December 2017

December 31, 2017

2017

滑り込み…2017年の活動
もう無理書けない…


11月2日〜5日 “アルラウネの滴り -改訂版-”
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昨年の初演から殆ど一年ずっとアルラウネ浸けだったように思う。ここへ来て朝霞のボケ具合がピーク…ただ、超突貫だったけど新しい衣装が縫えたことだけは自分を誉めたい。


11月23日 “Braqs Sharqi -耽美派革命-”
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ゴシックベリーダンサーMayuさん主宰のイベントに朗読で参加。
アルラウネの毒も抜けきらぬうちに、執筆・稽古・本番まで約一週間という荒業。演目は「変身物語」より、美少年アドニスの神話。
濃いイベントだったな、楽しかった。


“cafe&bar MIROIR”
今年、9月・10月の稽古期間以外は毎月開催していた隠れ家サロン企画。
毎回過去作品の映像上映に、それに準えたカクテルやドルチェ、短編芝居の上演、朗読サービスなど…試行錯誤しながら楽しく開催していました。
基本的にキッチンに立っている人だったのだけど、公演のお見送り以外でお客様と直接お話出来る機会も貴重なので非常に新鮮だった。
サロン会場のあの距離で演目をやるのも緊張感があってメンタル鍛えられたかな。
毎月やたらとメニューも充実して、妙なスキルを上げる。我ながらどれも美味しかったなと思うんだけど、敢えてあげるなら…

ローレライ(4月)
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薔薇のチーズケーキ(5月)
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夏野菜のガスパチョ(6月)
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このへん?
他にも色々つくったな…

ご来場ありがとうございました。



*番外編*
今年もあれこれ印刷物データをつくっていたのでまとめ。
他団体の宣伝などもお手伝いしていたのだよ。化石のようなPhotoshopで頑張る…今年もうちのPCさんはよく働いてくれました。


バロックダンス愛好会「Bal Maspue」
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芸術集団れんこんきすた「かつて女神だったわたしへ」
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芸術集団れんこんきすた「木立によせて」
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れんこんきすたさんは毎回超丁寧にデザイン説明をくれるので、わたしただデータ化しただけ感…
ちなみに、女神に関しては某ブルゾン風のPVにも出ている。まだ公開されていますよ。


colors7~C7「Mermaid-drop」
これ裏面すごい頑張った。
Mermaid-dropは物販のパンフレットやTシャツのロゴなんかもデザインしたよ。
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「Le Matin vol.2」
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そしてホーム…
耽美童話の会「荊の肖像/櫟の館」
初の、キャスト写真付きフライヤーだったね。
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「アルラウネの滴り -改訂版-」
この写真物凄い撮り直した。しかし最大のポイントはロゴが格好良いこと(笑)
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こうして見ると色々やったね。
ご縁に感謝。 


あぁ…やっと纏まった。
超駆け足で2017年振り返ってみましたよ。今年も本当に色々な現場に関わらせて頂き、沢山の良い出逢いに恵まれました。ありがとうございます。


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December 30, 2017

2017

滑り込み…2017年の活動


8月10日 “Le Matin vol.2”
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本当に心臓鍛えられた…いや、非常に楽しかったのだが詰め込みまくってその後暫し廃人。
ステージはお客様ありきだと改めて思いました、皆様ありがとう。本当にありがとう!
これはちゃんと纏め書いていたので、此方の記事どうぞ→http://louis-asaka.blog.jp/archives/1938518.html


9月29日〜10月3日 “Mermaid-drop”
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LesMiroirsの元劇団員であり、小劇場では一番長い付き合いなお世話になりっぱなしの祐妃美也さん。の主宰するC7の活動休止公演。
人魚姫の伝説を巡るファンタジー作品。
きらきら可愛らしい若手さんに混じって、奮闘しておりました。王子様でした。春の舞踏会で白タイツを解禁して以来もう怖いものなし、メイクパレットから殆ど使ったことのないピンクやオレンジのチークがばんばん減った。せめて見た目だけでも若く…
衣装もフル私物で王子役が出来ちゃうあたり、なるべくしてなった感はあるが、如何せん周りが本物のきらきら美少女ばかりだった為に本来闇の生物であるわたしには眩しい現場だった。でも皆可愛かったな…稽古場からして華やかだった。
役名まんまなので致し方ないだろうが、皆して王子と呼んでくれるのでなかなか良い気分だったりして(笑)

実は印刷物のデザインなんかも兼ねていて、こいつが地味に大変だった。
パンフレットやらシャツやらね、皆様お買い上げ本当にありがとうございます。頑張って作った甲斐がありました。
直前まで入稿間に合わずのばたばたでして、小屋入り中にバスタブで眠ってリアル溺れる王子様体験をしたのも良い思い出…芝居に活かされました。

