昨日より、「リチャード三世」公演会場シアターノルンに劇場入り。
こんなに荷物の少ない劇場入りも珍しいので、どうも忘れ物をしているような、全然仕事をしていないような不安感に襲われ続ける(苦笑)座長の悲しい性である…

自分の衣装直しと装飾品の製作を終え、お節介で共演者の方の装飾品にまで手を出しデコり始めたり…そうして自分の製作物の派手さに皆の基準を合わせるべくこっそり画策(笑)
どうせなら豪華にいきたいよね。王族ですよ我ら。
そう、普段の生活で散々貴族扱いされている割に貴族や王族の類いの役はかなり珍しいわたしである…

先日の記事で迷走しまくったメイクだが、研究の甲斐あって通し稽古の際には「え、誰?」と現場の一同を騒然とさせる良いクオリティに仕上がった。しめたもんですよ。
しかし当の本人が一番この変貌ぶりにびびっていたりする(苦笑)わたし、何処に居るか気付いてもらえないんじゃ…それはそれでちょっと楽しいけど。
さぁ、この調子で他の共演者にもお節介するぞ(笑)Hitomiさんメイク道具一式も搬入済み、せっかく華やかな衣装も用意して頂いていることでみんなの顔も濃くしてやろう。ふふふ…

と、Les Miroirsクオリティを感染させようとするわたし。
幻想芸術集団はヴィジュアル命である。
さて、何処まで染められるかお楽しみに。


◆◆◆

芸術集団れんこんきすた「リチャード三世」遂に明日開幕!
劇団blogにも公演詳細・予約頁のリンクがありますのでどうぞ。【此方の記事】をご確認下さいませ。
金曜昼回は既に残席僅かです、チケット予約はお早めに。

執事が劇場までの道案内をblogに載せてくれました→【シアターノルンまでの行き方】

ご来場お待ちしております!
image




ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 10:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 14, 2015

研究

独りメイクリハ中に、方向性迷子に陥る…
使えるかもと思って購入してみたメイクアップパテ、わたしにはレヴェルが高過ぎた様子。使いこなせぬ。

image
…何がしたい?
特殊メイクか?(苦笑)

Hitomiさんから借りっぱなしのメイク道具を駆使して何とか頑張ってみたけれど、なかなか苦戦中。
確かに今回の役は多少なり特殊な技が必要な顔面を作らねばならないとは思っているのだが。いや、改めて自分の劇団に出演する際に舞台メイクらしい舞台メイクというやつをしていない事に気付いたね。
無闇に張り切り過ぎて(ドンピシャン乱用の為)顔の皮膚がパリパリである。

うん…
地道に研究を重ねるべし。


image
何の脈絡もなく、先日作ったたらこクリームのパスタ。
頂き物の明太子の使い道に困った挙げ句こんな感じに(辛いもの苦手…)。
体力的・時間的な無理を極力避けて過ごすことにした。身体はひとつしか無いのである。


◆◆◆

芸術集団れんこんきすた「リチャード三世」開幕まであと僅か!
劇団blogにも公演詳細・予約頁のリンクがありますのでどうぞ。【此方の記事】をご確認下さいませ。
image


渾身のメイクの成果や如何に…(笑)

ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 06:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 08, 2015

花冷

先週の石砂山でギフチョウに逢えなかったことがどうしても心残りで、再挑戦を試みたものの…
花冷えどころの騒ぎでは無い悪天候。なんと、雪が降ってきた!
image

これは酷い、もう4月だというのに。
相模湖駅へ辿り着く前に断念。
まぁ、桜と雪のコラボレーションが見れただけでも高尾まで赴いた価値はあったか?

しかし今日は、どうしても自然と触れ合いたいモードのわたし。
多摩動物公園の昆虫館を目指し、高幡不動に下車するも…

image

休園だと…?
なんてことだ、sed leo alisめ!プシュケたんにはどうしても逢えぬようだ。
「雪が、私を追い掛けて来てしまったようだ。忘れないで、と訴え掛けるように…」

image
プシュケー!(嘆)

…だから、今年は、雪は舞台の上だけで充分だって云うのに。と、天候のせいにして絶望するも、よく考えてみたら今日は水曜日では?そもそも休園日だったのだ。
なんという空回り。