わたしには珍しく大所帯の座組だったので、色々な役者さんとご一緒出来たことも楽しかった。賑やかな現場の雰囲気が作品にも自然と反映されていたのじゃないかな。

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オフショット全然ない…と思ってたら楽屋で撮ったやつが一枚だけあった!
ヒロインのいっつみーと、語り手のめにーさん。
ザムザでは二階楽屋が定位置の朝霞らしい。
最後だったのにみや様と写真とか全然撮れていない…
みや様と舞台出るのも最後なのかなと、やっと楽日の朝くらいにしみじみ実感しまして感慨深いような寂しいような気分だった。結構早い段階からお話を頂いていたのに、過ぎてしまったら何だかあっという間だったね。
本当に、お疲れ様でした。


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2017

滑り込み…2017年の活動


6月8日〜11日 “耽美童話の会”
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ちょっと久々な気がするイベント公演。
普段の会場よりややコンパクトな劇場ではあれど、全編生演奏に加え初のアフターイベント付き公演と、なかなかぎっしりな内容。


“櫟の館”
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2014年のBAR公演(フラメンコギター演奏)、2015年の劇場公演(フルート&チェンバロ演奏)、そして今回は髑髏海月ちゃんのギター弾き語りでの公演…
これだけ短いスパンで何度も上演するとは思っていなかった作品だが、最初に原作を読んだ段階でただならぬ何かを感じたのも確かで“必然だったのではないかと、ね。”とも思える。
ダトル伯爵は、やり込む程に難しく感じる役なのだけど、境界が分からなくなるところに恐ろしさがある。40分程の上演時間を殆ど一人語りする気力の消耗もあり、役に飲まれるような緊張感が常にある。寧ろ飲まれてしまっていたかもしれない。
完全に役の視界が見えているのね。

再演する度に物凄い勢いで変化を続ける“生きた”作品だと思う。
しかし今回はわたし自身だけでなく、妻・ヴェラも、墓守・ルネも、更に個性が増したことで非常にバランスの良い演目になったのではないかな。
実際、海月ちゃんの生演奏と芝居を合わせたのは本番の前日からで、俯瞰で見ているルネの立ち位置にリンクしたこともあり、それまでの間(再演なので稽古が短かったが)れいさんと二人でじっくり稽古する時間が取れたのが良かったように思う。
この稽古の直前、実はプライベートでれいさんに物凄いお世話になっていて…そういった諸々や何気無い時間を過ごせたことも稽古以上に芝居に反映したように感じている。
とても静かで繊細な演目なので、舞台上でも本当に些細な二人の感情の揺れが伝わるようで、それらが今回のダトル伯爵をより厚みのある役にしてくれていた。
意外とこの役以前に所帯持ちのキャラクターはやったことが無かったのだけど、妻が居るとは、当たり前に存在した人が居ない悲しみとは、こういう感じなのかなと漠然と想ったのが今回。ヴェラとは前回以上に夫婦感がかなり増したと思う。
上演時間としては中編規模だが、かなり濃密な演目になれたのじゃないかな。
そして、今回の作品を通して沢山のお客様に海月ちゃんの歌を生で聴いて貰えたことも本当に嬉しい。役者と違ってミュージシャンの方からすれば7公演も同じ演奏をするなんて最早狂気の沙汰というレヴェルでしょう…色々と無茶をきいて頂き、未発表の曲や大切な持ち歌も歌詞を変えて貰ったりと作品に寄せて努めて貰いました。
アフターイベントで突発的にやって頂いた、れいさんとコラボの“星から降る金”も凄く癒された。


“荊の肖像”
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珍しく原作モノであり、LesMiroirsが10年以上頑なに避けてきた吸血鬼モノ。
吸血鬼が駄目なのではなく、単にわたし血が嫌いなのね…でも吸血鬼やるなら絶対にカーミラと昔から決めていたのだよ。思い入れ故、演出が相当煩かったと思います(苦笑)

昨年にアルラウネの執筆でだいぶメンタルやられてしまったので、リハビリのつもりで原作モノを選んだのだけど…結果、更に痛手を受けてスランプ状態に陥ってしまった。
4人(殆ど3人)でやる作品じゃないって…
原作ファンの方からしたら、そんな編集の仕方する?という意味でも驚かれたかもしれないが、如何せん凄く淡々と進む話で舞台劇に興すのが難しかった。
更に、前述のように血が苦手なわたしが流血シーンを挟む訳もなく“血が流れない吸血鬼モノ”という逆に神経にくるホラー仕立てとなり、思いの外お客様が怖がる仕様となったようです。
こんなのカーミラじゃない、とか言う感想が無くて良かったなと心底ほっとしています…本来ならあそこまで原作に手を加えるのは良くないと思っていたので。

原作ではローラの回想として物語が進むので、カーミラの心情の動きは発作的なものでその内にある人間性や葛藤まではあまり語られない。
カーミラを主人公に置くことで、怪奇物の側面や艶っぽい少女愛ではなく、ドラマとして彼女の心理描写を丁寧につくりたかったのね。
少女のイノセンスを残したまま永久を生きることを強いられる苦悩は、その嘆きを呼ぶ名もなく自身すらその正体も分からないままに囚われてきたのではないか。ただ生を潤す為に人を襲うのではなく、喪われてしまった“自己”を探している漂流者なのだと。
わたしが度々このblogでも話題にあげる吸血鬼映画で「クロコダイルの涙」があるのだけど、血を吸うのではなく“愛情”を吸って生きているという解釈が素晴らしくて好きなのね。剥がれ落ちてしまった人間味を取り戻そうとしているようで。
カーミラが同じ年頃の少女ばかり狙うのはそういうことじゃないかと思う。

しかしね、殆どぽっと出状態で最後に美味しいとこ持っていくスピエルドルフ男爵が意外ときつかったな(苦笑)
“櫟の館”で抜け殻状態になったあと一時間近く楽屋待機していきなり出てきて花弁撒き散らすという。毎回心配だったわ、そもそもちゃんと喋れるかなって…
ひとまず全公演ちゃんと喋れて、ちゃんと花弁も飛んで良かったけど。

今作は演出サイドからじっくり作品をつくることが出来、これまで以上に主演としてかなり乃々雅さんを詰めまして、また新しくオーディションで採用した白城さくらさん・武川美聡ちゃんをどう魅せようかと試行錯誤し…改めて一線引いたところから作品を見る良い機会だったと思う。
ヴェルサイユから帰ったばかりで稽古攻めにしてしまったまどかさんにも色々面倒な注文を叶えて貰い、それどころか素敵な提案を沢山くれるので甘えっぱなしで作品を盛り上げて頂きました。
櫟にも云えるけれど、“観劇する”というよりも“体験する”と云うほうが合うような、空間まで演出する作品になれたかなと思います。


最後に、
“耽美童話の会”影で支えてくれた敏腕スタッフ様達にも心から感謝。
スタッフ3名だよ、今回…よく回してくださいました(泣)
天使のような癒しの制作スタッフ・ふぁるさん、
仕事がなんでも早いドリンクカウンターまでやらせちゃった舞台監督・みや様、
あの限られた劇場設備で全力出しきってくれた照明の魔法使い・アサトさん、
本当凄い少数精鋭で頑張ってくださいました。
ありがとうございました。


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December 29, 2017

2017

滑り込み…2017年の活動


4月16日 “Bal Maspue”
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バロックダンス愛好会の舞踏会。今年からLes Miroirsが正式に運営スタッフとして参加、ということでフライヤー撮影から宣伝諸々、当日の舞監?みたいなことまでやっておりました。

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初めて使う会場、毎度のことながら司会にレクチャーにばたばたとしまして、反省点もあったけれど楽しい会でした。

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irinaのロールケーキは此処でも好評。Bal Maspue仕様だよ。
一番の反省はローブが巧く仕上がらなかったことだね(苦笑)直前に予定が詰まりまくりまくって当日も不眠でございました…大量に仕入れてしまったビーズをなくす為にも、来年にリヴェンジを。


4月29日“夕映えのアジャントラ”
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煉獄サアカスの10周年LIVEに参加。
様々な楽器を操る超個性的なミュージシャンの方々、麗しいベリーダンサーの皆様、芝居・朗読にマイムに…盛り沢山の贅沢なセッション。数年振りにあの不思議な空間を体験出来ました。
煉獄の演目は、座長の神山てんがいさん演じる考古学者のオリタ先生が謎のサーカス団を追って様々な事件に巻き込まれるシリーズなのだが、わたしはこれまで固定(?)で頂いていた一輪車少女ではなく、初登場キャラの“ナンバラくん”という超絶すっとぼけた大学生の役で出演。普段の自分もここまでラフじゃないだろう緩い奴だった。
役者同士の絡みはほぼ無く、スマホにカンペを入れて読むという優しいようなどうなのかというものだったのだが、稽古参加2回という役者には恐怖のぎりぎりっぷりで有り得ないほど緊張したのか本番中の記憶が殆ど無い。
ミュージシャンやダンサーの方と一緒に作品をつくるのも珍しいのだが、皆さんの即興の的確さであったりナンバー毎の切り替え等、とにかくサクサク進む稽古が素晴らしかった。役者が丸一日の稽古で詰めて回数重ね無ければ進めないような感覚を二分くらいですんなり分かってしまう、端から見ているとそんな印象。尊敬します…
ミュージシャンと一口に云っても、どう見ても皆ジャンルばらばらなのによく纏まるなと。この不思議と一体感のあるところもまた煉獄サアカスの魅力なのかもしれないけど。
新鮮で刺激的な時間だった。