テンション駄々下がりのまま、とりあえず城の近くへ帰り着く。
あぁ、分かったよ。これはきっと、蝶々と戯れる暇があるなら台詞のひとつも覚えていろと、今日は大人しく自主練でもしなさいよという神のお告げなのだ。
稽古場に電話をして部屋を取り、予約の時間までぶらぶら過ごすことに。

image
おやつにブリオッシュなど頂き、それでもまだ少し時間があったので行ってしまった。

image
ふくろうカフェ…(またか!)
前回からあまり日を置かずに登場した為、流石に顔を覚えられていた。
実は此処のフクロウさん達、日中のほうが活動的だったかも。

image
大暴れののち、睦まじくじゃれ合っていたメンフクロウのカール(左)&オオフクロウの大ちゃん(右)。

image
ワシミミズクの禅ちゃんと握手。

image
そのまま噛まれる(痛)

しかし可愛い。
今朝からぼろぼろに傷付いていたわたしの心が癒された。ありがとう、フクロウさん達!


image
少しだけ満たされた気持ちで、稽古場へ向かう。
独りで考えたり試したりする時間は大切だね、落ち着いて自分の芝居を整理することが出来た。
ついでに、個人稽古用にいくつか部屋を予約してきた。実はあと二週間で本番…まだ若干台詞に苦戦中であるが(苦笑)
しかしね、面白くなる予感しかしませぬよ。これはもう観に来るしかない!
「リチャード三世」は今月23日より上演、どうぞよろしくお願いします。


◆◆◆

芸術集団れんこんきすた「リチャード三世」の前売り予約開始しております。
劇団blogにも公演詳細・予約頁のリンクがありますのでどうぞ。【此方の記事】をご確認下さいませ。

来月客演させて頂きます、三日月バビロン「アルカディアの夏」のチケット予約も開始しております。
朝霞ルイのチケットフォームは【此方】です。

ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 23:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 06, 2015

生誕典礼祭

生誕典礼祭・追加公演にて、今年もMana様のお誕生日を祝いに。

image

座席指定のある会場とのことで割りと開演ぎりぎりに到着したのだが、着いてみるとわたしの席に既に誰か座っている…?
声を掛けてみると同じ席番号と言われ、またこの方も別の席から番号が被って移動して来たのだとか。奥の席で何度も移動させるのも悪い気がして…仕方なくわたしが別の席に移る為に受付へ戻ることに。この日は同様のトラブルが多かったようだ。
とはいえ、席を変えたら2階席最前になれたので幸運だった訳だが(笑)

着席から程なくして暗転し、メンバーが登場するなかSEは「Secret Longing」。
え、この流れまさか…1曲目から「Pageant」!
恐らくラストだろうとバッグにしまっていたサイリウムを慌てて取り出す。

席とかあまり関係無いのね、結局殆どのお客さん勝手にスタンディングじゃん(笑)
席に着いてコルセット苦しかったから弛めてしまったのだけど、周りにつられて立ったのでラインが崩れてしまい、MC中にこっそり締め直す羽目に。
実はこれだけ長くファンでいながら2階席は初めてだったのでどう参戦していこうか最初戸惑ったのだけど、結局ほぼいつも通りだった(笑)寧ろ最前な上に両サイドのお客さんがクールに着席したままだったのでのびのび舞い狂えた感。
上から眺めるMana様ブルーの光のページェントは美しかった。

続いて「deus ex machina」、その後も激しめな曲で攻めてくる。
MC前に演奏された新曲がドラマティックで、語りっぽい部分もあり凄く好みだった。

MCではお馴染みの…徐に消えていったMana様を呼び戻す為のJe t'aime連呼である。
乙女な気分で瞳を潤ませながら口元に手をあて(…みたいな事を毎年指定される)、一本杉の丘の上に召喚するのだ。
「ジュテーム!Mana様〜♪」とな(笑)
やっと登場したMana様は、これもお馴染みのメタルなバースデイ・ソングを聴きながら胸元に手でハートをつくって横揺れして下さいます。無論真顔で(笑)このシュールさが堪らん。
例のくまちゃんバッグからキャンディを巻き散らしながら客席降りしたMana様は、そのまま花道を通り…また消える…

Mana様の誕生日(本当は3/19)はMoi dix Moisの誕生の日でもある。今年で13周年という邪悪な年を祝い、バンドへのバースデイ・ソングを演奏しているところへ再び登場したMana様がメンバー一人一人へ深紅の薔薇をプレゼントする。