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December 28, 2017

回道

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今朝、今冬初めて霜柱っぽいものを見付けた。
神様にご挨拶して近道させて頂いた神社を抜け、何気なく見た生垣の下。
他所様の生垣をしゃりしゃり踏みつけるのは流石に気が引けたので(苦笑)軽くつついて満足。
こう毎日寒くては既に冬であることを認めざるを得ないが、視覚的に季節を感じると妙に感動したりして。
昇る太陽には一種の戦慄を覚えるような完全夜型のわたしだが、時折健康的に朝の時間を楽しむこともある。ぶっ通しで稼働したあとなので疲労感は否めないのだが…
タクシーも馬車も来なかったせいでうっかり一駅近く歩く羽目になってしまい、せめて少し自分を甘やかしてやろうと開店直後のパン屋で焼きたてのパンを買い込んでみた。

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あ、なんだか優雅だな…
もう眠るだけなので紅茶はラベンダーで。その紅茶の香りにも勝る勢いで部屋中がバターの良い匂い。うん、寝しなに頂くにはなかなか罪深い。

普段と違う道を使ってみるのは色々と発見があって楽しい。
今の屋敷に越してきて半年ちょっと経つのだが、暫く稽古続きだったもので…気紛れにジョギングをしても近所の土手で終了、そもそも活動時間が基本的に深夜〜早朝なので辺りを探検することも出来ず過ごしてきたのだ。
つい昨日も、割りと近所に大きなホームセンターが有ることを偶然知り、工具やら木材やらを衝動的に買い込みそうになった(苦笑)
形から入るタイプなもので、ホームセンター(舞台セット)や服地屋(衣装)に入り浸ると芝居の視覚的な案が浮かぶのね。で、余計なものまでうっかり買っちゃう…
否、昨日は我慢したよ。木材のコーナー見ただけで。


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December 22, 2017

頂物

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頂き物のオレンジだか蜜柑だか分からない果物を白ワインに漬けてみた。ら、物凄い美味。
そもそもこのワインも頂き物だったのだけど、白はカクテルに使うくらいであまり飲まないので…栓を抜いたまま余ってしまっていたのだよね。
氷代わりに冷凍ブルーベリーを入れて、なんだか見た目もお洒落。

本当はワイン飲んでまったりしているような時でも無いのだが、やっと今年の表だった活動も終わり、途端に無気力モードというか充電切れというか…
まだ大掃除とか終わっていないのだけどな。
今年はblogをさぼりまくってしまったので、せめて年末にまとめ的な記事も書きたいなと思いつつも、なかなか進まず。
元々かなりの(もはや病的)ロングスリーパーなのだよね、稽古期間などはなんとか耐えているけれど、何も無いと本当にひたすら眠ってしまう。どうにかならんものか…

今年中に終わらせたい色々、今からどのくらいこなせるだろうか。


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December 21, 2017

十二月

12月のサロン、無事に終了しました。
今年一年、稽古で休んだ月もあったけれどほぼ毎月続けてきたサロン“cafe&bar MIROIR”もここで一旦終了。ラストを豪華に締め括ることが出来て、この一年遊びに来てくださったお客様にもゲストで参加してくださったキャストさん達にも感謝です。

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ご来場頂いたお客様達と…


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12月は、ゲストに中川朝子さんをお迎えしての“Dawn Blood”特別版?をお送りしました。
元々ご一緒させて頂いていたLIVEイベント“Le Matin”の短編のひとつで、れんこんきすたの奥村千里さんが書いてくださっていた本。Mumで上演するなら是非これを!とお願いした訳で…凄く会場の雰囲気に合っていたのではないかな。
お客様の居るカウンターでの緊張感と、近いようで遠い絶妙な覗き見感(笑)なかなか良かったでしょう?

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演目以外にも勿論、おもてなしメニューも充実。
今月のドルチェはガトーショコラ。クランベリーとホワイトチョコの“ガトーショコラ・ブラン”、前日にオーブン借りて焼きました。わたしの好みでしっとりぎっしり固めな感じ。
苺の薔薇カットは大粒じゃないとよく分からないと学んだ…
中川さんセレクトの色々な紅茶もお客様に好評でした。

毎月のサロンは終わってしまったけれど、来年はサロン公演としての企画があるのでそちらもお楽しみに。
出演者も募集中だよ。
03/11 “METAMORPHOSES -メタモルフォセス-”詳細→https://ameblo.jp/les-miroirs/entry-12337789055.html

そして、中川さんとのイベント“Le Matin”の第3弾も来年2月に決定。
Dawn Blood以外にもシリアスなドラマから全力コントまで色々な短編芝居と、歌やトークで送るギラギラにエンターテイメントしまくっているショウです。
来年の舞台始めですよ、遊びに来てね。

ひとまず、年内の活動は全て終了。
ホームで華々しく終われて幸せです。今年は公演以外のイベントも多く、お客様と近い距離でお話出来る機会が沢山あり…色々な刺激や演者としてだけでなく未知のスキル(お菓子つくったりとかね)が身についたように思います。
隠れ家サロン、一年間本当に楽しかったです。ありがとうございました。


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December 16, 2017

玉蟲

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毎年12月のお楽しみ、ROYAL BLUEの公演を観て来た。
日時指定予約、やはり良い。一昨年までこれが無かったせいで劇場まで行っても観れなかったことが数回(満席で)。

今年の作品「玉蟲姫」、これ今までで一番好きかも。
昆虫好きにはなかなかツボだが、澪みちるさんが昆虫(生物)学者というのが風貌もなんだかいかにもそれっぽくて尚良い。
山奥でひっそり暮らしていた昆虫学者が、ひょんな事から奇病に冒された良家の跡取り息子の治療をする羽目になる物語だが、
様々に調べるうちに
巫蟲(蟲毒)の呪いが絡んでいることが分かる。

巫蟲!かなり胸が熱いモティーフじゃないか(笑)
しかも紅い玉虫なんて凄いロマンティックだなぁ…実際に紅い衣装を着た笹原千寿さんの玉蟲姫が妖艶なのに絶妙に無邪気で魅力的。
巫蟲は中国古来のものだったと思うが、それに寄せて姫や冒頭の踊り子達の衣装がちょっと中国宮廷風なのかな?

昆虫がこうも妖しい存在として登場するのがフェチ的な意味で堪らないが、蟲毒の話然り、玉虫の翅を御守りにしたり、更には河鹿蛙など、およそマニアックに偏っていると思っていたわたしの趣味な知識がさらっと登場するなんて嬉しい…!
元々知っていた方はお客様にどのくらい居たのだろう?あの界隈の芝居を観る方は結構好きだったりするのかな?
劇団ロゴが蝶で、舞台セットにも度々モティーフが付いているくらいだから多少なり劇団の方は昆虫好きなんだろうか。鱗翅目マニアとしては嬉しいのだが。

芝居自体も、毎度のことながら個性的なベテランキャストさん方の存在感でテンポ良く楽しめた。
あと照明が美しかった。千本桜ホールであんなに幻想的で奥行きのある明かりを出せるのは素晴らしい。開演前から、客席まで結構吊ってるな〜とは思ったけど(悲しい性で開演前の暇な時間につい灯体を見てしまう…)。

この劇団さんは年一度しか観られないけれど、毎年本当に素敵な舞台を見せてくれる。
来年も楽しみ。



観劇のあとはそのまま自由が丘へ向かい、明日のサロンの為にガトーショコラを焼き(オーブン借りたのね)…ネパール料理の店で中川さんのベリーダンスショウを観てきた。
美しい舞姫が明日はイケメンになるよ(笑)
サロン、是非遊びにいらしてくださいね。
ケーキも明日には更にしっとり美味になっている筈。

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December 15, 2017

SALOME

東山義久さん主演の再演版「サロメ」を観て来た。
どうしてもどうしても観たかったので、三日月バビロンのスタッフを1ステお休み…申し訳ない、でも行って良かった!

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初演はDVDで観たのみだが、これが物凄く素晴らしくて…上演当時東山さんを認識していなかった自分が“舘形さんがサロメじゃないならいいや”と観に行かなかったのを大変悔やんだ(初演は舘形比呂一さんがヨカナーン役だった)。
つべこべ言わずに観れば良かったのに。
しかし想像付かなかっただろう、どちらかといえば色男風で筋肉質の東山さんを“これは最も美しいサロメ!”と思えるなど…事実わたしは「サロメ」が昔から好きな作品で、バレエやオペラでも観て来た訳だが好き故に誰が演じても納得出来ないところがあった。
ちなみに、わたしがこれまで一番素晴らしいサロメと思っていたのはヴァイオリニストの川井郁子さんだった。実はこれも今回の作品と同じ上田遥先生の振付で、ヨカナーン役を西島数博さんが演じたダンス公演だったが。
思うに、わたしは「サロメ」を具体的に生々しくやられるほど野暮に感じられてしまい、精神性みたいなものだけで魅せて欲しいのだ。戯曲で想像した架空の人物を最早誰も越えられないからだろう。
だからダンスや音楽など抽象的なほうが良いのね。