Mana様からメンバーへのコメントをSethが読み上げる。しかし、追伸の内容が「酒の飲み過ぎに注意すべし(Sugiya)」や「LIVE前の炭水化物ダイエットはやめなさい(Ryux)」など、食生活に関することばかりで…面倒見の良い兄貴のようで微笑ましい。

後半の1曲目は新曲。フレンチポップスとジャーマンメタルの融合のような〜とのイメージだとか。昨年の生誕祭後に発表する予定が、色々あって封印していたようだ。確かに、去年はKの急逝やSethの入院などとても新曲を出せる雰囲気では無かっただろう。
MdMらしい華やかさと激しさがせめぐ良い曲だった。

この日も演奏されていた「twilight flower」もだが、新曲は精力的に作られている様子。そろそろ音源が欲しいな…
「twilight〜」は結構好きなので早く欲しい。

うろ覚えなのでリストが前後しまくるが(苦笑)…

「Solitude」のMana様ソロが相変わらず麗しい。毎回書くのだけどこれ、今回は上から観てみて更に神々しいオーラにやられた…鳥肌もの。

「beast side」から「Ange」の流れがぐっときた。Kの追悼公演以来、わたしは初参戦だったので…もしかして「beast〜」は封印なんじゃないかとも思っていたのだよね。きちんと演奏されていて嬉しかったことと、「Ange」へ続く感覚が昇華されるような流れが感動的だった。
あのメンバーが並んで演奏する部分が、2階からだとしっかり全員が見えてKに向かって聴かせているような感じがした。
紅く浮かび上がった魔方陣もまた…

dix love!的なアレ(笑)
今回は「ぽわわ〜ん♪」と叫ばされる。
なんだ、ぽわわ〜んて…(因みに語尾はファルセット気味で、とのこと)
これは叫び難い!
またしてもMana様の無茶振りで「外タレっぽく煽れ」と命じられるSethの必死さが微笑ましい。というかこの人は意外と芸達者だなと毎度思う(笑)
ぽわわ〜んが、だんだん「poi one!」に聞こえてくる…もはや何語だ?

本編ラストは「Je l'aime」。
…ん?ということは今回アンコール無し?
しかし演奏後もMoi dix Moisコール止まず、客電もつかないので…何があるのだろうかと期待しながら暫く待つ。

グッズのTシャツに着替えたHayato・Sugiya・Ryuxがステージに戻って来た。
最近わたしのなかで、はやとぅんのキャラは結構ツボなのだよね。時折熱くてぐっとくるコメントをくれる。
今回もアンコールの演奏に流れるまでの持って行き方が凄く良くて。陰ながら支えている、というよりは然り気無く引っ張って行っているような器の大きさを感じる。
ラストは二度目の「Pageant」で再び青い光に包まれる会場のなか、SethとMana様が花道から登場する。
演奏の後もメンバー達は袖ではなく一人一人が花道から退場して行った。
あの物凄く感動的な雰囲気のなかで、最後に残ったMana様が薔薇の花を携え…階段を踏み外したのは気のせい(苦笑)まさかのお茶目…ぽわわ〜ん♪


メンバー違うけど… Pageant

新しい場所へ一歩抜け出たような開放感が感じられるLIVEだったと思う。
Kの遺志を継ぐ新メンバーのRyuxも、MdMの難解な曲の数々に必死に食らい付き、積極的に参加している姿勢が良かった。やはり下手側のギタリストはMana様と対極のああいう獣っぽいプレイヤーが良いよね。
他のメンバー達も、演奏然り空気感が何処となくすっきりしたような気がした。
わたしもいい加減ファン歴が15年以上にもなる訳で…バースデイLIVEの参戦ももう何度目?という感じだが(笑)、変わらずそこに在り活動し続けてくれる安心感と共に、着実に前進して行く期待をファンに与えてくれる存在であるのは凄いことなのだと思う。
Mana様もMoi dix Moisも、わたしにとっては存在自体が壮大なドラマなのだ。
これからも目が離せないアーティストである。


◆◇◆◇◆

遂に今月末上演!
芸術集団れんこんきすた「リチャード三世」の前売り予約開始しております。
劇団blogにも公演詳細・予約頁のリンクがありますのでどうぞ。【此方の記事】をご確認下さいませ。

来月客演させて頂きます、三日月バビロン「アルカディアの夏」のチケット予約も開始しております。
朝霞ルイのチケットフォームは【此方】です。

ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 03:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 04, 2015

桜花

毎年のことながら、ゆっくりと花見をする時間も仲間も無い…
とはいえ、先日赴いた相模湖近辺の山々でも、都会の並木道でも、桜は咲いているのだ。尽々日本人は、桜が好きなのだなと思う。

image
ふらりと通りがかった不忍池で、少し寄り道をして桜鑑賞。

image
水面にたゆたう花弁の群れが美しい。

image
鴎と桜花。
此処に住み着いている鳥達は本当に人馴れしているな…

平日だというのに、朝も早くから花見客が多い。皆思い思いに春を楽しんでいる様子だった。

image
白妙の枝に憩う雀…逆光でよく分からん。

流石にまだ屋台は開いておらず、朝から一人で一杯やる気にもなれなかったので(笑)大人しく池を一周したのみ。
来年の春は稽古も落ち着いている時期に当たる筈なので、ゆっくり桜を愛でる機会がつくれれば良いな。

◆◆◆

遂に今月末上演!
芸術集団れんこんきすた「リチャード三世」の前売り予約開始しております。
劇団blogにも公演詳細・予約頁のリンクがありますのでどうぞ。【此方の記事】をご確認下さいませ。

来月客演させて頂きます、三日月バビロン「アルカディアの夏」のチケット予約も開始しております。
朝霞ルイのチケットフォームは【此方】です。

ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 15:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 03, 2015

因果

遊び歩いている記事ばかりなので「稽古しているのか?」と思われそうだが…
ちゃんとやっていますよ(笑)

もう月末が本番となりました「リチャード三世」、先日は衣装のフィッティングがありました。
まだお見せ出来ないのが残念だが、とっても素敵で華やかなお衣装の数々。気合いが入る。
衣装に合わせて、稽古着もちょっと考えていかなければね…

そして、今回は史劇ということで…
自分の役の年表と家系図をちまちま作成してみた。膨大過ぎてもう、やっと纏まったよ。
最初は手書きしていたのだけど、長過ぎて紙面に収まらなくなってね…結局エクセルで書き直した。

image

兄弟多すぎ!(笑)
うちの家系は相当子沢山だったようで、わたしの(役の)兄弟は早くに亡くなった者や腹違いも含めると全部で22人居るそうだ。
うわぁ…
しかも当時のイングランド貴族の方々って家族内で同じ名前の方が多いのね。この表のなかに「リチャード」だけでも何人居たか…

肩書きや設定に縛られなくては演じようの無い演目である。せめて最低限調べようかと始めてもこの有り様なので、だいぶ満腹(苦笑)
深めてみると楽しいので良いけれど。

そして、ひとつ気付いてしまったこと。
今作の焦点であるイングランドの薔薇戦争、白薔薇を掲げるヨーク家と赤薔薇のランカスター家の戦いであるが。タイトルにもなっているリチャード三世含め、殆どの登場人物がヨーク家の人間である。
家族であっても叙爵されたり結婚をすれば「〇〇・オブ・ヨーク」とは呼ばれなくなる訳だが、唯一わたしの役名だけは「ヨーク」が入っているのよね。
リチャード三世の父であったヨーク公、その名の由来はノース・ヨークシャー州の地名ということだが…
そのまた由来に戦慄(苦笑)

「yew trees」
なんと「櫟(イチイ)の木」である。
image

おいおい、白薔薇とか言っちゃってるくせに…また櫟なの?(笑)
思い返してみると、昨年から散々櫟尽くしなのだ。
バースデイ公演「櫟の館」は西洋の教会や墓地に植えられる木であることから原作小説に関係無くわたしがつけた。
そして前回の公演「poiche」でのわたしの役名「タクソス(Taxus)」は弓矢の名手である愛の神・アモールのイメージから、矢や槍に多く使われる櫟の属名を取ったのだった。この名前は3年前の映像製作時から決定していたのでかなり付き合いが長い…
何だかもっと、例えば、杉とか楢とか樺とかさ、馴染みが有りそうな植物ならまだ納得するけど。櫟ってそうそう接点無いし、なかなかお目に掛からないよ?(苦笑)
西洋ではポピュラーかもしれんが、それでもこの縛られ方はね…因果を感じずにはいられない。

来たるべくして自分の元へやって来た作品・役なのではないかと思った(勝手に)。
レヴィの薔薇のように華麗に、櫟の枝のように強くしなやかに…戦い抜いて行こうと思います。
「リチャード三世」どうぞお楽しみに!