上田先生も“美しいものを追求すると中性的な魅力に辿り着いてしまうのは古典芸術にも表れている”と言っていたが、
ふと気付いたけれど、中学生くらいだったわたしが「サロメ」の戯曲を読むきっかけになったのは映画の「オスカー・ワイルド」なのだよね。
ワイルドが男色で捕まったのは有名な話だが、その相手であるボジーに“熟れた果実を噛むように、貴方に口付けを…”とサロメの台詞を聞かせる場面がある。
作中でボジー役だったジュード・ロウが、輝くような美男子でだね…コケティッシュとはあまり男性には言わないだろうが、ちょっと小悪魔的な魅力があるのだ。
ワイルドは自分の恋人をモデルに戯曲を描いたとも言われているが、「サロメ」を読んだときに、映画のせいかワイルドはボジーに首を取られたのかという印象を受けた。
そんなことを思い出して…サロメを男性が演じるのはわたしの中では原点に近いというか寧ろしっくりくるのかなとも思った。

東山さん自身も“少女を演じるつもりはない”と言っていたし、あの風貌ではどうしたって少女には見えないうえに敢えて女っぽい仕草をしている訳でもないのに、紛れもなく“サロメ”という存在を体現している点が本当に素晴らしい。
初演のDVDも散々観たが、何故こんなに“サロメ”なのか不思議なくらい。今回の再演版は、更に表現のひとつひとつが繊細につくり込まれていて惹き付けるものがあった。
主演といっても台詞が一切無く、ダンスのみで全てを語る身体能力の高さは勿論なのだが、そういった目に見える以上の華やかさや圧倒的な存在感がこの人の魅力なのだろう。

やっと公演の話になるが…
全体の構成がだいぶ変わっていたので、再演と呼ぶのもどうかといった印象ではあった。初演よりエンターテイメント的な雰囲気が強く、歌や台詞も増えてメリハリのある…のが、わたしには逆に取っ付き難いところがあった(苦笑)前述の通り、野暮ったいというやつね。
確かに「サロメ」の作品自体よく知らないというお客様には凄く分かり易いと思うけれど。マニア向けな初演を経て何故再演が初級編に戻ったのか…恐らくわたしも初演を知らなければ特に気にせず観たのだろうが。

キャストも、より良くなった役と正直初演のほうが好きだったと思う役が半々…
致し方ないが、致命的なのはヨカナーンと少年が初演のほうが良かったことかな。あくまでわたしの好みだが。

ヨカナーン役の高岸直樹さん、元のキャストさんが降板したとかで急遽代役になったようで、元東京バレエ団プリンシパルという経歴の持ち主。確かにダンスの技術は申し分ないのだが…ヨカナーンではないな。綺麗過ぎるの(苦笑)洗練されていていかにも王子様っぽい役が似合いそうな爽やかな方でね。
きっとご本人の持ち味なのだろうという華麗な跳躍など、生命力に溢れ過ぎてイメージではない。
サロメとの“レッド・ヴァイオリン”は、セットが変わって振付もだいぶ違かったのだけど、初演の妖しさが激減して残念。
舘形さん(初演)のヨカナーンは本当に地底に何年も居るような、若しくは霞を喰って生きているような(笑)荘厳で重苦しい神がかった雰囲気で、ふいに現れたサロメに少し動揺するのを抑えつけている印象があって…禁断なムードのデュエットが官能的で、東山さんもなかなか艶っぽい表情をしていたように感じた。
高岸さんは表現がストレートだな。帰れ、穢れた娘〜!って(笑)本当にそういう撥ね付け方で綺麗に跳ぶものだから、サロメが弄ばれているようであんまりにも可哀想。戯曲の台詞は確かにそんな感じだけど、最後に幸せそうなデュエットもあるのに結び付かないな…それとも今回はあれもサロメの妄想という演出なのか?
この役で観ていなければ多分わたしこの人好きなのに、と思えるだけに惜しい。

そして少年役の木村咲哉くん。「ビリー・エリオット」のビリー役だった子で、この子も確かに巧いし大人顔負けのパワーがあるのだが、高岸さんと同じくきらきらし過ぎという意味で「サロメ」の雰囲気ではない印象。
“少年”という役は戯曲には登場しないが、サロメの無垢さを表す存在として居る、義父の宴から逃れてサロメが遊び相手にして寵愛している小姓ちゃん。
初演は三浦宏規くん、これまたしなやかで仔鹿のように軽やかに踊る美少年だったのでどうしても比べてしまうな。
今回はサロメと少年の関係性がかなり変わっていた。初演は冒頭に二人が無邪気に戯れるようなデュエットがあり、技術的にも存在感のうえでも三浦少年が東山さんと互角に渡り合っていてバランスが良かった。サロメが退屈しのぎに少年を誘って初々しくそれを喜ぶ少年が次第に距離を縮めるも、やがてヨカナーンに惹かれたサロメは少年に興味を失い、無惨に親衛隊長に殺される。というのが初演。
今回は少年から猛アタックして花を持って来たり踊ってみせたりするのをサロメが微笑ましく見てるという。美少年的な可愛さではなく、元気な幼児の可愛さなんだな。普段一目置かれる姫様が、無邪気に寄ってくる小姓にだけ心を開くのはある意味正解だと思うけど。
で、この少年は初演より大活躍なのだ。最後までちゃんと生きてる(笑)いや、流石にリアル子供な咲哉くんを刺し殺すのは残酷過ぎて厳しいものがあるが。
小寺さんとタップ対決をしたり、兵士達に混じってアクロバティックなダンスをしたりと見せ場盛りだくさん。今回は健康的な路線なのかと思って観ていたら、まさかの最後でゾッとする演出にこの子を使ってきたのには驚いた。
サロメがヴェールの舞を踊ったあとに、あの人の首を〜♪みたいなとんでもない歌を可愛い声で唄うんだよ。銀の盆を持って。怖い!生々しい!
サロメの無垢さを表現、という演出意図に納得せざるをえん。これをやりたかった故にリアルに子役を出したのか…これはエロド王も参る。

で、そのエロド王役が今回は森新吾さん。
実は再演キャストのなかで一番期待していた、新吾さん絶対あの役似合う。
期待以上、エロドがあんなにセクシーなのは反則だと思うくらい格好良かった。これまた新しい、本来この役はいっそ汚ならしい爺さんでも良いくらいに思っていたが、義理とはいえ娘が東山さんで妻が法月さんならこのくらい色気が無いと成り立たないか(笑)
ダンスに台詞に歌に…劇中最も大忙しなうえに常に欲望全開で暴れまくる役だったが、登場する度に物凄い熱量を客席に放っていた。
サロメとの父娘デュエット、艶やかだった。なんだか寧ろヨカナーンと踊っている時より色っぽい、サロメがちょっと媚びているぶん余計に。

エロディア役、法月康平さん。これまたサロメとは別種の毒婦めいた女性役という印象。
初演は桐生園加さんが紅一点で演じつつも、ガンガン踊りまくってかなり男前だったが(笑)しかし絶妙に男役臭が残っている感じが逆にエロディアには合っていた。
リアル男性の法月さんがどう演じてくるか楽しみだったが、思ってた以上にクセ全開できたなと。ヴィジュアルで全く原型が無いくらいナチュラルに(?)貴婦人風だったが、芝居はかなり特徴的につくってきていた。愚かしかった…悪女役を俳優さんが演じる図は良い。女性がやるより一層いやらしくて毒々しい。
全体的に初演より計算高くて強い。サロメに惹かれるエロド王を初演の園加さんは自分に振り向かせようと躍起になって媚びるが、法月エロディアは王に悪態をつく傲慢さ。キャストに合わせて変えたのだろう。
艶のある歌声も良かった。歌詞のなかに“ドゥエンデ”という言葉が何度か出てきたが、上田先生の好きな言葉なのだろうな。川井郁子さんがサロメを演じた時の公演タイトルも“Duende”、魔性・小妖精・鬼気迫る表現や恍惚の境地を意味する言葉。

初演からの続投キャストだが、今回特に目を引いた親衛隊長役・長澤風海さん。
王国を仕切る、死と恐怖の象徴的な存在をクールに演じていた。
剣を使ったアクロバティックなダンスが美しかった。


全体を通して、今回の再演で格段に素晴らしくなったのはヴェールの舞の場面。
舞台上に張り巡らした様々な色の紗布の間を縫うようにサロメが踊る。無彩色な印象の衣装やセットを使った劇中で最も華やかな場面だった。美しい。