◆前売り予約開始しております◆
劇団blogにも公演詳細・予約頁のリンクがありますのでどうぞ。【此方の記事】をご確認下さいませ。

ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 14:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 02, 2015

登山

春の女神・ギフチョウを求めて、今年も石砂山(いしざれやま)へ。
前日昼より不眠状態なので少々不安だが、今日しか無いと思い…

今回は昨年と違うルートから登ってみようと、相模湖駅からバシャ(もとい、バス)に乗り、三ヶ木〜焼山登山口で下車。
諏訪神社で旅の無事を祈願しつつ。
image

本当は青野原で降りて牧馬沢を見たかったのだけど、時間の都合上断念。西沢大橋の上から、遠く滝をのぞむのみに留まった。
image

頑張れば下まで下りられるか?と思ったのだけど…入口らしい道が見付からず、ロープが無ければちょっと無理だろうと(苦笑)牧馬沢は夏場にでも行ってみたいね。
獣の香りに警戒心を強めて振り向くと、何故か檻の中で鹿が飼われていた。ペット…?
image

鹿に別れを告げて、伏馬田入口へ。
前回は此処がゴールだったので全くの逆ルートということになる。長閑な山道を暫く行き、亀見橋へ辿り着いた頃には正午少し前。相変わらずのんびりである。

image
この橋、真下を覗くと目眩がするくらい高い。前回はあまりのスケールに足元がすくんだことを記憶している。実は、山に登ってはいてもわたしは高いところがあまり得意ではないのだ…舞台仕込み中も極力脚立とか乗らないしね(苦笑)
橋の袂には「バカンス村」なるキャンプ場があるのだか、これまた古びた看板を掲げた廃墟感漂う雰囲気で(失礼)シーズンオフ時はちょっと近寄りたくない趣がある。しかし、今回二度目ということで落ち着いて橋からの眺めを楽しんでみたところ、流れがとても美しいことに気付き、意を決して下まで下りてみることに。
すると…

image

これは凄い。
深いグリーンに輝く道志川が眩しい、秘境であった。
image

流れは少し早いが、鮎や山女魚が放流されているようで沢遊びにはぴったりではなかろうか。
暫し休憩しつつ、美しい眺めに癒される。
以前、北八ヶ岳の雨池という霧が神秘的な湖に赴いたときにも感じたが、一人登山の醍醐味はこうした美しい風景を独占出来るところにあると思う。

さて、あまり休憩しても居られない。
目標は13時までに石砂山山頂である。
…伏馬田側の登山口はあまり目立たないところにあるのだが、昨年篠原にあった蛭避けのスプレーが設置されておらず青ざめる。石砂山は山蛭が出るのだ。スプレーが無いと知っていたら塩を持って来たのに…
仕方ない、蛭に付かれないようにさっさと登ってしまえ。

image
とはいえ、只でさえ穏やかでない道が出現する此方のルート。重ねて昨年よりも道幅が狭い箇所が多くなっており、少し苦戦。
写真でお伝えしきれないのが残念だが、足元の幅は実は殆ど無い。丸太を打って補強されている箇所も、足を乗せるとガタガタ動くので瞬発力と腕力が弱い方にはお勧めしませぬ…

image
山頂近くからやっとなだらかな道が出現し、蝶も出始めたのでゆっくり進む。
拓けた道では相変わらず雄叫びを上げたくなるね。山は良いな、腹の底から雄叫ぶと自然と一体になれた気持ちになる(笑)

久々の登山故の、体力の衰えは然程感じなかったのだけど…昆虫センサーが著しく衰えていた自分に驚く(嘆)
風景のなかに蝶を見付ける目敏さにはかなり自信のあったわたしが、全く蝶を写真に収められないどころか足元に留まった蝶を見逃しまくる…
可憐に飛び回るヒオドシチョウ(緋縅蝶 )・アカタテハ(赤立羽)達に遭遇するも、動きが俊敏過ぎて撮影出来ず。
この時期なので越冬した個体なのだろうが、意外にも綺麗な翅をしたものばかり。