最後の“インスティクト・ラプソディ”から“ヴァイオリン・ミューズ”をまるまる一人で踊りきる東山さん。
これは初演から振りも演出もほぼ変わっていないと思うのだが、客席で観られた感動と再演でより研ぎ澄まされた表現力が相まって、ただ呆然と魅入ってしまったな。
圧巻。映像で観たときに、最初はあんなに生首を振り回しながら踊り狂うなんて凄いなと思ったのだけど。サロメがあまりにも無邪気に笑うので、最早そんなこと考える次元じゃないのねと。
突き抜けた純粋さを持つサロメが、恋に恋したのと同じように歓びに歓ぶ恍惚のなかに居る。天井から静かに降り注ぐ砂の柱(塩なんだそうだが)が、昇華する想いや、ゆっくりと崩れていく現との境界を表しているよう。
この東山さんのダンスは言葉が聴こえるようにひとつひとつの振りに感情の揺れを感じるが、それが次第に言葉や台詞でなく歓喜の叫びに近いものへ変わっていく印象。
手の中に収め永遠に自分のものとなった愛しい人を、それでも確かめるように何度もかき抱いたかと思えば振り回したり、望んだ唇に触れるまでじっくりと歓びを噛み締め自身を焦らしながら、それが極上に感じる高みまで昇り詰める。
ラスト近く、生首を口に加えて微笑むサロメは、少女や子供というよりは動物的な野性味すら感じる。
踊りながら様々なものが脱ぎ捨てられて開放的になっていくような、最後には人ですらなく肉体から飛び出した魂だけが漂っている状態になってしまったのではないか。
サロメはきっと殺されてしまっても分からないのだろう。けれど、生きていたとしてももう戻っては来られないのかもしれない。

“サロメを殺せ”というエロドの台詞でこの作品は終わる。
その声すら聴こえず恍惚の表情でヨカナーンの首を抱くサロメを中央に残したまま幕が降りる。
ここも作品で別れるが、サロメの死体を運ぶところまで見せてしまうものもあるよね。あれは好きじゃない、王命より前にサロメは既に地上に居ないのだから。
この上田版「サロメ」は再び“ヴァイオリン・ミューズ”の流れるカーテンコールで、サロメとヨカナーンのデュエットがある。これが短いけれど非常に美しい。光に向かって昇華するようなあの曲にも合っている。
サロメを愚かな悲劇だとすることは簡単かもしれない。狂気には違いないが、穢れを知らぬからこそ突き抜けた境地まで至ったと思えば彼女には幸福な話だろう。この神々しいまでのカーテンコールの流れが、サロメの魂を穏やかに見送っているようで胸が熱くなった。


初演や戯曲のことまで引っ張り出して長々書いたが、総じて初演とは別物だった。ちょっと思うところはあったけれど、やはり生の舞台で観る感動には変えられない。観に行って本当に良かったと思う。



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alf_maria_lully at 16:04|PermalinkComments(0)

December 11, 2017

天空螺旋

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三日月バビロンの公演「天空螺旋 -憶い降る舟-」が終幕しました。ご来場ありがとうございます。

一応、衣装スタッフとして召喚されていたのだけど主要なものは殆ど初演時に作ったまま使って頂いたので、実は大して仕事をした訳でもなく(苦笑)ちょっとしたコーディネイトと直し物のほかは、ひたすら楽屋でアイロン掛けていたくらいだね。
仕込み・ばらしをちょっとお手伝いしたが、そもそも自分の劇団でもあまりやらない作業なので(うちは建て込むものが少ない…)さして使い物にならなかった感が否めない。なぐり持ったの何年振り?釘一本打つにやたら時間掛かるし…作業一時間くらいでやっとコツを思い出したかな、というレベル。
スタッフの方々にも“朝霞さんが釘打ってる!”と珍しがられた。そうだよね…

メインは場内整理&受付スタッフ。心込めてお客様をご案内させて頂きましたよ。

スタッフしつつ本編も拝見した訳だが、初演からキャストも変わりまた新鮮な気分で観られる部分と、元々気に入っていた場面の“来るぞ来るぞ…待ってました!”感が味わえて二度美味しい(笑)
子供時代の朱里ちゃんのお祭りシーンが非常に好きなんですね、それはもう好き過ぎて不気味なほどに。
ベテラン勢の独り語りもとても耳心地好く。それぞれがひとつのエピソードを担って延々語るのだが、どれも絶妙なテンポと魅力的な声で気持ち良く聞き入っていた。
障子に映る影絵の演出もノスタルジックな雰囲気で素敵だった。

今作が10周年公演となる三日月バビロンだが、前身の三日月少年から数えるともう何年目になるのだろう?
わたしが小劇場で活動し始めた頃からずっとお世話になっており、硬質透明と謳われる美しい舞台を変わらず、一切の妥協なく創造し続けてくれる貴重な劇団です。
もう10年も経ったのか…と感慨深いというよりは、キャストさんスタッフさん共にあまりに自然に安定している不変さに少し驚くくらいなのだけど(笑)
これからも、更に深化した美しい世界を魅せてくれることと思います。
10周年、おめでとうございます。

[画像:0f42be74-s.jpg]


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alf_maria_lully at 16:01|PermalinkComments(0)
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朝霞ルイ

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