悔しいのでWikipediaから写真を引用。
image
これが、ヒオドシチョウ。久々に遇ったが、過去一度として写真に収められていない…
因みに「緋縅」とは武士が鎧を着ける際に結ぶ部分の名称であり、この蝶の翅の鮮やかな模様をそれに例えたもの。日本人って…繊細というか神経質というか(苦笑)相変わらず、和名はロマンが無いよね。
学名Nymphalis xanthomelasにもあるように、タテハ蝶の属名である「Nymphalis」はそのままニンフ(妖精)の意味である。英名「large tortoiseshell」は大きな鼈甲(べっこう)の意、英語でtortoiseshell catは三毛猫の意味になると思うととてもしっくりくる気がしないだろうか?
毎度思うことながら、学名にはロマンがあり英名にはセンスがある。

image
今回写真に収めることが出来たのは、このミヤマセセリ(深山挵)のみ。
前翅に性標が見られるので雌だろう。

とはいえ、どれもレッドリスト登録種。
ミヤマセセリに至っては、東京都では絶滅種である。
セセリ蝶は地味だけどね、可愛いよ。

image

最後の0.2kmをかなりまったり登った為に、目標の13時を少し過ぎた辺りで山頂へ。
曇っていて遠くが見えない…

image
昼食休憩をとり、篠原へ下る。
下りの道はなだらかで足腰に易しい(笑)
1時間そこそこで下山。
里に着いた頃には天気も回復してきたけれど…結局のところお目当てのギフチョウには今年も逢えず。一体なんの為に此処まで来たのか?(泣)
image

腑に落ちぬ…
やっと天気も少し回復してきたというのに!
半ば自棄になったわたしは、とぼとぼと辺りを散策し…美しい桜の花咲く山道に導かれるように…
image
もう一つ山を越える決心を固める(笑)
石砂山の篠原登山口から程遠からぬ場所にある山、石老山(せきろうざん)!

石老山は出だしから急な道が続き、登り始めて数分でこれはまずい選択だったと気付く(苦笑)
時刻は既に14時半を過ぎた頃、ゆっくりと陽も暮れ始めている…前日から不眠の人間が二つ目に登るには危険な山だった。息を付ける道が無い。
重ねて、石砂山と違い道標に「あと〇kmで山頂」という記載が無く、一体いつまで登れば良いのか。寧ろ、途中から道標すら無い二股の道が出現し勘で進むという冒険をする羽目に…
一応シーズン中とはいえ、この平日も石砂山〜石老山は登山客に2名程しか遭遇しなかったようなマニアックな場所である。一人登山は楽しいが、万一遭難したところで助けを呼ぶのが難しいという危険がある訳だ(苦笑)
しかし、登り始めたからには頂上を目指さなくてはならないのが山である。
偽ピークに何度も騙されながら、何とか16時前に山頂に着く。
image

逆光…
image

脚痛すぎてあまりに辛い道程だったので…頂上の光景を目の当たりにして若干涙腺が弛む。
あぁ、無事に辿り着けた。
もはや雄叫ぶ気力も無い。
日没が迫っているので、一息ついてさっさと下山。

image
下りは、比較的穏やかで展望台からのぞむ相模湖が夕陽に照らされて美しかった。
石老山の見所でもある巨大な奇岩の数々(伝説が残されているものもいくつか有る)や、古代の雰囲気漂う杉の巨木が立ち並び圧巻だった。
image

…が、此処でスマートフォンの充電が切れる(泣)
もう遭難の心配は無さそうだったが、写真が撮れなくなったのが心残り。
麓にある顕鏡寺も閑静で素敵な場所だった。岩窟、神奈川の名木にも選ばれた樹齢四百年の銀杏や、複雑な根を持つ蛇木杉など、素晴らしかった…が、写真は無いので相模湖観光協会のblogから拝借。
image
image

パワースポット感満載。
最近では、NHKの朝ドラで注目された美貌の女流歌人・柳原白蓮の墓があることでも有名だとか。

一先ず、何とか無事に下界へ戻れて安心。
また暫く歩き、登山口停留場でタイミング良くやって来たバシャに乗る。時間帯のせいか、客が何故かわたし以外全員坊主頭の男子高校生で浮きまくる(苦笑)

旅の疲れを癒しに、プレジャー・フォレストの日帰り温泉へ。湯上がりにマッサージを受け、夜風に当たりながら晩酌し、また湯冷めした身体を再度温泉に浸して肌もつるつるである。
今回も大冒険だったな。色々あったけれど楽しい一日だった。
image

しかし…
ギフチョウ、今年も逢えなかった…
天気がまずかったのか?
来週辺りまた時間つくって行けないだろうか?と割りと本気で目論んでいる。


ランキング参加中
↓please click↓
alf_maria_lully at 02:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
profile
Archives